Rhythm Technique Fightingspirits

藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

藤枝MYFC対町田ゼルビア J2リーグ

2023年09月17日 21時39分23秒 | 藤枝MYFC
藤枝総合にてJ2を観戦

藤枝 0ー0 町田 ※公式入場者数:4,566人

得点
なし

得点には至らなかった決定機
前半3分 (町)ハイボールに合わせた15ミチェルが競ったこぼれ玉を9沼田がシュート放つがGKセーブ
前半5分 (町)CKを25藤尾がシュート放つがGK北村がファインセーブ
前半14分 (藤)中盤のパスをカットした10横山がそのままドリブルで攻めあがりシュート放つがGKセーブ
前半44分 (藤)10横山のCKを8岩渕が頭で合わせるが枠外
前半45分 (藤)27榎本のドリブルでの仕掛けから、こぼれ玉を10横山がミドルシュート放つがGKファインセーブ
後半7分 (藤)右からのクロスを28矢村が頭で合わせるがGKセーブ
後半13分 (町)27平河のドリブルからのクロスを15ミチェルが頭で合わせるがポスト直撃

藤枝スタメン
      41北村
  3鈴木 2川島 5小笠原
    7水野 26西矢
22久富          27榎本
    8岩渕 10横山
      28矢村
交代
後半0分 榎本→49永田
後半21分 水野→11アンデルソン(アンデルソンが2列目、横山がDH)
後半35分 岩渕→50浅倉

町田スタメン
      42福井
43鈴木 14チャン34藤原 2奥山
    33松井 41安井
 27平河       9沼田
    25藤尾 15ミチェル
交代
後半11分 沼田→39バスケス(バスケスが2列目右、平河が2列目左)
後半24分 安井→18下田
後半24分 ミチェル→7荒木
後半40分 奥山→6太田
後半40分 平河→30中島

感想
互いに持ち味を出し合った好ゲームとなったが、共に決定力に欠けスコアレスドローとなった試合。
前半立ち上がりは両チーム共に慎重な試合の入り方をしていたが、パワープレーを皮切りに町田が立て続けに決定機を作るが藤枝がこれを何とか凌ぎきり前半序盤での失点を防ぐと、藤枝も徐々にペースをつかみ前半途中からは五分五分の試合展開となった。
後半も五分五分の試合展開。前半がハイペースだったことと湿度の高い中での試合だったため、後半は両チームともやや運動量が落ちた印象。
藤枝はJ2で首位を独走する町田相手に互角に渡り合い、価値ある勝点1を獲得。
渡辺と久保の主力2人をJ1チームに引き抜かれ最近はなかなか勝てない試合が続いていたが、今日の試合は町田相手に失点0に抑えながら攻撃面でも決定機を複数回作りだす好ゲーム。今日の内容の試合を続けられれば全く心配無いと思える試合だった。
町田は青森山田高校を全国屈指の競合に育て上げた黒田氏が今季から監督に招聘され、現在J2で首位。戦い方は青森山田そのもので、80分ゲームのトーナメントの高校サッカー選手権で効率的に勝つことを追求した結果と思われるセットプレーの機会を増やす戦い方(CK,FKが警戒されるならスローインもセットプレー化させてしまえば良いということでロングスローを多用)は力強さ満点だった。
また町田のサポーターが多数会場につめかけ、町田サポーターの作り出す試合前のスタジアムの雰囲気がとても良かった。
なお今日の入場者数は4,566人。主力が抜けて最近なかなか勝てていなかったので入場者も伸び悩むかと思ったが、非常に多くの観客がスタジアムに駆けつけてくれていた。また9月30日のエスパルス戦(ホーム)は既にチケットが完売とのこと。藤枝サポーターが着実に増えているようでうれしい限り。

選手個評
北村:前半立ち上がりの決定機を防いだビッグセーブは大仕事。立ち上がりに失点していたら全く違う内容のゲームになっていた。
鈴木:ドリブルで仕掛けてくる相手を1対1で封殺するシーンあり。安定していた。
川島:守備の柱として無失点に大きく貢献。
小笠原:高さを武器に攻めてくる相手を良く跳ね返していた。
水野:良くボールを動かしていたが、アタッキングサードでの後ろ向きなパスが少し気になる。
西矢:うまくバランスをとってスペースをつぶしていた。
榎本:前半終了間際に見せ場作ったが、消えている時間が長かった。もっとえぐってほしい。
久富:守備でも攻撃でも運動量でもチームに貢献。
横山:前半の決定機は、エゴイストさが感じられたシーン。自分がパスカットしたボールなので個人的には好プレーだったと思う。
岩渕:前半終了間際のバックヘッドは惜しかった。簡単なパスミスが散見。
矢村:相手パスコースを限定させるプレスとボールのおさまりがあればプレーの幅が大きく広がる。
永田:仕掛けて町田守備を揺さぶった。
アンデルソン:シュート決めきれず。前線を活性化させた。
浅倉:シュート放ったが、時間短く見せ場は無し。

