お二人さまの老後

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最後の茶道教室

2012-04-10 17:08:11 | 日記・エッセイ・コラム

 横浜のコミュティーハウスで続けてきた茶道教室もこの3月で終了することになりました。

 子ども達に日本の伝統文化を伝えたいとO館長に頼まれて始めた茶道教室。

 小・中学生対象に月に2回、土曜日の午後に行って、5年になります。

 途中から大人も加わり、三世代で茶道を楽しみながら、熱心に稽古を続け、毎年秋の文化祭にはお茶会を開催するなど頑張ってきました。

 初釜、お花見の頃の釣り釜、夏、平水指をつかう点前などは私の家に来て頂き、稽古しました。皆さん興味を持って楽しみに来て下さって、お道具の取り合わせをあれこれ考えるのも楽しいものでした。

 教室がある土曜日は自分の稽古日と重なり、午前中に自分の稽古を済ませ、昼食もそこそこに駆けつけるという状況でしたが、みなさん熱心に稽古し、上達も早くて、とても楽しい5年間でした。

 この3月でO館長が退職することになり、生徒さんそれぞれも新しい生活が始まるので、止めることになったのです。

 3月24日(土)は私の家に来て頂いて、お別れ会を兼ねた最後の茶道教室を行いました。

 かつて、コミュニティでスタッフとしてお手伝いして下さったTさんにもお声をかけて、来て頂き、総勢10人でした。

 釣り釜・旅箪笥・雲金の棗・しだれ桜の絵の白楽茶碗・雪洞の蓋置などを用意しました。

 最初に私が炭点前をしてから、生徒さん一人一人に芝点ての薄茶点前をしてもらいました。

 とても熱心で覚えも早いYUちゃん。4月から6年生です。

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 中学入学前に入会したMさん。1年目からお茶会でお点前をしました。もう高校2年生になります。

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 新宿御苑でお抹茶を飲んでから茶道が大好きになったというMくん。

 最近10歳年下の弟が生まれて張り切っています。5年生になります。

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 大人も全員お点前をして、充実した茶道教室になりました。

 最後に全員で記念撮影。

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 皆さんから素敵な桜の絵のお茶碗を頂きました。うれしかったです。

 私からも皆さんに使い古しですがそれぞれにふさわしいお茶碗を差し上げました。

 これからもお茶を楽しんで欲しいと願っています。 

 教室は終了しましたが、これからも四季折々私の家にお茶を楽しみに来て下さるそうです。