大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

能登・金沢の旅(その2)

2023年12月31日 | 能登・金沢の旅
能登・金沢の旅二日目、7時50分ホテル発。
訪問先は、白米千枚田・珠洲塩田村・禄剛崎灯台・聖域の岬青の洞窟・能登中島駅郵便車両・のと鉄道乗車・和倉温泉。

白米千枚田・・能登半島の輪島市白米町にある白米千枚田。海に面した約4ヘクタールの斜面に1004枚もの小さな田が連なる棚田で、農林水産省の「つなぐ棚田百選」や文化庁の「国指定文化財名勝」にも指定されている。
今回もよい天気で背景の日本海も穏やかな中、少し残る雪景色も趣があり、日本の原風景でもある棚田を堪能しました。

珠洲塩田村・・江戸時代以前より続く揚げ浜式塩田法が今も続けられいる。
揚げ浜式塩田法とは、海面から桶に汲み運んだ海水を塩田に振り撒き太陽と風で乾燥させ、その塩分を含んだ砂を集めて海水をかけて塩分の濃い「カン水」を作り、それを釜で煮詰めることで柔らかい風味の塩が出来上がるという極めて自然任せの製法。

塩分の濃い海水で湯がいたジャガイモを頂き、大変美味しく頂きました、その後塩田前で塩撒きの実演を見学(ブラタモリで放映)し、解説の名調子につい塩(おにぎり用)とニガリ(ご飯が美味しくなるそうです)を購入し、能登半島の最北端の禄剛崎灯台へ。

禄剛崎灯台・・明治16年設置。狼煙町の名前から「狼煙の灯台」と呼ばれている。歴史的・文化的価値の高さから、Aランクの保存灯台に指定されているほか、「日本の灯台50選」にも選ばれている。通常の灯台は、レンズを回転させることにより光を点滅させるが、この灯台では、レンズを固定し灯火の遮蔽板を回転させることによって点滅させている。
この地は、「日本列島の真ん中」との表示板がありました。灯台は、大変な急こう配の坂を上ったところにあり、相棒はその坂の上まで行きました。灯台は、ずんぐり型でスマートさに欠けますが、本来の目的は十分に果たしています。

聖域の岬・青の洞窟・・日本三大パワースポット(長野県(分杭峠)、山梨県(富士山))の一つ。養老二年(712年)天竺、現在のインドから来た法道と言う仙人が天へ登る為の修業をし、強靭なパワーを習得した洞窟として世にしられ、古来よりこの洞窟は万能の気力と願いが叶うと伝えられてきた。近年では縁結び、金運、学問等多くの願いが叶う洞窟として知られている。

ヘルメットを着用して急な坂道を下って入口へ。内部は、真っ暗で足下が危ないので相棒は途中までで待っていてもらいました。洞窟の奥から海岸に降りられパワーストーンと呼ばれる白い石を拾ってきました。

崖の上からは静かな日本海の美しい風景が広がり、崖の下に貼りつくようなランプの宿(写真上右)が覗けました。

駅に展示中の郵便車両を説明付きで見学し、のと鉄道で和倉温泉駅へ移動。
郵便車両・・現代では郵便物を全国へ配送する方法は車や飛行機などなど多数ありますが、かつては郵便物は鉄道での輸送がメインでした。

鉄道が開業した明治5年から鉄道での郵便輸送は始まり、昭和61年に廃止されるまでの114年間という長きにわたり、郵便物を送り届け続けるという大切な役割を担っていたのがこの鉄道郵便車「オユ10 2565」で、全国に2両しか残っていません。

七尾と穴水をつなぐ「のと鉄道」。全長約33km、8駅からなる鉄道です。七尾湾すぐそばを走るので、車窓からの眺めをゆったりと見ている。この車両は、隣の西岸駅がテレビアニメ{花咲くいろは}に登場したことからラッピング列車として走っています。
この駅の少し北側には、能登演劇堂があり無名塾仲代達矢さんの公演等で知られています。

和倉駅から金沢までバス移動し駅前のホテルへ。ここからは基本的に自由行動。
夕食は、観光案内所で勧められた魚の美味しい店へ。観光案内書前には郷土力士がずらり勢ぞろい、記念にパチリ。

新鮮なお魚やのどぐろの焼き魚で地酒の冷酒の美味しいこと、相棒もちょっぴり一杯?「おいしい」の一言でもう少し一杯?。
金沢でのライトアップを楽しみにしていましたが、雨がぽつり。金沢駅の鼓門で我慢しホテルへ。バタンキューでした。
本日の歩数計、11148歩。




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