今日の試合で最も注目したシーン
前半18分38秒
藤枝の攻撃で右サイドにボールを展開して一度仕掛けて跳ね返され、5小笠原がもう一度仕掛けようと前を向いてボールを持っていた場面にて、中盤の底でボールを要求した26西矢が2回首を振って後ろを確認していたシーン。
前半15分までは一方的な町田ペースだった試合で、このし合い始めて藤枝が前を向いてまともに攻撃を仕掛けられた場面で、一度跳ね返されたこぼれ玉をDFの選手が拾ってもう一度攻めようとしていた場面。こういうDFの選手がボールを拾って2次攻撃を仕掛けるシーンというのは、後ろの枚数が減ってカウンターリスクが跳ね上がるシーンでもあり、攻撃していながら失点のリスクが一気に高くなる藤枝としては危ないシーンだったが、26西矢は中央でボールを要求して攻撃の組立に参加する姿勢を見せながらも、2度後ろの選手のポディションを確認してカウンターリスクの対応準備をしていた事に感心した。
試合の流れの中で瞬間的に高まったリスクを察知して、もっとも藤枝にとって危険なスペースを的確に確認していた場面だった。

J2 藤枝MYFC対甲府

2023年07月09日 22時03分18秒 | 藤枝MYFC
J2藤枝MYFC対ヴァンフォーレ甲府の試合をDAZNにて観戦
TV観戦なので簡単な感想のみ

藤枝 1ー4 甲府


感想
ボール支配率は藤枝7:甲府3くらい。藤枝MYFCがポゼッションして甲府がカウンターを狙う3月に対戦した時とほとんど同じ展開。
甲府のカウンターの鋭さは相変わらず流石。藤枝にとって天敵といっていいくらい相性の悪いスタイル。
3月に見せられた甲府の守備組織の堅さをまた見せられた試合。
「しっかりポゼッションして、相手のカウンターを機能させず相手に攻撃の形は1つも作らせず、少ないチャンスをしっかりものにして勝利する」というのが今日の試合での理想的な展開なのだけれど、まだまだそこまでのチーム力は無い。(それができればJ1で十分に戦えるチーム力)


【個人的に注目したプレー】
5分 相手カウンターに対する5小笠原のボールホルダーへの寄せが甘く、良いクロスを上げられてしまう
16分30秒 33河上の右サイドへの展開。地味だけれどボランチとしてボールを展開する手本のような地味良いプレー
25分8秒 17平尾の前を向く良いトラップでシュートシーンを作り出した
1失点目のシーン。ボールが縦に変化していたので弾いたのは仕方がないが、その直後のセカンドボールの処理で足を滑らせてしまったのはGKのミス。
久保の得点シーン。久保が決定力を見せつけたシーン。普通、シュートフェイントした直後にあのシュートは打てない。


【自分がTV観戦よりも現地観戦に重きを置く理由】
39分10秒 22久富がボールを持って右サイド上がろうとしたときに、右サイドで久富よりも上がりめの位置にいた24久保が前に行かずドリブルで上がる久富の後ろに
位置したシーン。
このシーンを見た率直な感想は「久保はもっと右サイドを駆け上がって前にポディションとって良いんじゃない?」ということなんだけれど。TV観戦だと画面では甲府の守備陣形がどうなっているのか確認することが出来ない。現地観戦なら甲府の守備陣形や藤枝選手の配置などピッチ上の選手22人の配置が確認できるのだけれど、TV画面だとそれができないので、このシーンで久保が上がらなかったという判断がどういう判断なのかが全くわからない。
自分の感覚で言うと、現地観戦で得られる情報量が100だとすると、TV観戦で得られる情報量は30〜40くらい。
これが自分がTV観戦よりも現地観戦を重視する理由。

J2 藤枝MYFC対ブラウブリッツ秋田

2023年06月25日 09時34分47秒 | 藤枝MYFC
藤枝MYFC対ブラウブリッツ秋田の試合をDAZNで観戦

藤枝 3−1 秋田

3月に対戦したときには秋田の堅守を崩せず0−1で敗戦。ほとんど秋田の守備を崩せなかった前回対戦とは違い、今回は試合の流れの中からの3得点。堅守の秋田を崩しての見事な勝利となった。

