お二人さまの老後

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お盆休みのバーベキューが復活

2011-08-17 13:29:49 | 日記・エッセイ・コラム

 昨年は母の病気でそれどころではなかったのですが、今年はお盆休みに兄弟や甥たちが集まって庭でバーベキューをすることが出来ました。

 お盆でも仕事がある人や他の用事で来られない人がいて、一昨年より人数は少なかったのですが、年に一度のバーベキューが実現しました。

 材料を全部こちらが用意するのは大変なので、今年は1~2品ずつ持ち寄ること提案し、甥のKくんはスイカと炭を、Aくんは蛤を調達してくれ、Rくんはひたちなかの地ビールをクール宅急便で送ってくれました。

 兄弟のSさんとFさんは買い物は無理なので、私が小田急デパートの柿安で買ってきて、費用を負担してくれることになりました。

 野菜は折良く広島県庄原在住の友人・Hさんが新鮮な野菜を沢山送って下さり、また妹も先日畑で作った野菜をいろいろ持ってきてくれたので十分です。

 下ごしらえとして、ジャガイモとトウモロコシを茹で、ご飯を炊いておにぎりを作り、茄子と胡瓜とミョウガに塩をふり昆布を入れて即席漬けの器にセット。

 牛肉のカルビは焼肉のたれに漬け、鶏肉は醤油と味醂に浸けて。ウインナには切れ目を入れ、枝豆を茹でました。

 Kくんは大きな発泡スチロールの箱と氷りを調達し、大きなスイカの他に冷蔵庫に入りきれないビールを冷やしてくれました。

 Rくんが持ってきてくれた自宅の畑で採れたトマトやミニトマトもその中で冷やしました。

 母がデイサービスから帰ってきたのでお迎え火を焚き、いよいよ5時頃からバーベキューの開始です。

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 牛肉・タマネギ・ピーマン・鶏肉・生椎茸・トウモロコシなど順に焼いていきました。

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 Rくんが手配してくれた地ビールはとても個性的な味で好評でした。

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  焼くと裏返ってしまう蛤ですが今年は上手に焼け、醤油とお酒を入れて美味しくできあがりました。

 母もお得意の「沢内甚句」を詠ってくれました。母がこんなに元気になるとは、昨年の今頃には考えられなかったことです。 

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 焼き上がったジャガイモにはバターとお塩をふって、おにぎりは焼いて刷毛で醤油をぬりました。箸休めの即席漬けも好評でした。

 最後に俵形した大きなスイカをいただきました。冷たく冷えて美味しかったです。

 9時半頃お開きになりましたが、楽しいお盆休みのバーベキューでした。

                     


立山山行 その4 黒部観光

2011-08-14 16:12:14 | 日記・エッセイ・コラム

 4日目の予定は黒部観光です。

 必要な物だけザックに入れ、着替えた衣類などはバッグに詰めて、ゆうパックで自宅に送ることにしました。

 6時半からの朝食を済ませ、みくりが池畔で記念撮影をしてから、バスターミナルに向かいました。

 Aさんが私のバッグを持ってくれました。立山ホテルで吟醸酒「立山」をお土産に買い、衣類の間に入れてゆうパックで送る手続きをして、スッキリ身軽になりました。

 トロリーバスは7時45分発。景観と環境保護のため全てトンネルの中を走ります。10分ほど乗ってから、さらにロープウエイで下りました。途中1本も支柱がないのがここのロープウエイの特徴だそうです。

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 黒部平の展望台から振り返って立山連峰を眺めました。ガスがかかっていましたが徐々に雄山が姿を見せました。

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 前方は後立山連峰です。赤沢岳・針木岳などとS会長が説明してくれました。20代の頃縦走した唐沢岳や五竜岳は残念ながら視界の左奥にあり見えませんでした。

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 この後、さらにトンネルの中をケーブルカーで下りて黒部湖に向かいました。

