2月19日(土)、山酔会の「曽我別所梅林の梅を愛でる会」に参加しました。
JR御殿場線の下曽我駅に10時に集合でした。東海道線の国府津で御殿場線に乗り換え、一つ目が下曽我です。
大船在住のSさんと打ち合わせ、藤沢発9時21分の前から3両目に乗る約束をし、下曽我駅には9時54分に到着。
参加者は男性5名、女性12名でした。下見をしてくださったK会長、Sさん、Yさんが曽我山に登るコースは大変なので、
今日は曽我の里散策コースにするとのこと。天気予報で15時頃から雨が降ると伝えていたので、ほっとしました。
K会長を先頭に御殿場線に沿った道を北に向かい中河原梅林に到着。歴史の長さを感じる見事な梅林です。
配られた資料によると「小田原の梅の歴史は古く、北条氏の時代、軍用に供するため梅干しづくりが推奨され、発展
した。市の北東部下曽我地区には、この梅干しの材料となる「十郎」、梅酒用「白加賀」を中心に3万5千本が植えられ
ている。小田原で梅干しが盛んになったのは、良質な梅に恵まれていたことと同時に、漬け込みに必要な大量の塩を相模
湾の塩田から容易に手に入れることができたから」とあり、納得でした。
10時30分、瑞雲寺に到着。見事な枝ぶりの紅梅がありました。
ネットで調べたところ「瑞雲寺は曹洞宗のお寺で、開創以来500有余年にわたる法灯を絶やすことなく灯し続けている。
小田原市曽我丘陵の麓、梅林の中に所在する花の寺といわれています」とありました。
この後、東南に向かって歩き、宗我神社へ。次の写真は10時55分。
宗我神社は旧曽我郷の総鎮守という表示がありました。境内の宿り木が珍しかったです。
更に南東方向に歩いて城前寺へ。ネットで調べると、城前寺は仇討で有名な曽我兄弟の菩提寺とのことです。
上の写真は11時13分。この頃には青空が見えてきました。
この後、南に下って別所梅林へ。右手西方向には箱根の山々が見渡せました。あいにく富士山は雲の中でした。
12時半ごろ別所梅林に到着し、梅林の中に陣取って昼食になりました。
Sさんのシートに座らせていただき、藤沢駅で求めた大船軒の押しずしを食べました。
Yさん達が作ってくださったホットワインとブルーチーズをのせたクラッカーもご馳走になりました。
この後、下曽我駅に戻り、梅の里センターで梅干しとブルーベリージャムをお土産に買い、下曽我駅14時18分発の御殿
場線で帰路につきました。雨に降られることもなく、楽しい観梅行でした。数年前に元同僚達と曽我梅林に来たことはあ
るのですが、今回はこの地区の歴史にも思いをはせ、印象深い観梅行になりました。みなさんお世話になりました。
お天気にも恵まれ、いろいろな梅の花たちが笑いかけてくれて、膝の痛みも和らぎました。
曽我兄弟の歴史もおぼろげにしか知らなかったので、お寺を巡りながらちょっと輪郭が見えてきた気がしました。
ブログを読ませていただくと、もう一度…追体験ができます🎵
今回も、ありがとうございました。