以下簡単な感想
・堅守自慢の秋田からの3得点は率直に言って素晴らしい。
・6新井が久しぶりの先発。新井は元々今季の補強の目玉だったやってくれなきゃ困る選手。シーズン前半は藤枝MYFCの攻撃的なスタイルに自分も合わせようと無理に攻撃的に行こうとしていたシーンが散見されていたが、今日の試合はしっかり中盤での守備意識が感じられた。新井が今後も中盤の底の潰し役で3バックを助けるような動きに磨きをかけたら、藤枝MYFCの攻撃陣がさらにイキイキしてくると思う。
・新井にセカンドボールの回収や守備面の部分を期待している旨の試合前の監督のコメントや、新井が最近ベンチ外が続いていた状態からの先発起用などを見ると、先発から外れた後の新井の取り組みをしっかり見守っていて、完敗した試合の後の立て直しを図る試合でチャンスを与える起用法など監督のチームマネジメントのうまさを感じる。
・終了間際の久保のオフサイドは誤審だと思う。おそらくパスを出した瞬間がハーフライン手前だったのでハーフラインがオフサイドラインになるという副審の判断だと思うが、リプレーを見たら明らかに・・・J2はVARが無く人間が判断するというレギュレーションなので誤審は仕方がない。
・先制点を生み出した9渡辺の相手のミスを見逃さない仕掛けに、2点目の落ち着いたゴールなど、9渡辺はエースの活躍。
・久保は期待通りの活躍。榎本が地味ながらも最近の試合の中では最も機能していた。

J2 藤枝MYFC対ロアッソ熊本

2023年06月17日 17時36分46秒 | 藤枝MYFC
藤枝総合にてJ2を観戦

藤枝 0ー4 熊本 ※公式入場者数:2134人

得点
前半15分 (熊)19島村のクロスを9大本が決める
前半16分 (熊)17平川のクロスを19島村が決める
前半39分 (熊)19島村の縦パスを受けた11粟飯原が決める
前半45分 (熊)16松岡のドリブルシュート

得点には至らなかった決定機
前半1分 (熊)14竹本のフィードを11粟飯原が落とし17平川がシュート放つも枠外
後半19分 (熊)17平川のクロスを30東山が合わせるも枠外
後半26分 (藤)10横山のパスを受けた28矢村のシュートが枠外
後半32分 (藤)24久保のクロスを27榎本が中で合わせるが枠外

藤枝スタメン
      31上田
  22久富 2川島 3鈴木
    7水野 17平尾
24久保         27榎本
    10横山 8岩渕
      9渡辺
交代
後半0分 平尾→33河上
後半0分 鈴木→19工藤
後半23分 岩渕→28矢村
後半27分 水野→18小関
後半30分 横山→29ペドロ

熊本スタメン
      1田代
  24江崎 2黒木 3大西
      8上村
  9大本     14竹本
      17平川
 19島村  11粟飯原 16松岡
交代
後半16分 松岡→30東山
後半16分 島村→20大崎
後半30分 大本→4藤田
後半30分 粟飯原→28土信田
後半41分 江崎→5阿部

●感想●
全てが熊本の良い方向に転んだ前半。
熊本は前半立ち上がりからかなり強めのハイプレスをかけてきた。気温30度近いデーゲームで立ち上がりからこの強プレス。「熊本は消耗戦を仕掛けてきたのか?」と思った立ち上がりだった。
熊本の強プレスは当然90分続くことはなく前半30分くらいまで(30分間強いプレスを継続できていただけでも十分凄い)だったが、その強プレスをまともに受けてしまい、かわしきれず立て続けの失点。
一度傾くと攻撃でも守備でもブレーキが効かなくなるのが、良い意味でも悪い意味でも今年の藤枝の特長。立て直すことが出来ず連続失点で前半で試合が決まってしまった。

・相手の3トップに対して藤枝が3バックで対応。さらに相手の2列目も立ち上がり攻撃的に来たことで3バックがその対応に引き出されてしまっていた。
・中盤の人数は藤枝の方が多いのに、局面での数的優位を熊本に作られてしまう場面が多く、2列目とボランチがどこにカバーに行くか明確になっていなかった。
・これらの理由から熊本のアタッキングサードで熊本が数的優位になるギャップが何度も生まれたことにより熊本の連続得点につながっていた。

というのがテクニカル的に見た今日の試合分析だが、そんなことよりも問題なのは立ち上がりの強プレスに藤枝に腰が引けてしまっていた選手が複数人いたこと。戦術をこねくり回したところで、ピッチ上の選手の腰が引いてしまっていたら何をやっても無駄。
藤枝は、相手の戦い方に合わせて戦い方を変えるようなチームではないのだから、相手がどんな奇襲を仕掛けてきても前掛かりに闘うスタイルを崩さないというのが大切だと思う。

とはいえ・・・
・藤枝は3トップで2列目のワイドも攻撃的に前に出たら、簡単に数的優位作れるらしい。
・藤枝は立ち上がりにハイプレスをかければ腰が引けるらしい。
みたいな対策を他チームに取られて、今日の試合と同じような負け試合を繰り返していたら、それはプロチームとしてどうかとも思うので、そのあたりの対策はしっかりとってほしい。

熊本について、大木監督の采配がズバリという試合になった。さすが大木監督という感じ。今日の試合は前半が大木サッカーのエンターテイメントショーだった。
藤枝と熊本の間に0ー4の大きな力の差は無いと思うけれど、熊本はさすが昨年J1参入プレーオフでJ1昇格まであと1歩の所までいったチームという強さだった。なぜ今季はここまで真ん中くらいの順位なのか?今季のJ2は各チームのチーム力と順位が合っていない。上位にいないのに強いステルスチームがいる印象。