 時間がたっぷりあるので黒部湖で遊覧船に乗りましたが、私はほとんど居眠り状態でした。

 その後、ダムの上を渡りながら、ダムから噴出する迫力ある水を見物。

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 NHKのプロジェクトXでも取り上げていましたが、黒部ダム建設は難工事で、多くの歳月と人員を要し、また多数の犠牲者が出たそうです。その方々の名前が刻まれた、慰霊のレリーフがありました。その前で 手を合わせ、冥福を祈ってから、さらに扇沢まで再びトロリーバスで下りました。

 扇沢には横浜から迎えのバスが待っていました。

 この後、「薬師の湯」に向かい、いつものように温泉に入り、ビールで乾杯して、無事に立山山行を終えたことを喜び合いました。

 

 

 


立山山行 その3 雄山登山

2011-08-10 14:33:19 | 日記・エッセイ・コラム

 午前2時に縦走組が出発するので、玄関で見送りました。空には満天の星。しかし間もなくガスがかかって見えなくなってしまいました。

 再び5時前に起き、温泉に入り、身支度をして、朝食のおにぎりと水を持って、玄関に集合。

 雄山にはガスがかかっていて、縦走組もご来光は拝めなかったのではと思われます。

 6時20分に出発、ゆっくり一ノ越をめざします。天候はまずまずです。

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 写真の中程鞍部が一ノ越、左上が雄山(3,003メートル)です。

 登山道は歩きやすいように石がセメントで固められていました。雪渓も5~6カ所横切りましたが、階段状に雪掻きがしてあったりして、アイゼンをつけなくても渡ることが出来ました。

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 途中休憩して振り返った景色は素晴らしく絵に描きたいような風景でした。

 短い休憩時間でしたので輪郭だけスケッチし、その風景を写真に残しました。

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 道端には可愛らしいお花が色々咲いています。

 Kさんがイワツメクサ・クロトウヒレン・ベニバナイチゴなどと教えてくれました。

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 8時10分頃一ノ越山荘に到着。

 S会長からお昼頃には雄山は雨になる予報なので一ノ越で引き返した方がよいとのアドバイス。しかしその頃には雄山山頂は晴れてきて、手の届くところにあります。

 女性陣は皆山頂を目指したいと意思表示。男性2人はここで戻ることになりました。

 (女性は強いですね)

 8時15分出発。ごろごろした急登の岩場を登っていきました。20分ほど登って休憩し、さらに20分ほど登ると平らなところに着きました。三ノ越です。

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 9時45分、雄山山頂に到着!

 雄山神社で夫へのおみやげに健康安全のお守り求めました。

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 山頂には鳥居があり、さらに登るためには入山料を500円払って、登山の安全祈願のお札と鈴をいただき、さらに神主さんが祝詞をあげ、お払いをしていただき、御神酒も少しずついただきました。雄山は古くからの信仰の山なのですね。

 しばらく休憩してから下山を開始しましたが、家族連れや警察学校の若者、中学校1年生と2年生の体験学習の団体などがつぎつぎに登ってきました。彼等に声をかけ励ましながら、私たちも励まされて、帰りは短時間に下りることが出来ました。

 S会長の予告通り、室堂近くに下りてくると雨が降ってきました。

 室堂の立山ホテルでビールやジュースを飲んで休憩。

 その後、立山自然保護センターを見学し、2時過ぎにみくりが池温泉小屋に戻ると、丁度縦走組が戻ってきたところでした。縦走組は実に12時間の山行です。初心者に配慮して歩くので予定より倍の時間がかかったのでした。

 私も下山するとどっと疲れを覚え、肩こりで頭痛と吐き気がして、夕飯は少ししか食べられませんでした。仲間のSさんが肩をマッサージして下さったり、K.Iさんが高山病ではないかと、冷えたポカリスェットを買ってきて下さったりしたので、大分楽になりました。

 この日は縦走組も疲れているので、早めに就寝しました。

 


