大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

つばめ

2021年05月26日 | 鳥・昆虫
先日の法隆寺訪問の際、昼食場所の軒先でツバメの巣に出会いました。
昼食場所の中庭に面する軒先でツバメが飛び交っていて、巣づくりの材料なのか、ヒナへの餌なのか判然としませんが何か咥えて巣に出入りしています。

つばめ
ツバメ科。体長は平均15~20cm、翼開長は30cm前後。
北海道から九州までの地域に夏鳥として飛来し、人家や商店、駅などに泥でできたおわん型の巣をつくる。これは、天敵であるカラスなどが近寄りにくいからだと考えられている。
日本で繁殖するツバメの主な越冬地は台湾、フィリピン、ボルネオ島北部、マレー半島、ジャワ島などである。
体の色は光沢のある黒で、腹は白く、額と喉が赤い。尾は長く二つに分かれ、オスの尾はメスよりも長く見える。

春から夏にかけて繁殖し、2回子育てすることもある。トンボやアブ、ユスリカなどの飛ぶ虫を、飛びながら捕える。チュピッなどと鳴き、さえずりは「土食って虫食ってしぶーい」と聞こえる。
子育てが終わると、川沿いのヨシ原等に数千羽から数万羽が集まり、ねぐらをとる。8月中旬から10月にかけて東南アジアへ渡る。

古くから人々に親しまれている鳥で、農村では害虫を食べる益鳥として、人家などに作られたツバメの巣も、商売繁盛や安全の印として見守られてきました。
古くはツバクラメあるいはツバクロと呼ばれるのは、「つやつやした黒い小鳥」ということだとか。漢字表記は、燕、玄鳥、乙鳥。

巣に止まっているのを撮った写真で見ますと、こちらのほうをにらんでいるように見え、巣に手を出したら容赦しないぞ、とのつばめの母親?の強い意志を感じました。
コメント
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