●選手個評●
上田:後ろの人数が足りていないことを声で指示出すのはGKの仕事。
鈴木:前半闘っていた数少ない選手
川島:粟飯原のフィジカルを抑えきれなかった
久富:14竹本の対応に引き出され中央が空いてしまい・・・
水野:目を見張る鋭い縦パスもあったが、熊本の圧に屈してしまった
平尾:同学年の17平川とのマッチアップは17平川に軍配
久保:サイドを切り崩す仕掛けを見せたが、それ以上に自分サイドからの熊本の攻撃を許してしまった。
榎本:局面を崩すような仕掛けは見せられず、攻撃の起点になれなかった。
横山:熊本の圧を技術で相手をかわしきれず、中盤の支配権争いに敗れる。
岩渕:ボールを受けに下がりミスから失点。悪い流れに便乗してしまった。
渡辺:悪い流れの前半の中で流れの中からシュート2本は地味に評価できる。
河上:中盤の底でバランスをとりながら配給役をこなす。後半は相手プレスが緩くある程度自由に出来ていた。
工藤:左サイドを駆け上がりクロスをあげる攻撃参加を見せた。ハイボールの対応も無難にこなした。
小関:ボールに絡んで攻撃を活性化するも細かいミスが散見された。
ペドロ:初出場。特に目立ったプレーは無し。

藤枝MYFC対栃木SC

2023年06月03日 19時08分49秒 | 藤枝MYFC
藤枝MYFC 1−1 栃木SC


DAZNで観戦
TV観戦なので感想のみ簡単に箇条書き
・シーズンも中盤になり藤枝MYFCは他チームからかなり研究されてきていると感じる。特徴を消されたり高い位置で狙われたり、シーズン序盤のように好き勝手できなくなってきている。
・栃木SCは守備組織の連動でしっかり守るチーム。藤枝MYFCのような攻撃的なチームにとっては苦手なタイプ。苦手なタイプの相手に藤枝MYFCにとっては好ましくないジリジリした展開。特徴を出させてもらいづらい嫌なゲーム展開を崩せない試合だった。
・終了間際の山田の高〜いヘディングはさすがの一言。山田の高さという特徴がよく出たシーンになった。
・相手に研究されているという意味では27榎本の仕掛けがここ2試合で激減している。かなり研究されている様子だが、決定期を作らなくても、仕掛けないことには相手の体力や集中力を削ることはできない。榎本に仕掛ける姿勢がないのなら他の選手がスタメンで出た方が良い。

J2 藤枝MYFC対徳島ヴォルティス

2023年05月21日 17時54分02秒 | 藤枝MYFC
藤枝総合にてJ2を観戦

藤枝MYFC 3ー0 徳島ヴォルティス ※公式入場者数:2353人

得点
前半38分 5小笠原のフィードを8岩渕がスルー、ボールを受けた27榎本のミドルシュート
後半12分 16山原の縦パスを23徳永がスルーして8岩渕がサイドへ散らす、24久保が右サイドからクロス、流れるような展開で中央でフリーになっていた8岩渕のシュート
後半44分 22久富からのパスを受けた24久保のクロスを10横山が決める

得点には至らなかった決定機
前半22分 (藤)27榎本が23徳永とのワンツーで抜け出しシュート放つがDFブロック
前半23分 (藤)23徳永のCKを2川島が頭で合わせるが枠外
前半25分 (徳)10杉本の素早いリスタートから抜け出した39西野がシュート放つがGK31上田のファインセーブ


藤枝スタメン
      31上田
  5小笠原2川島 16山原
    17平尾 10横山
24久保         27榎本
    8岩渕 23徳永
      11アンデルソン
交代
後半21分 徳永→6新井(新井がDF、平尾が2列目)
後半21分 岩渕→28矢村
後半29分 アンデルソン→22久富(久富が右サイド、久保が2列目、矢村がFW)
後半45分 横山→42金浦

徳島スタメン
      1ホセ
  4安部 3石尾 26森昂
      7白井
39西野         24西谷
    10杉森 23玄
    8柿谷 9森海
交代
後半0分 玄→30坪井
後半0分 森海→15棚橋
後半15分 柿谷→16渡
後半15分 杉本→20児玉
後半33分 西野→27櫻井(櫻井がDH、坪井が右サイド)

