お二人さまの老後

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錦秋の弥三郎岳・白砂山山行

2013-11-21 16:03:25 | 日記・エッセイ・コラム

  11月16日(土)昇仙峡の西に連なる弥三郎岳から白砂山への山酔会山行に参加しました。

10月の山行・八ヶ岳の西岳・編み笠山は風邪をひいて直前にキャンセルしてしまったので、8月の御嶽山・乗鞍岳以来3か月半ぶりです。

  横浜駅西口のいつも場所でS会長らが待っていてくださり、バスに乗り込むとみなさんが「おひさしぶり!」と笑顔で迎えてくれました。山酔会の魅力は山だけでなくこの温かで個性的な仲間たちとの触れ合いなのです。

  天候は前日の雨も上がり、快晴で風もなく絶好の登山日和です。錦秋の山歩きを期待して参加者は46名。座席は満席でした。

  バスは予定通り6時10分に出発し、まず、朝食タイム。持参したいつもの朝食のピザトーストとヨーグルト・バナナで腹ごしらえ。Aさんの餡パンもいただきました。

  幹事のG氏の司会で、恒例の山酔会の歌斉唱、S会長挨拶。全員による近況報告がありました。

  今回はベテランの山ガールのMさんが、故郷の山ということで下見をしてくださって、下山ルートが変更され、また、甲府市役所に通って立派な地図や観光パンフレットなどを人数分用意してくださったのには感激。Mさんの故郷と山を愛する気持ちが十分伝わりました。その地図を見ながらの説明で今日の山行ルートがよく頭に入りました。

昇仙峡は明治41年生まれの亡き母が訪れたと話していた昔からの景勝地。今回は観光ルートを避けてその北西側の山に登るようです。

  紅葉シーズンで高速道路や国道は渋滞していたようですが、年の離れた妹のようなAさんと他愛もないおしゃべりをしていたので楽しく過ごせました。

  やがて見覚えのある奇岩が見えてきました。昇仙峡は数年前に渓谷沿いのルートを歩いたことがありますが、登山は初めて。

  ロープウエイがあり、その終着点のパノラマ台は観光客で賑わっていましたが、少し離れた登山ルートは人が少ないうえにハイキングのような山行で、展望の良いところでは南アルプスの山々や富士山、また錦秋の風景を楽しむことができました。

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  弥三郎岳山頂(1,058m)は花崗岩でできた岩の上。岩には足がかりの石段が彫られていましたが、ストックを戻ってきたKさんに預け、鎖や松の幹につかまりながら登りました。同時に大勢では留まれないので交代で記念撮影し、すぐに下りました。

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  この後白砂山に向かいました。白砂山は名前の通り花崗岩の砂の山で、白砂青松の眺めが素晴らしい。ここで遅い昼食となったのですが、平らなところが少なく滑りやすいので座る場所を確保するのが大変でした。

  このような場所でもY氏らがひれ酒やキムチうどんなどを作ってくれました。おにぎりを食べる前に、作ってきた煮しめをつまみにしたひれ酒のおいしかったこと!

  昼食を終わり、周りの風景を観賞。

目の前に先ほど登った弥三郎岳が望めました。 昇仙峡らしい 風景です。Dscn3950

この後全員で記念撮影し、白山を経由して獅子平に下りました。

  西日に照らされた黄葉の木下道は美しく、落ち葉でふかふかの道を気持ちよく下山することができました。

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優しく気遣ってくださった我がE班の班長W氏と参加をためらっていたNさん。やっぱり来てよかったでしょう?少しくらいの高血圧ならこのような快適なハイキング(運動)で下げられるのですよ!

  獅子平に下りるとOドライバーのいつものバスがドンピシャで迎えに来てくれて、甲府市内の燈(あかり)温泉に向かいました。渋滞で予定より2時間ほど遅れ、5時半頃になりましたが、温泉で汗を流し、体を温めほぐした後の生ビールの味は格別でした。

  帰りも渋滞に巻き込まれましたが、10時前に横浜に帰着できました。

  皆さんお世話になりました。山行は70歳までと思っていましたが、この程度の山ならもう少し参加できそうです。

  山酔会のみなさん、よろしくお願いします。