立山山行 その2 称名滝・弥陀ヶ原・みくりが池温泉小屋へ

2011-08-09 17:46:38 | 日記・エッセイ・コラム

 山酔会一行のバスは予定より早く「グリーンビュー立山」に迎えに来てくれました。

 朝食を済ませ、皆さんと合流。バスは称名滝に向かいました。

 進行右手には断崖が続いています。高さ500メートル。長さ2キロに渡って連なる溶結凝灰岩の大岩壁で、「悪城の壁」という名前がついているとのこと。

 称名滝はこのところの大雨で立ち入りが禁止されていたようですが、運良くこの朝8時に解除になり、駐車場にバスを留め、滝に向かってなだらかな坂を登っていきました。

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 称名滝は4段からなる大滝で、落差350メートルは日本一だそうで、日本の滝・百選にも選ばれているとか。私たち以外は見物客はおらず、何より自然の中にあるのが良かったです。

 次にバスは美女平から立山道路に入りました。乗用車は通行禁止で、バスの通行料金は往復50,000円余りとのこと。驚きました。

 バスを弥陀ヶ原ホテルの駐車場に留め、弥陀ヶ原を散策しました。弥陀ヶ原は湿原で木道が渡してあり、歩きながらいろいろな可愛らしいお花を観賞できます。                             020_2

もみじからまつ・ヨツバシオガマなど高山植物に詳しいKさんが説明してくれました。

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 一時間半ほど木道を歩いて、ニッコウキスゲの咲き乱れる場所で記念撮影してから、バスで室堂に向かいました。このころ少し雨が降ってきました。

 バスターミナルでバスを降り、全部の荷物を持って、みくりが池温泉小屋に向かいました。

 みくりが池温泉小屋はみくりが池の湖畔にあります。左手上にあるのが温泉小屋です。

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 割り当てられた部屋に荷物を置いてから食堂で自由に昼食。

 富山出身のIさんお奨めで、「げんげの唐揚げ」を食べました。げんげは深海に住む魚で保存がきかないので、地元でしか食べられないようです。さっぱりした味でした。

 この後、自由時間となり、私たち4人は地獄谷に下りていきました。地獄谷は硫化水素の噴煙が上がり、長くとどまるのは怖いくらいでした。

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 温泉小屋はなかなか立派な山小屋で、温泉は24時間入れるし、食事も豪華でした。

 温泉で汗を流してから、夕食時に明日の雄山登山のコースをどうするか決めました。

 午前2時頃出発して、雄山から別山まで縦走するコースと明るくなってから雄山に登り、同じ道を戻ってくるコースです。私たち女性6人と男性2人は後者、それ以外の20人は前者ということになりました。

 明日、出発の早い人たちのために、20時には就寝しました。

 

 


立山山行 その1 集中豪雨でルート変更

2011-08-05 16:51:24 | 日記・エッセイ・コラム

  この夏の山酔会の山行は立山でした。

 「7月30日(土)の20時に貸し切りの夜行バスで横浜を発って立山に向かう。

 2日目は称名滝を見学し、弥陀ヶ原を散策して、「みくりが池温泉小屋」に泊まる。

 3日目はメインの雄山登山。午後には戻ってきて、室堂の自然保護センターなどを見学し、同じ温泉小屋に宿泊する。

 4日目は室堂からトロリーバスやロープウエイを利用して黒部を観光した後、扇沢の温泉で汗を流し、迎えの貸し切りバスで横浜に戻る」という計画でした。

 メインの雄山登山はコースが二つあって、深夜2時に発って、雄山に登る途中でご来光を拝み、大汝山・富士の折立・真砂岳・別山まで縦走して、小屋に戻ってくるのがAコース。

 早朝6時頃小屋を発って、一ノ越から雄山まで登って、同じ道を戻ってくるのがBコース。

 Aさんと相談し、深夜2時に出発する縦走コースは無理としても、雄山(3,003メートル)には是非登りたい。そのためには、疲れる夜行バスではなく、朝から電車で立山まで行き、立山に泊まって体力を温存し、翌朝、夜行バスの人たちと合流することにしました。