●感想●
連戦からのけが人続出での4連敗中で得点王の9渡辺が出場停止という、まさに序盤の正念場と言って良い状況で迎えた試合。
徳島は藤枝と似たポゼッション重視の攻撃的なチーム。試合は攻撃的なチーム同士の対戦ということで期待したとおり互いの攻撃力を全面に活かした攻撃のぶつかり合いという見ていて面白い試合になった。
結果的には3ー0で藤枝の完勝。
藤枝は渡辺の代わりに出場した11アンデルソンが前線で存在感を示す大活躍。9渡辺の欠場を感じさせなかった。
徳島は柿谷、杉本、渡など過去に徳島で活躍してステップアップしていった選手が古巣に戻ってきて迎えたシーズン。選手の顔ぶれは豪華だがJ2で苦しい戦いが続いている。個人的には徳島のチームスタイルは好きなので今の徳島の成績はかなり寂しいが、今日徳島のサッカーを現地観戦して感じたのは「更正した若者は教官にはなれない」ということ。この件については詳しくは書きません。


●個人的に注目したシーン●
・前半1分44秒 裏に抜け出すときの11アンデルソンのフィジカル
11アンデルソンが相手選手との競り合いでフィジカルの強さを見せたシーン
・前半6分45秒 17平尾のスライディングで相手の攻撃を防いだシーン
徳島の決定機につながりそうな危うい場面で徳島の攻撃を防ぎ事なきを得たシーン
・前半29分00秒 11アンデルソンが密集を1人で抜け出したシーン。
11アンデルソンが非常に危険な選手だと言うことを徳島選手に強く印象付けたシーン
・前半41分03秒 11アンデルソンが味方選手の裏へのパスに反応して裏へ抜け出したシーン
11アンデルソンが相手選手を追い抜きマイボールにした。アンデルソンがフィジカルだけでなくスピードも武器であるという事がよくわかるシーン。
・前半44分09秒 17平尾が9森海からボールを奪い取ったシーン。
徳島のカウンターの芽を摘むだけでなくマイボールにしてみせた。 
・後半16分54秒 10横山がボールロスとしたシーンでの8岩渕のフォロー
岩渕のナイスフォローでボールを取り返し攻撃を終わらせなかった。
・後半26分10秒 藤枝のカウンターのシーン
ボールを持った10横山がワイドに開き後方からの選手の上がりを待つシーンで、藤枝の選手が後方から何人も横山を追い越し上がってきて迫力のあるカウンターになったシーン。何発も打ち上がる花火のスターマインを見ているような気分になった。
・後半31分20秒 スローインを受けた24久保がターンでDFをはがしてクロス。久保が独力でサイドを崩したシーン。
・後半33分05秒 徳島のシュータリングをGK31上田が足で防いだシーン
難しい対応になったシーンだったが、上田が見事に足一本で防いだナイスセーブだったシーン。

●個人的に最も注目したシーン●
前半21分25秒 11アンデルソンの守備シーン
何でもない非常に地味なFWがプレスをかけるシーン。個人的にこのシーンを最も注目した理由は11アンデルソンが攻撃だけで守備面では使い物にならない外国人か?、それともしっかり守備も出来るフォアザチームの出来る外国人か?を見極められるシーンだったから。
今日の活躍を見てわかるとおり、11アンデルソンは今後かなりの活躍が期待できる助っ人外国人。ただ、助っ人外国人あるあるで、攻撃力はすごいけれど守備を全くしなくてそのしわ寄せが他の選手の所にきてしまい、助っ人外国人が守備面でチームの足を引っ張ってしまうという事。
アンデルソンがそうならないかの不安があったが、前半28分28秒のシーンを見てそれは大丈夫そうだと感じた個人的な重要なシーン。
「こんな何でもないプレスのシーンで何がわかるんだ?」と言われそうだけれど、何でもないシーンだからこそ、その選手の素が出るシーン。
このシーンでアンデルソンがボールホルダーとGKの間にボールを奪いに行っていたら守備面で足を引っ張る選手。頭の中がチームでプレスをかけるより事よりも自分がチャンスボールを得ることがメインになっている証拠になるようなシーンだったが、しっかりボールホルダーに対してチームでプレスをかけるプレッシングをしていた。フォアザチームの出来る助っ人外国人だと判断できそうだなと感じたシーン。11アンデルソンの個の能力の高さは今日の試合を含め最近の試合で証明されているが、チームとして機能出来る選手だということもわかり、今後の活躍が大いに期待できる選手だといえると思う。


●選手個評●
上田:複数回のファインセーブ。特に前半25分のファインセーブはチームを救った。
小笠原:先制点に結びつくフィード。守備も安定していた。
川島:出足の良く相手の前に出るパスカットも見せ調子の良さを感じさせた。
山原:攻撃にも良く絡んだ。守備の安定。
徳永:ワンタッチでボールをうまくつないだ。
平尾:前半は名ボランチの動き。後半は少し雑になった。
久保:2アシスト。個の力でサイドを打開した。
榎本:うれしい初得点。次は置きに行くシュートではなくボールを叩くシュートがみたい。
横山:良くボールをキープしてボールを動かし、最後にだめ押し点。
岩渕:先制のシーンは見事なスルー。2点目は流れる攻撃を演出して自ら得点。
アンデルソン:ハンパない助っ人外国人感。最後は輿に乗って悠々と退場。
矢村:矢村が入ると藤枝の攻撃にブーストがかかる。欠かせない選手。
新井:運動量豊富にボールに絡んだ。
久富:短い時間で3点目に絡む。
金浦:時間短く評価なし。

