大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

松尾大社・鈴虫寺

2017年10月12日 | 史跡
昨日、ウエーブ産経の催しで松尾大社へ。
阪急桂駅11時集合、迎えのバスで昼食場所の筍亭へ。

到着後竹林道を散策、玄関前には満開の藤袴の鉢植え、そこへ沖縄からの渡りで有名な蝶のアサギマダラが飛来してきています。

昼食は、タケノコ料理を含む幾品もの料理の数々に満腹。バスで松尾大社へ。
大鳥居前で神職の出迎えを受け境内を案内して頂きました。
鳥居に枯れ木のようなものがぶら下がっています、説明では脇勧請といい、榊の小枝を束ねたものを十二(閏年は十三)下げて月々の農作物の出来具合を占った太古の風俗だそうです。

松尾大社
太古の昔よりこの辺りの住民が松尾山の神霊を祀って生活守護神としたのを起源とし、京都最古の神社。
5Cの頃渡来人の秦氏がこの地に移住、山城・丹波国を開拓農林業を興し、松尾の神を総氏神とし文武天皇の大宝元年(701年)この地に社殿を造営。

都を奈良から長岡京・平安京に遷されたのも秦氏の富と力によるものとされている。
皇室のご崇敬は極めて厚く行幸数十度に及び正一位の神階を授けられ両賀茂社と共に皇城鎮護の社とされている。

醸造の祖神として全国の酒造家等からは特別な尊崇を受けられ、神輿庫の前には菰樽が100個積み上げられているのはこの神社の名所でしょう。
また、神の使いは亀と鯉だそうで境内のあちこちで見ることができました。
約1時間にわたり由緒や室町時代の本殿(桧皮の葺き替え中)等建築物の説明や曲水の庭等数か所の庭園(重森三玲作)も巡りました。

神社前で解散後、松尾大社駅から帰られる皆さんと別れ、昔二人で松尾大社から苔寺へよく来ていましたが今は予約なしでは入れませんので代わりに鈴虫寺へ。

鈴虫寺(正式名 妙徳山 華厳寺)
臨済宗。
江戸中期享保8年(1723年)鳳潭上人が比叡山で修行後華厳宗再興のため開創。

一年中鈴虫が鳴いていることで有名。
また、入山にあたっては住職の説法を聴くことが条件で、私達も20分ほどお待ちくださいと言われましたが、しばらくして空席があるとのことで入れて頂き待つことなく入れたのはラッキーでした。
本堂内は満席(150人位)、茶礼(お菓子とお茶でもてなす禅の作法)を受け説法をお聴きしました。

山門前の願いを一つ聞き届けて頂けるわらじを履いたお地蔵様にお願いをして阪急北桂駅から帰途に。
本日は、美しい花々や秋らしい景色にも出会い、美味しい料理を頂き相棒共々大満足の一日でした。
いつもお世話になっている産経さん有難うございました。





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