大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

さくらんぼ

2021年05月10日 | 植物
昨日、相棒とともに遠回りの買い物へ。
コースはいつも人通りの少ない裏街道経由で大阪城を巡って近鉄百貨店へ。

大阪城のショウブも咲き出し新緑も青空に映え、みずみずしい若葉の下のベンチでくつろぎました。
今年の花見は、来城者も少なくせっかく咲いた桜花も淋しく散ったことでしょう。と思いながら新緑を見上げていますと「さくらんぼ!!」と相棒の声。

「ヨウコウ(陽光)ザクラ」の名札のかかった桜に、長径1センチくらいのさくらんぼが赤く実っていました。
天守閣前のナンジャモンジャの花は数輪残っていました。

天守閣前のクスノキの新緑も爽やかな青葉に入れ替わっていました。このクスノキは豊臣秀吉が大坂城築城の際植えたクスノキが枯死していたのを、明治になって小川又次陸軍第四師団長が往時をしのんで植えられたそうです。

青空と堀の水に挟まれた六番櫓が美しい姿を見せていましたが、見てくれる観光客が少なく淋しそうでした。
「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」の名句(江戸中期の俳人・山口素堂)にちなんで買い物はカツオにしました。
コメント (2)
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