お二人さまの老後

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深大寺・川越・鉄道博物館へのバス旅行

2013-03-17 11:19:57 | 日記・エッセイ・コラム

 3月13日(水)に深大寺・川越・鉄道博物館へのバス旅行に参加しました。

 退職した仲間が作っている会の主催する年に一度のバス旅行です。川越と鉄道博物館は行ったことがなく、深大寺も学生時代に行ったことがある気もしますが覚えていません。

 強い南風が吹いていたもののまずまずの天候の中、バスは予定より早く8時前に横浜を出発。参加者は30名で、そのうち女性は6名。お元気な80代も数名おられるようです。

 第三京浜を経て、環八に入ったところで渋滞に巻き込まれ、予定より30分遅れの9時15分に深大寺に到着しました。

 深大寺はNHKの朝ドラ「ゲゲゲの女房」でモデルの水木しげるさん夫妻が新婚当初住んでいたことで脚光を浴びたところで、参道に鬼太郎茶屋がありましたが、まだ。開店前でした。

 深大寺は733年の創建で、東京では浅草の浅草寺に次いで古いお寺だそうです。

 山門を入ると境内には鐘楼・元三大師堂・釈迦堂などがあり、釈迦堂の中には天平時代の小さな半跏思惟像が安置されていました。温かみのある仏様でした。

    
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 次に深大寺の裏手に広がる神代植物園に向かいました。園内は広く、四季折々いろいろな花が咲くようですが、今は見ごろという梅園に行きました。

 老木の紅梅や白梅が咲き競っていて楽しむことができました。

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  次にバスは関越自動車道を通って川越に向かいましたが、煙霧で視界が遮られ、運転に支障が出るのではと思うほど。道路の両側には畑が広がっていて、この所雨が降っていないので強風に土が舞い上げられたのでしょう。日本版黄砂といった感じで、初めての体験でした。

 川越には12時過ぎに到着。川越は小江戸といわれる古い街並みが保存されていて、ここもNHKの朝ドラで有名になったところ。

 「時の鐘」などを見学し、お菓子横丁の老舗で名物のいも羊羹をお土産に求めました。

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 40分ほど散策した後、「福登美」で昼食になりました。ここは古い料亭のようで、和服を着た仲居さんによっててきぱきとお刺身・揚げ物などが運ばれ、お酒もたくさん振る舞われ、男性陣はご機嫌でした。ご飯は各自のお膳の上で炊くおいも入りの釜飯で美味しいお料理の数々でした。

 次にバスで大宮の鉄道博物館に向かいました。

 大きな体育館のような3階建ての建物の中に、明治時代に初めて新橋から横浜まで走った蒸気機関車や御料列車・団子鼻の初期の東海道新幹線などが展示されていて、ボランティアガイドさんが丁寧に説明してくれました。

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 車両の座席に座って説明を聞くことができ、館内で売っている駅弁を座席に座って食べることもできるとのこと。

 最後に2Fにあるジオラマに行って模型の電車が走る様子を見学しました。皆さん、子どもの表情になって楽しんでいました。

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 1時間半ほど見学してから、予定より45分ほど遅れてバスは横浜に向かって帰路につきました。楽しいバス旅行でした。

 

 

 

 

 


パソコンをWindows8に乗り換えました

2013-03-04 16:43:27 | 日記・エッセイ・コラム

 11年間使っていたWindowsXPでしたが、写真をたくさん保存し、日記も写真入りで11年間書き溜めてきたので、さすがに空きディスクが少なくなり、起動もとても遅くなってしまいました。

それで、思い切って1月中旬にWindws8に乗り換えました。 売り場の人に11年間もXPが壊れなかったことに驚かれました。

新しいパソコンも今まで通りNECのノートパソコンです。このパソコンはタッチパネル式で画像もクリアなのですが、使い勝手が異なり、操作に四苦八苦する1か月半でした。

メールはプロバイダに電話して手とり足とり教えていただいて、なんとかできるようになりましたが、問題はブログで、画面がケータイ用のように小さかったり、画像の挿入が今まで通りできなくて、初めはブログだけは古いパソコンからアップしていました。