J2 藤枝MYFC対ジュビロ磐田

2023年05月17日 22時22分48秒 | 藤枝MYFC
藤枝MYFC 0−1 ジュビロ磐田

SBSテレビでJ2藤枝MYFC対ジュビロ磐田を観戦

・藤枝MYFCは良い試合内容だっただけに悔しい敗戦。
・さすがに杉田と水野の離脱は痛い。経験の少ない選手達がかなり頑張ってはいるが、元々選手層が決して厚くはないチーム。チームは少し早い夏場の踏ん張りどころを迎えている。
・GK31上田は東京V戦での大量失点以来の久しぶりの先発復帰。獅子奮迅の働きを見せた。
・17平尾と10横山のダブルボランチは想像以上に良く機能していた。久しぶりに選手名鑑を見て、そういえば17平尾がFW登録だということを思い出した。FW登録選手とは思えない働きだった。
・11アンデルソンが今季初スタメン。良いポストプレーで何度も前線でボールを収めていた。今季から初の海外リーグ挑戦の22歳で、初スタメンという状況で今日の出来は素晴らしいと思う。将来性を感じさせる活躍だった。

印象の残ったシーン
・前半29分10秒 24久保が右サイドドリブルでえぐったシーン。会場を沸かせた。
・前半34分58秒 11アンデルソンがスピードで相手DFを振り切って裏に抜け出したシーン。ポストプレーに加えてスピードもあるところを見せつけた。
・前半36分54秒 27平尾が中盤の底でボールを受け、バックパスすると見せかけてターンしてボールを前に運んだシーン。レベルの高いボランチが見せるようなプレーをしれっとやって見せた。
・前半43分28秒 8岩渕がドリブルで斜めに入って行きながらのクロス。細かいボールタッチで持ち味を見せた。
・後半2分20秒 24久保のドリブルでのえぐり。自身の突破力を示して見せたシーン。

個人的に最も印象に残ったシーン
・前半立ち上がりの27榎本と17鈴木雄のマッチアップで17鈴木雄がシャットアウトしたシーン。
 今日の試合は藤枝MYFC自慢の左サイドドリブラーの27榎本の見せ場がほとんどなかった。27榎本の対応をしていた17鈴木雄の警戒が物凄く、「今日の試合は何もさせない」という気迫がすごかった。
 藤枝MYFCは前半良い形を作り出していたが、前半早々に藤枝の左の翼をもぎ取った17鈴木雄の守備はこの試合の一つの大きなポイントだった。

藤枝MYFC対清水エスパルス

2023年05月13日 16時18分51秒 | 藤枝MYFC
TVにてJ2を観戦

藤枝 0ー5 清水

●全体の感想●
・現地に行けない中でTV放送してくれるのはありがたい。
・立ち上がりでミスからの失点からの大量失点は東京V戦の繰り返しとなった試合。
・この試合が県内でTV放送されたことで、藤枝に対する浮ついた評価が無くなるのが良いこと。チームとして地に足の着いた取り組みが出来る。
・清水の前半のハイプレスを見事に受けてしまった立ち上がり。うまく受け流してやりくりするのが良くある上位チームの対応策だと思うが、それをやったら藤枝らしくない。正面から受けて受け返すのが藤枝サッカー。それがうまくいかなければこういう結果になる。

●選手個々の感想●
・この試合での一番の収穫は17平尾がボランチ起用で機能していたこと。大怪我で離脱してしまった15杉田の穴を埋める人材として名乗りをあげた。
・10横山がボランチの位置に下がってからチームにリズムを作り出していた。今日の試合での怪我が心配だがボランチ起用でも結果を出した。
・24久保の活躍に対して27榎本の活躍が少なかったのは個人的に好結果。27榎本は来年も藤枝にいてもらわないと困る選手。J1チームに引き抜かれないように無駄に目立たないように。今日のような試合では目立たなくて良いです。

●今日の試合で一番印象に残ったこと●
何はともあれ、17平尾の活躍が素晴らしかった。ボランチの相方の6新井がチームの動きに噛み合わないなかで中盤の底で獅子奮迅の活躍と言って良い動きを見せた。
前半7分7秒 地味ながらパスを出した後のスペースを埋める動き
前半15分26秒 混戦からのボールキープ
後半6分30秒 ボールが足にすいつくようなトラップ
などなどいろいろ目に付いたプレーはあったが、全体として運動量の多さと、パスを出した後のポディショニングはボランチとして合格点を出せる内容だったと思う。
17平尾はドリブルで仕掛ける選手という印象だったが、その印象が良い意味で変わった試合だった。

