まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『ユミの細胞たち』12話まで

2023-12-08 16:08:12 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

「私と結婚する気ある?」

と、ユミ。

 

ウンの愛細胞は、海の底に沈んだままだった“結婚したい気持ち”が、最近浮上してきていると言いました。

ユミと一緒だと、何でもない事でも、凄く幸せなんだと。

ウンの理性細胞が、“もちろん”と答えようとしたのですが。

愛細胞が、“結婚したい気持ち”の箱を抱えて浮き上がろうとした時、それを邪魔するモノが現れました。

鮫です。

「最悪の瞬間を考えたか?」

と、言うのです。

今後、会社が潰れてしまうかもしれないわけで。そうなると、ユミにも苦労させてしまうのは明らかです。

ウンの心の中でそれらが葛藤しました。

 

理性細胞が考えました。

“結婚したい気持ちはあるけど、今は、経済的な不安があるから、もう少し安定したら考えたい”

でも、この結論に至るまでに時間がかかり過ぎてしまいました。

ウンが無言の時間が長すぎて、ユミは話を打ち切ってしまいました。返事がなかなか出ないのは、答えにくい返事だからだと、誰しも考えますわな。

だったら、聞きたく無いですよね。

タイミングを逸してしまったら、もう、何を言おうとも言い訳になってしまいます。

 

会社に戻るウンをバス停まで見送った後、ユミは一人でカフェに入りました。

ウンにはずっと笑顔を見せていましたが、本当は気持ちが沈んでいました。

そしたらそこで、偶然、ボビーと恋人に会っちゃって。

それも、恋人の方から別れ話を切り出す場面に遭遇してしまったのです。

ボビーはユミに気づきませんでしたが。

ボビーの恋人ははっきりと別れを告げ、指輪を置いて店を出て行きました。

ボビーは何も反論しませんでした。

ボビーは、置いて行かれた指輪を見つめましたが、そのままにして彼も店を出て行きました。

ユミは、身につまされる思いでした。

結局、指輪はユミが持ち帰りました。店員に同僚だと説明した上で。

 

翌日、出社したユミに、ボビーが指輪の事を持ち出しました。

あの後すぐに取りに戻ったようですね、ボビーは。

でも、店員から同僚が預かっていると知らされ、それがユミしかいないと察したようです。

ボビーは、その指輪を会社のゴミ箱に捨てました。

ユミは複雑な思いでそれを見ていました。

 

マーケティング部のカン代理は、ユニークな人物で、いくぶんお節介が過ぎます。

ボビーがユミを強く推薦していたのを見て、2人が恋人同士じゃないかと勘繰っています。

なので、ユミはウンとのツーショット写真を机の前に貼り付けました。誤解されないためのビジネスマンの作戦の一つのようですね。

 

ウギがウンと飲む約束があると教えてくれました。

で、ユミも一緒にどうかと。

ところが、なんだかんだの事情で、ルビとボビーも加わる羽目になってしまいました。

ユミは、ウンとボビーにお互いの紹介をしました。

5人でお酒を飲み始めたのですが、実は、ウンはその日、どうしてもユミに話しておきたいことがあったのです。2人の未来がかかった大切な日だと考えていました。

目配せしてウンとユミが抜けようとしているのを、目ざといルビが気づいちゃって。

何かと邪魔をしましたよ。

結局、ウンは、ぐでんぐでんに酔っぱらってしまいました。

 

切れ切れの意識の中で、ウンは初めてユミと別れると言う不吉な思いが浮かんできました。

ボビーが寒そうなユミに上着を着せ掛けてあげるのを見た瞬間。2人が何か話しているのを見た瞬間。

ウンの心に何かが引っ掛かっていました。

 

カン代理がユミとボビーの中を勘繰ったのは、理由がありました。

ボビーが彼女と別れた後、気になる人が出来たと言ったと言うのです。先週のことだと。

そして、その人には“U”の字がついてると。

指輪を捨てた後に出会ったUがついてる社内の人・・・となると・・・。

ルビ

ユミは、まさか・・と思いながらも、案外お似合いかもと思いました。

でもね、ボビーは別の同僚に答えてましたよ。

「Bは入ってない。」

って。ルビじゃないね

 

ユミが会食があると連絡してきたので、ウンは一人で晩御飯を食べることになりました。

材料を買いに出た時、ユミの帰宅と同じタイミングになりましてね。

バス停でユミを待っていると、降りて来たのはユミとボビー。

挨拶を交わしたのは良いですが、ウンはその時手に葱と卵を持ってて。

ちょいと所帯じみた格好だったわけです。

ユミのところに遊びに来たんですか?と、ボビーが聞きました。

行くところが無くて一緒に住んでるとは、とても言えません。

口ごもってしまったウンの代わりに、ユミがそうだと答えました。

嘘のつけないウンは、こういう時、つい口ごもってしまい、返答が遅れる場合が多いです。

 

ユミは何も思っていませんが、ウンは自分の事が本当に恥ずかしくなりました。

自分の姿を見たら、誰が遊びに来たと思うでしょう。ボビーは絶対にユミの言葉を信じてないに決まってる・・・ってね。

 

「ユミ、俺今週中に出て行くよ。」

あまりの不意打ちに、ユミ、理解が追いつきません。

何故?と聞きました。

その瞬間、ユミは思いました。自分が結婚の事を持ち出したからかもしれないと。

この時も、ウンは何も答えませんでした。

ユミは、呆然と立ち尽くし、先に行くウンの後姿を見つめるだけでした。

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『ユミの細胞たち』11話まで

2023-12-08 14:50:49 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ウンが居たのは、会社。