しかし、古いパソコンのマイコンピュータが不具合になり写真の取り込みができなくなってしまいました。

 こちらの方もプロバイダにメールし、そのサポートでなんとか新しいパソコンでもブログを続けられるようになりました。

「北茨城に岡倉天心の足跡を訪ねて」は新しいパソコンからアップしたものです。

ただ、写真に関しては前のほうが操作が簡単でよかったと思います。

 新しいパソコンを使いこなせるようにチャレンジすることで、老化防止になるかなと思い、頑張って毎日パソコンに向かっています。


北茨城に岡倉天心・野口雨情の足跡を訪ねて

2013-03-01 10:40:19 | 日記・エッセイ・コラム

 2月19日~20日に岡倉天心・野口雨情のゆかりの地・北茨城を旅してきました。

 退職した仲間で作っているS会の役員会が、毎年催している研修旅行です

 一行25名は朝8時に貸し切りバスで横浜を出発。常磐自動車道を一路北に向かいました。

 神奈川は雨後雪の天候でしたが、幸い茨城は曇りでした。

 最初に訪ねたのは笠間稲荷です。名前は聞いたことがありますが訪ねるのは初めて。

 伏見稲荷・豊川稲荷と並んで三大稲荷の一つとのことです。

 最初に隣接する美術館を見学。笠間焼に因んで、縄文式土器から始まる古代の焼き物から、備前・丹波・信楽・伊賀などの壺が展示してありました。

 その後、笠間稲荷の境内を歩きました。初詣の時期には賑わいを見せるのでしょうが、人影は少なく、寒くて早々にバスに戻りました。

 次にバスで水戸インター近くのドライブインに移動し、昼食になりました。水戸黄門ににちなんで「副将軍御膳」というランチで、大きな塗りの器にいろいろな料理が盛られていました。

 ここでお土産に「のし梅」を求めました。農産物も売っていて、赤ネギという珍しいネギがあり、普通のネギの白い部分が赤く、甘くて鍋物に良いとのことです。7~8本入って100円と安く、丈が短くバッグの中に入りそうなので買うことにしました。

 この後、バスで「茨城県天心記念五浦美術館」に向かいました。

とても立派な美術館で、広々とした館内には岡倉天心の足跡を紹介する記念室があり、横山大観らの日本画が展示されていました。

 岡倉天心については美術の教科書で写真を見たくらいで詳しいことは知りませんでしたが、

 「岡倉天心(1863~1913)は急激な西洋化の荒波が押し寄せた明治という時代の中で、日本の伝統美術の優れた価値を認め、美術行政家・美術運動家として近代日本美術の発展に大きな業績を残した。その活動は日本画の革新運動や古美術品の保存、東京美術学校の創立や日本美術院の創立、ボストン美術館中国日本美術部長就任など目を見張るものがあり、東洋や日本の美術・文化を欧米に積極的に紹介するなど国際的な視野に立って活動した」(美術館のパンフレットより引用)そうです。

 晩年には北茨城市の五浦に横山大観や菱田春草などと移り住み、創作に励んだとのこと。

 この後、今日の宿・五浦観光ホテル別館大観荘に荷物を置き、岡倉天心が建てた六角堂を見学しました。東日本大震災の津波で流失してしまったのですが、1年間かけて再建されたそうです。

  茨城大学五浦美術研究所が近くにあり、そこで六角堂の再建の経緯がビデオで紹介されていました。津波の後の捜索で六角堂の宝珠に収められていた水晶が発見され、今回の再建でも収められたとのこと。

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この後、横山大観らとともに創作に励んだという旧天心邸の前を通って、ホテルに戻りました。

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 夕食まで2時間ほどあるので、温泉に行く途中のロビーでは名物の鮟鱇のつるし切りを実演していました。

 温泉は昨年改築したばかりとのことで、海に面した露天風呂はとても気持ち良かったです。

 2日目は快晴!海から上る朝日がまぶしいくらいでした。

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 2日目は最初に野口雨情記念館を見学しました。

 野口雨情は北茨城生まれで、「十五夜お月さん」「シャボン玉」「七つの子」「赤い靴」など懐かしい数々の童謡を作詞しています。北茨城の風土が豊かな感性をはぐくんだのでしょうか。

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 次にバスは常磐自動車道を南に下って那珂湊を目指しました。日立・東海村・ひたちなかなどを経て、那珂湊のおさかな市場に到着。ここで買い物をし海鮮料理の昼食をいただくのです。

 おさかな市場には新鮮な殻つきの牡蠣やヒラメ・やりイカなどいろいろな魚が並んでいました。ヒラメを刺身用や煮つけ用にさばいてもらっている人がいましたが、私はやりイカを求めました。発泡スチロールの箱を100円で買い求めると氷とともに魚を入れて、持ち運べるように紐もかけてくれました。ほかに松前漬けセットも求めました。これでお隣と自宅へのお土産ができました。

 昼食は盛り合わせのお刺身と大きな尾頭付きのエビフライがおいしかったです。

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 最後に海沿いの51号線を走って最後の訪問地・潮来の愛友酒造を目指しました。

 お米からお酒ができるまでの説明と見学の後、男性陣が楽しみにしている試飲があるのです。

 小さな器で4種類のお酒をいただきましたが、その中で一番美味しかったお酒はほしいというと樽から目の前でビン詰めしてくれるのです。720mLで2,600円でした。魅力がありましたが、もう持てないので諦めました。

 この後バスは東関東自動車道と横羽線を通って横浜に4時過ぎに到着しました。

 北茨城はとても良いところで、今回行かれなかった国営ひたち海浜公園などと共にまた夫と一緒に訪ねたいと思いました。