藤枝MYFC 主将 杉田真彦選手について

2023年04月24日 16時01分44秒 | 藤枝MYFC
藤枝MYFCキャプテンの15杉田選手について
個人的には杉田選手は高校の時から注目していたので非常に思い入れのある選手。
杉田の魅力は何と言っても、そのままサッカーマンガの主人公のモデルになれるようなサッカー人生の経歴。

経歴:静岡西→順天堂大→JFLソニー仙台→藤枝MYFC

静岡西では2年時から10番を背負いポディションはFWでチームのエース。静岡西というチーム自体は静岡県内では弱くはないけれど強くもない中堅の公立校。中部地区予選を突破して県大会まで駒を進められれば上出来という立ち位置のチームで、決して注目されるようなチームではなかった。そんな中で杉田は良い動きを見せていて個人的にも「杉田って選手なかなか良いな、県選抜に呼んでみても面白いんじゃないか?」とは感じていたけれど正直将来プロになるとまでは思っていなかった。
ちなみに杉田の静岡西の試合で最も印象に残っているのが2012年の選手権予選1回戦で静岡西が清商と対戦して1−0で静岡西が勝利した試合。裾野で現地観戦していたけれど、決勝点を生み出した10杉田のターンは今でもよく覚えている。

(失礼ながら)静岡西のエース程度の選手では、大学で本格的にサッカーを続ける選手は多くない。杉田は順天堂大学に進学。順天堂大はJリーガーを何人も輩出している超名門。聞いた話では杉田はサッカー推薦ではなく一般入試で順天堂大学に入学し、普通ならサッカー推薦入学生しか入部できないサッカー部に入部(詳細不明)。そこから3年時には順天堂大でレギュラー獲得。この時のポディションはFWではなく中盤で2列目やボランチもこなしていた。
当時大学サッカーを現地観戦していた時に、観客席にいた順天堂大サッカー部生徒の話が漏れ聞こえてきた(盗み聞き)が「杉田さんは凄い」との声が聞こえてきた。凄いの意味はサッカー能力というよりサッカーに対する姿勢とかメンタル面のことのように聞こえた。

大学卒業後はJFLのソニー仙台にい入団。ソニー仙台での活躍は現地観戦していないので詳しくないが、JFLでMVPを獲得。そして当時J3の藤枝MYFCへ移籍。2012年シーズンからはキャプテンになりチームのJ2昇格に貢献。そして今季のJ2での活躍は皆様ご存知のとおり。

中堅公立校からプロに1つずつステップアップしていく様はまさにサッカー漫画の主人公のような経歴。
決して華のある選手ではないが、泥の中から芽を出し花を咲かせる蓮華寺池の蓮の花がよく似合う選手。
「蓮は泥より出て泥に染まらず」  
 

J2 藤枝MYFC対ベガルタ仙台

2023年04月23日 17時47分10秒 | 藤枝MYFC
藤枝総合にてJ2を観戦

藤枝 3ー2 仙台 ※公式入場者数:2816人

得点
前半44分 (藤)ハイボール対応で仙台GKとCBが交錯、こぼれ玉を9渡辺がゴールへ流し込む
後半17分 (仙)14相良のクロスを9中山が決める
後半19分 (仙)6エヴェルトンの縦パスに抜け出した11郷家が決める
後半40分 (藤)9渡辺のパスを受けた24久保のミドルシュート
後半45分 (藤)3鈴木のフィードを22久富が競り勝ち落としたボールを28矢村が胸トラップからの振り向きざまボレー


得点には至らなかった決定機
前半2分 (仙) 32鎌田がミドルシュート放つがポスト直撃
前半34分 (藤)27榎本が左サイドえぐりクロス、24久保が合わせるが枠外
後半3分 (仙)13山田のカウンターからのシュートを27榎本がポストに直撃しながらのスーパークリア
後半23分 (藤)27榎本のパスを受けた9渡辺のシュートが枠外
後半43分 (藤)27榎本のクロスを10横山が頭で合わせるがGKセーブ

藤枝スタメン
      41北村
  5小笠原2川島 3鈴木
    15杉田 7水野
24久保         27榎本
    10横山 8岩渕
      9渡辺
交代
前半19分 岩渕→17平尾(負傷交代)
後半26分 小笠原→22久富
後半26分 水野→28矢村(矢村と渡辺の2トップ、杉田のワンボランチ)
後半36分 平尾→11アンデルソン

仙台スタメン
      33林
5若狭 15菅田 20キム 41内田
    32鎌田 6エヴェルトン
 11郷家       18気田
    7中島 13山田
交代
後半14分 山田→9中山
後半14分 中島→16加藤(加藤が2列目左、郷家がFW)
後半14分 気田→14相良
後半32分 郷家→4蜂須賀(蜂須賀が2列目右、加藤がFW)
後半38分 鎌田→8松下

