洗面を兼ねて温泉に入り、6時から朝食。朝ご飯もきめ細かな心遣いが感じられる美味しいお料理だった。
その後、荷物を大広間に運んでから、バスでリフト乗り場へ。リフトは通常8時からの営業だが、山酔会のために特別に7時半から動かして頂いたとのこと。全てS会長の計らいだ。
天気は快晴!Aさんと二人楽しくおしゃべりをしながらリフトに揺られていった。
頑張って鳥海山に登ったご褒美か好天になり、素晴らしい眺めだ。
リフトを降り、班ごとに登っていく。木道の快適な道が続く。遙か彼方に月山が姿を見せ、足下には雪解け水のせせらぎが幾筋も流れている。鴬が鳴いている。
少年と若い父親が下りてきた。月山山頂に泊まったのだとのこと。
雪渓に旗が何本も立っていて夏スキーを楽しんでいる人達がいる。
やがて雪渓を渡る。滑らないように慎重に足を運ぶ。でも後から来る人の写真を撮る余裕もあった。
もう一つ大きな雪渓を登ると鞍部の牛首に到着。休憩となった。
ここでIさん・Sさん・Yさん(付き添い)の3人が待っていることになる。
「頑張って!」とS会長に励まされながら大きな石の登山道を登っていく。
月山山頂に泊まったというグループが下りてきた。鳥海山の山小屋でも一緒だったグループだ。九州から来たのだとのこと。
紫色のウツボグサ・ピンク色のハクサンフウロなどが出迎えてくれた。
やがて山頂に到着。立山の雄山山頂と同様、山頂の神社で500円を払ってお祓いを受けている人が多かった。
全員で記念撮影をしてすぐ下山開始。今日横浜に帰るので、遅くならないように急がなければならない。IさんにはSiさん達が付きそってくれていた。
雪渓を下りるのは楽しかった。雪が溶けて歩きやすくなっていた。
木道を下っていくと、雪解け水の流れているせせらぎのところで「M子さん、タオルを濡らして首に巻くと冷たくて気持ち良いよ。やって上げようか」と私が首に巻いていたタオルを水に浸して下さった。
本当に冷たくて気持ちが良かった。幾筋もせせらぎが流れているので少し行くと、また冷やして下さった。
ようやくリフト上駅に到着。Aさんと一緒に楽しくおしゃべりしながらリフトで下っていった。
上りのリフトに乗ってすれ違った観光客が「良い感じですよ」と声を掛けてきた。
宿に戻り、時間がないのでA班から10分ずつの交代制で温泉に入り汗を流した。
その後、ビールと冷やし山菜そばの昼食。具沢山で美味しかった。
ここで別れる佐渡のKさん・新潟で行われているインターハイに出る教え子の応援に行くTさん・知人と会うSさん・山形に実家があるKご夫妻がスピーチをした。
その5人に見送られてバスは一路横浜を目指した。
関東に近づくと、恒例により一人一人が感想を述べ、全員で山の歌を歌い、S会長が総括して、途中渋滞もあったが、横浜には22時30分に無事到着。安全運転のOドライバーにも感謝して、鳥海山・月山山行は幕を閉じた。
月山は雪渓のある風景や美しい花々・雪解け水のせせらぎなど癒しの山でした。
皆さんのお陰で無事、鳥海山・月山山行が終了し感謝で一杯です。
ちなみに、留守中に夫が作った俳句 2句
妻山行 三泊四日 夏の月 (7月27日)
出羽三山 留守居サンザン 夏の月 (7月30日)