 インターネットで調べると、「上越新幹線で越後湯沢まで行き、その後、特急「はくたか」に乗り換え富山まで。電鉄富山に乗り換え、1時間ほどで立山に到着。所要時間は5時間余り」ということがわかりました。

 早速、立山にあるホテル「グリーンビュー立山」に宿泊を申し込みました。

 我々の計画を知ったJ.IさんとK.Iさんも一緒にと希望されたので、4人分の切符を1ヶ月前にみどりの窓口で手に入れました。

 雄山登山だけでなく、立山までの道中もホテルの豪華な食事も楽しみです。

 荷物は宿に置いておけるので、登山には小さなリックがあればよいと、バッグに着替えなどを詰め、軽アイゼンや登山靴とストックを用意し当日を迎えました。

 9時28分発の「Maxとき315号」に乗車するので、4人は9時に東京駅の上越新幹線乗り換え口で待ち合わせています。

 しかし、朝のJRの運行情報で、前日からの新潟・福島の集中豪雨のため、「はくたか」は全日運休というニュースが流れました。

 インターネットで他のルートも調べると、東海道新幹線で米原まで行き、そこから特急で富山まで行かれることが分かりました。料金は4,000円ほど高くなりますが、とにかく東京駅で仲間と相談することにして、東京駅に向かいました。

 4人とも早めに集合。相談の結果、夜行バスは疲れるので、遠回りでも電車で行くことに決め、切符を切り替えるため、窓口に並びました。

 窓口は非常に混雑していましたが、若いスタッフが親切に相談にのってくれました。

 乗り換えが一度で済むように、10時33分発の「ひかり」で米原着は11時48分。その後11時58分発の富山行きの特急「しらさぎ」に乗る。「ひかり」は指定席が取れるが、しらさぎは指定券は既に売り切れなので、自由席になる。とのことでした。

 これで一安心! 出発時間まで1時間ほどあるので、ゆっくりコーヒーを飲みながら待つことにしました。

 もう一組のグループSさんたち3人も、前日同じホテルに宿を取っていましたが、キャンセルして夜行バスに切り替えたようです。

 S会長からも、「グリーンビュー立山」からも、どうするか尋ねる電話がかかってきましたので、別ルートで「グリーンビュー立山」に向かう旨、連絡しました。

 「ひかり」では3人は近い座席でしたが、J.Iさんは少し離れた席になってしまいました。

 Jさんは車内販売でお弁当を求めましたが、3人は買い損ない、「しらさぎ」の車内で富山の鱒寿司でも買えばよいと思ったのが失敗でした。

 「しらさぎ」は混雑し、かろうじて座席は確保できたものの、立っている人が多く、車内販売は来ませんでした。金沢あたりまで2時間も立ったままの気の毒な人もいました。

 2時間半ほどで富山に到着。既に16時近くになっていました。

 富山駅で鱒寿司を買い求め、立山までの電車の中で4人で切り分けて美味しくいただきました。これも旅の楽しみの一つですね。

 富山から1時間余りで立山に到着。

 雨が降ってきましたが、「グリーンビュー立山」は駅から歩いて3分ほどの近いところにある立派なホテルでした。

 時刻は17時を回っていましたので、早速、温泉に入り、汗を流しました。広いわりにお客が少なく、 ゆっくり、のびのびと長い道中の疲れを癒すことができました。

 それから立派な食堂で夕食。ビールで乾杯の後、赤ワインをボトルで頼みました。お刺身や白海老の唐揚げ・牛肉焼き・鰻入りの茶碗蒸しなど豪華な食事に大満足!

 楽しい晩餐でした。

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 この日は「横浜ベイスターズは阪神に大勝し、横浜・F・マリノスも大宮に逆転勝ちで首位をキープ!」とスポーツニュースやJリーグタイムで知り、良いことずくめの一日でした。