【感想】
会場が大いに盛り上がった今シーズンのベストゲームと言って良い試合。
後半逆転されてからの後半ロスタイムの劇的決勝点。仙台相手に藤枝が持ち前の攻撃サッカー見頃に競り勝った試合。
試合は前半から藤枝優位の試合展開。良い流れの中から前半の内に先制。後半に入り藤枝が息切れしている間に仙台が攻勢を仕掛けあっという間に仙台が逆転。藤枝は後半26分の選手交代から一気にギアをあげて攻勢を仕掛け後半40分に同点。そこから攻撃の手を緩めることなく、守備意識を高めることなく、リスクを負い続け攻撃し続けた結果アディショナルタイムの決勝点が生まれた。藤枝の攻撃サッカーが結実した試合展開だった。
前半のハイペースの影響で後半の中だるみする時間帯に運動量が落ちて、そのタイミングを見逃さず攻勢を仕掛けてきて逆転に成功した仙台の勝負勘はさすが長くJ1にいたチームと感じた。先代が同点に追いついた直後からの仙台サポーター「ここが勝負所」という感じのこの試合一番の一体となった声援は凄まじかった。(アウェーでこれなんだから、ホームのユアスタだったら「スタジアムが生き物のように揺れ動くような錯覚を感じるんだろうな」と思った)
今日の試合を現場観戦した藤枝サポーターにとって今日の試合は良い意味で脳裏に残り続ける試合。いわゆる「ハマってしまう」きっかけには十分な試合内容。仙台サポーターに比べたら藤枝サポーターの数はまだまだだけれど今日の試合で確実に「ハマってしまったリピーター」は増えたと思う。

【個人的に注目したシーン】
前半10分までに27榎本が左サイドを2回えぐりクロスをあげたシーン。
試合序盤から27榎本が仙台相手に「違い」を見せつけたシーン。5若狭と15菅田が、藤枝の攻撃後に27榎本を2度見3度見していたのが印象的だった。

前半13分10秒 9渡辺がGKにプレスをかけCKを獲得したシーン。
行くところで行って結果を残す。拍手しかない。

前半38分00秒 2川島のパスカット
相手の攻撃を見事シャットアウトしたシーン。サラッと見過ごされてしまいそうなシーンだけれどチームへの貢献度の高いプレー。

前半44分の9渡辺の得点シーン
渡辺の得点の嗅覚を感じさせたシーン。相手GKとCBが対応する前にこぼれてきたら得点できるポディションに動き出していた。

【個人的に最も注目したシーン】
藤枝が後半40分に同点に追いついた後、試合終了まで自分は15杉田の動きをひたすら追いかけて見ていた。
相手にリードを許していた藤枝は攻撃的な選手を次々に投入してかなりリスクをかけて攻めていた。同点に追いついて守備意識を高めるのか?そのままリスクを負って攻め続けるのか?主将でワンボランチになっていた15杉田が周囲の選手にどんな指示を出しどんな動きをするのか?これに注目していた。
結果はリスクをかけて攻め続けて勝ちを目指す戦い方で、チーム内でも迷いはなかったように見えた。15杉田も中盤の底の位置で3バックと連携しながら守備面での仕事をこなしながらも攻撃の起点の動きも見せていた。同点に追いついた後のチームの意思統一が早かった事、チーム内に迷いがなかったことは試合終了間際の決勝点に結びついた大きな要因だったと思う。
余談だが15杉田の中盤底でのハイボール競り合いの勝率が地味に高いのが凄いと感じる。身長も体格も決して恵まれた選手ではないが、ボールの落下点を的確に捕らえて空中戦をしていて、自分より身長の高い選手相手にも十分に競り合えている。ホント目立たないところで効いている。


【選手個評】
北村:キックの精度が後もう少しほしい。
小笠原:18気田のドリブルを警戒しすぎたか相手に少し自由を与えてしまった。
川島:3バックの中心でチームの守備を統率。失点シーン以外は守備の柱としてチームを支え続けた。
鈴木:決勝点につながるロングフィード。守備面でもよく闘っていた。
杉田:まさにチームの肺。見事なまでの裏方仕事。
水野:前半の藤枝のボールが良く動く攻撃に貢献。
久保:値千金の同点弾。結果を残した。
榎本:J2でも「違い」を見せている。来期藤枝がJ1に昇格しないと榎本が1人でJ1に個人昇格しそうな勢い。
横山:トラップで何度も相手をはがし技術を見せた。後半のヘッドを決めて結果を残したかった。
岩渕:負傷交代。筋肉系?心配
渡辺:先制点の他、2点目をアシスト。
平尾:良く動き回りボールに絡み攻撃を活性化。決定的な仕事は出来なかった。
久富:決勝点を生んだ空中戦の競り勝ちは大きな仕事
矢村:値千金の決勝点。難しい体勢からの難しい角度からの矢村は特徴が活きる。
アンデルソン:前への推進力を見せた。短い時間でも結果がほしい。