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根の深い木‐世宗大王の誓い‐ 第二章 【DVD】 |
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| ポニーキャニオン |
前回の記事は、こちらから。
ソイは、チェユン＝タルボクだと気づいてはなかったですね。彼女にとって、今は、世宗の大業が完成することが一番大切なのかもしれません。苦悩する世宗を傍で見て来たからかも・・・。力になりたいと、切に願ってる感じですね。
そして、世宗は、とうとうソン・サムムンとパク・ペンチョンの二人の学士に自分の密かに進めて来た大業を打ち明けたのです。
「大王世宗」の時にも大問題だと描かれていましたが、今回も、それを知った二人の学士の驚きようは相当なモンでしたね。中国からの影響を受けない国を目指すと言う事であり、それは、それまでの国造りには考えられないことでしたからね。
恐怖でもあったのかも・・・。大それたことを・・・という。
この時点で、ほぼ文字は出来上がっていたようです。
世宗は、二人にこれまで学ばせてきた韻字の知識を元に、それを評価してほしいと言ったのです。あらゆる固定観念や偏見を捨てて、文字を見て判断してほしい・・・と言いました。
歴史に逆らうものかどうかも判断してほしいと。
そして、それが逆らうモノなら、朝鮮を後退させ、民の役に立たないのなら、白紙に戻し、決して公布などしない・・・とね。
世宗は、重臣たちの反対を押し切って、自分の所謂努力の成果だからと、無理やり公布したわけじゃなかったんですよ。
サムムンとペンチョンは、事の重大さに衝撃を受けました。
でも、彼らなりに世宗の意向を踏み、真剣に対処しました。そして、その文字がまだ不完全ではないかと言う指摘をしたのです。
世宗は、痛いところを・・・という表情でしたが、彼らの真剣さ真面目さを安心したかも。
世宗は、チェユンに密本の捜査を一任すると決めました。ムヒュルからそれを聞いたチェユン。
その時、この事件の黒幕が“密本”であり、その首領がチョン・ギジュンと言う人物だと言う事も聞きました。
密本と言う言葉には聞き覚えがありました。昔、騒動の中、父親の遺書を奪われ、自分は“密本之書”を持って来てしまったわけで。その密本之書を、チェユンンはちゃぁんと隠し持っていたのです。その書の中に、書かれていたのが“密本”と言う文字でした。
事件の黒幕であり、父親の遺書を持ってる相手でもある密本。チェユンは、一層任務に励むようになりました。
ところで、世宗から税制についての重要な任務を言い渡された学士のナム・サチョル。
役の重要さに恐れをなしてました。で、自作自演の芝居をうつんですよ。
自宅に何者かが忍び込み、世宗の政策に協力するモノは、皆殺しにする・・・とかナントカいう書を残して行った・・・とね。
だから、職を辞退したい・・・とね。
で、この事件の犯人として、カリオンが捕まってしまうんです。勿論、無実の罪ですよ。
最初、カリオンを疑ったチェユンですが、彼の言い分を聞き、それが濡れ衣だと確信します。
疑いを晴らすために、一生懸命捜査しましてね。彼の働きもあって、自作自演だったと分かり、結局、カリオンは釈放されたのです。
この時、密本は、急に動き始めたのです。
「カリオンを救出せよ」
という書が、左議政のイ・シンジョクの元に届きました。実は、彼は昔、ギジュンから直々に朝廷の重鎮となれと命じられた当人なんです。
でも、重鎮になったものの、彼は密本としての意識が薄れかけていたようです。それだけ長い年月が経ったということですね。
また、密本の中でも、情報は固く守られていたようです。本元ギジュンが誰なのか、正体を知ってる者はわずかだったようで。
学士のシム・ジョンスも、知らない一人でした。
自分に知らせず内緒で本元の命令が出てるってことに少々気分を害してるようです。
釈放されたカリオンのところに、イ・シンジョクがやって来ました。カリオンが密本だと言う事は、書の内容で察知出来ますからね。裏の事情とかを聞きだそうとしたんです。
その時、カリオンが言ったのです。
「立身出世しろという命令は果たしたものの、２４年ぶりに下った本元の命令を軽んじた密本の一員はどうすべきか。」
なんと
カリオン＝チョン・ギジュン、本元だったんですよ
気分を害して、ピョンに刃を向けたジョンスにも、その事実がトダム行首から告げられました。
びっくり～っ
一番疑わしくない人物だったカリオンがーっ
世宗も、彼の事を心から信頼しているのに
正体を現したギジュン。これから表に出てくるのかしら。
チェユンは、ソイが何故薬を常用してるのか、理由を聞きましたが、それが自分が知ってる幼馴染のタムだとは気付いてません。勿論、ソイも・・・です。