なんと、ウン、自宅を売ってしまっていました、ユミに何の話もせず。

会社の経営が思わしくなく、事務所の家賃を払うので精一杯になっていました。だから、自宅を売り払うしかなかったようです。

一介の社員ならば、毎月ある程度の額のお給料を貰えますが、経営者となって見て初めてそれが如何にありがたいものだったかをウンとルイは思い知らされていました。

 

とにかく、ユミに何も報告していなかったウンは、慌てふためいたってわけです。

 

ユミは慌ててウンの会社にやって来ました。

大事な事を恋人の自分に何も話していなかったことを、ユミは怒りました。

自分の存在がそこまで大きく無いと思い知らされた気がしたのでしょう。

情けなくてユミは泣きそうでした。

 

こういう時のために、ウンの修行細胞はある言葉を練習して来ました。

“どうした?”と言う言葉です。

“どうした?”と言う言葉には、相手を落ち着かせるだけじゃなく、自分にとって大事な相手だと伝える事が出来る技だと修行細胞は師匠から教わっていました。

真の“どうした?”には、恐れを込めなくてはならず、相手が去ってしまうかもしれない恐れを伝えなくてはならないと。

修行細胞は、修行の成果を込めて言いました、“どうした?”と。

 

「ユミ、どうした?」

ウンのその言葉で、ユミの緊張が解け、怒りも和らぎ、その代わりに涙がこぼれました。

 

ユミは、先日、ウンが新しい部署に移ることを手放しで褒めたり勧めたりしなかった理由がこれだと気付きました。

人生は思い通りにはいかないから、最悪の結果に備えておくべきだ・・・なんてね。

自分の選択を後悔したり諦めるつもりはないけど、苦労の連続だということを、ユミに伝えたかったのです。

ウンの心からの言葉だったと言う事が分かりました。やっぱりウンは誠実です。

 

ユミは、自分の家に行こうと言いました。

でも、ウンは行く宛てが無いからと言って恋人の家に転がり込むということはプライドが許しません。頷きませんでした。

ユミはこのままウンを置いて帰ることは出来ませんでした。

半ば脅しのようにウンを説得し、自分の家に連れて行ったのです。

 

ユミは、マーケティング部に行く決心をしました。

やってみないと好きかどうかも分からないし、目標も定まらないからとウンに言いました。

ウンは、ユミの決心を認め、背中を押してくれました。

 

一緒に暮らして見て、ウンの几帳面さをユミは改めて知りました。

朝に強いので、ユミのために朝ごはんを作ってくれますし、部屋の片付けもしてくれます。

家事細胞が少々怠け者なユミ。

大助かりです。

 

ユミの理性細胞は、ウンの家事細胞に、このノウハウを教わろうと思いました。

でも、ウンの細胞村に行った事のある愛細胞は、ウンの細胞村には家事細胞はいないと言いました。

代わりに、人工知能細胞がいてアルゴリズムを実行していました。つまり、そこですべての問題を処理しているのです。家事の問題も勿論そこで解決していました。

理性細胞は、そんな世界が羨ましいと思いました。科学と論理が支配し、理性がトップの世界が。

で、ワームホールを通ってウンの細胞村に行ってみたのですが・・・。

そこでは科学的な思考と下心サウルスのような獣が共存するカオスだと言う事が分かっただけでした

 

マーケティング部に異動することで、ユミは年俸がアップすると聞かされました。

嬉しくなって、食材をたくさん買い込みました。

ところが、支払いの段になって、急な腹痛でトイレに駆け込んじゃって。

その間に、ウンが支払ってくれたのですが。どうも、ウン、経済的にまだまだキツイようですね。

でも、ユミにはそんなことは何も言いません。

 

ユミはウンと一緒に暮らすことが楽しくて嬉しくて、毎日が充実していました。

そうなると、頭にチラつくのが『結婚』の二文字。

さりげなく、結婚についてどう思っているのか、ウンに聞いてみたいのだけど、やっぱりなかなか口に出せません。

 

細胞村の掲示板にも、このところ結婚に関する貼り紙ばかりがあります。

でも、ウンの気持ちもあるからと、理性細胞はそれらを剥がしてもらいました。

愛細胞に相談しました。

すると、愛細胞が言いました。ウンの村の海の底に“結婚したい気持ち”の箱が沈んでいたと。

 

ウンの誕生日になりました。

ユミはサプライズで誕生会の準備をしました。プレゼントも用意しました。

友達と食事して帰るとメールしておいて、本当は部屋のクローゼットの中にケーキを持って隠れました。

タイミングを見計らって飛び出そうと計画していたのです。

ところが、一旦家に帰って来たにもかかわらず、ウンはすぐにまた家を出て行ったじゃありませんか。

ユミが驚かせるチャンスも与えてくれないまま・・・。

 

ユミは不審に思い、クローゼットから出ました。

すると、そこには、新しいキーボードが。

意味が分からないので、すぐにウンに電話しました。

なんと、それは新しい部署に移ったユミのためにウンがプレゼントしてくれた物でした。

一番性能が良いキーボードだと言いました。

仕事が終わらないから、それを置いてまた会社に戻ろうとしていたのです。

ユミのサプライズには全く気付いていませんでした。

それどころか、自分の誕生日だということも忘れていました。

 

自分の誕生日は忘れていたのに、ユミの部署異動の日は覚えていてくれた・・・。

ユミは感動しました。

 

ウンは、ユミが用意してくれたワカメスープをはじめとした料理に驚き大喜びしました。

美味しい、美味しいとほおばるウンを見て、ユミは愛しさが溢れてきたようです。

「私たち、結婚する?」

思わず口走っていました。

ウン・・・噴き出しちゃった。

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