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ヨム・ジフンは、ユン・ヒジェの面会に何度も行っていたようですね。
“アボジ”と、ヒジェを呼ぶほどに心酔しています。
ジフンは、ドジンとジェイの関係を報告し、自分が自叙伝を完成させても良いかとヒジェに尋ねました。
ヒジェはそれについては何も答えず、ただ、チョン・ユラに贈り物を渡せと言いました。
チョン・ユラというのは、ずっとヒジェに手紙を送り続けている女性です。でも、ヒジェからは何も返信して来ませんでした。
今回、ヨム・ジフンに初めてユラへの言伝を頼んだのです。
「3年も願ってきたことがじき実現する。」
チョン・ユラはオクヒの周辺に既に現れています。
一度ぶつかっちゃった事があって、オクヒはその時、消毒薬の匂いを感じていました。
ヨム・ジフンは、ドジンの敵じゃありませんでした。
ドジンはジフンを挑発しながらも、あっという間に押さえこんだのです。
「お前だな。ようやく会えたな。」
そう言って笑うドジン。
思わずジフンもぞっとしたのでしょう。そこにヒジェと同じ狂気を見たのかもしれません。
ところが、そこに丁度中学生が通りかかっちゃって。
ヨム・ジフンは弱いそっちをターゲットにしちゃった
で、ドジンは中学生を庇って、ハンマーで殴られてしまったのです。
結局、ヨム・ジフンはそのまま逃げ去ってしまいました。
警察署にジェイが来ました。
散々彼女もマスコミや遺族から叩かれていました。敵の息子と恋愛なんて・・・と。
ドジンに会いたかったのです。
でも、二人とも話す台詞は‘大丈夫?’ということばかり。それ以外の話・・・普通の恋人同士の話をしたいとジェイは思っています。
周囲から何かと陰口をたたかれることも多いけど、ドジンもジェイも自分の感情を素直に表すようになりました。少しずつ普通の恋人同士になっています。
警察署にヨム・ジフンが弁護士と共にやって来ました。
別人の身分証を使って偽装したという一件がありまして。それについての陳述をするということです。
それ以外の質問は受け付けないと弁護士が言いました。
ドジンは、再度ヨム・ジフンを挑発しました。
昨日会った人物は弱くてね、子供なんか苦しめちゃって、つまらなかった・・・と。
そしてトドメのように言いました。
「お前は、ユン・ヒジェをとったら何が残るんだ?」
思わず立ち上がったヨム・ジフンですが、弁護士の宥める声に必死に自分を押さえ、出て行きました。
この尋問の様子を、カン刑事が見ていました。
やはり、彼が持ち去ったパク記者の万年筆の中には、事件の全ての音声が録音されていたようですね。
だから、目の前にいるヨム・ジフンが、その音声の犯人の声の主だと分かった筈。なのに、何も公表しません。その理由はどこにあるのかしら?
偶然警察署に来ていたハン記者は、すれ違ったヨム・ジフンの顔を覚えていました。
以前、オクヒの店に来ていた男だと。
それを聞いたドジンは、すぐにオクヒに連絡を入れ、用心するよう言いました。
ヨム・ジフンは憂さ晴らしのようにソジンを狙いました。
でもね、ヒョンムが見守っていたんです。
ヒョンムは、殴られながらも、ソジンを必死に守りました。
殺されてしまうと思った時、通行人が来たので、ジフンはまたも逃走。
ムウォンは、ずっとジェイを避けていました。
ユン・ヒジェから妹が絡むと冷静じゃいられなくなるなと指摘された事もあって、素直にジェイを見る事が出来ないのでしょう。
ジェイは、勿論、兄がユン・ヒジェを暴行しようとしたと知っています。
電話にも出ないので、心配になって部屋を訪ねました。
ムウォンは、ドジンと会うなと言いました。
やはり彼には、ドジンはユン・ヒジェの息子で、その狂気が遺伝していると思えるのです。
それに、犯人の息子と被害者の娘が上手く行くとは思えませんでした。罪悪感が常に二人の間にはあるから・・・と。
ムウォンは、実の両親を殺した犯人を、騒動の中、殺してしまったようですね。まだ少年の時ですから、殺意があったとは思えません。
それでもその傷は彼に大きな罪悪感として刻まれていて、消える事は無さそうです。
その後、ナグォンの両親が養子としてくれたんだけど、その養父母もサイコパスによって殺されてしまいました。
葬儀の席上、親戚から、血のつながりも無いくせに・・・と、散々な言われ方をしたムウォンは、それでもナグォンを守って生きて行くと宣言したのです。自分もまだ高校生なのに・・・。
そうやって守ってきたナグォンが、よりによって敵の息子と・・・と思うと、やはりやりきれない思いになるのは仕方が無いように思えます。
ジェイも、兄の思いをよく分かっています。
二人だけで生きて守られてきたのですからね。ムウォンの言葉にすぐに逆らう事は出来ませんでした。
ユン・ヒジェが尋問の為に、刑務所を出ました。
バスで護送されている時、道端の標識に目印のような紐を見つけると、身を前の座席の影にひそめました。
その直後、バスは道に張られた針金に引っ掛かって、事故を起こしてしまったのです。
窓ガラスを割って外に飛び出したユン・ヒジェ。
そのまま逃走するかと思ったのですが、予想と違って、ヒジェはその場で立ち止まって周囲を見渡すばかり。
知らされた警官たちが周囲を取り囲みました。
逃走失敗かと思われたのですが、翌日の朝のニュースで、ヒジェが逃走したと報道されましたよ
ナムやオクヒ、ソジン、そしてジェイ、ヒョンムたちは愕然としました。
ジェイは恐怖におののいています。
ユン・ヒジェは堂々と歩いていますよ。
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