大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

ヒヨドリ

2020年04月03日 | 鳥・昆虫
先日の司馬遼太郎記念館での庭、一番よく見かける鳥であるヒヨドリがクスノキやケヤキの梢でピー、ピー鳴いていました。

ヒヨドリ
スズメ目ヒヨドリ科。日本や日本周辺のサハリン、朝鮮半島南部、台湾、中国南部等に分布。

くちばしは黒くて先がとがる。雌雄同色。頭部から胴体は灰色の羽毛に覆われるが、頬に褐色の部分があり、よく目立つ。また、頭頂部の羽毛は周囲よりやや長く、冠羽となっている。翼や尾羽は灰褐色をしている。

全長約27cm前後。日本では里山や公園でよく見られる身近な野鳥の一つである。
糖分を好むためか、ツバキやサクラなどの花にやってきて蜜を吸って、桜の花の柄から先を散らせています。

庭先にミカンやリンゴなど果物の半切れを置いておくとすぐにやって来て独り占めする。 しかし、ときに集団で畑に現れキャベツやブロッコリー、イチゴ、ミカンなどの農作物を食い荒らすこともあり、農家には嫌われる。果樹を食害する農業害鳥である本種を狩猟鳥の指定にし、煩瑣な手続きなしで駆除できる。
仔飼いにすると非常によく慣れ、飼い主を見分けることから平安時代は貴族の間で盛んに飼われた。
古今著聞集などにその記述があり、現在の競走馬のように個体名が付けられ愛玩されたようである。

東京では1970年頃までは10月に渡来し4月に渡り去る冬鳥でしたが、留鳥として一年中棲むようになった。
鳴き声は「ヒーヨ! ヒーヨ!」などと甲高く聞こえ、和名はこの鳴き声に由来するという説がある。

この鳥の食欲は旺盛で庭の万両の実が瞬く間に食べつくされた経験がありました。
結構警戒心が強く枝に止まっていてもすぐに飛び立ち、写真になかなか撮れませんでしたが今回はたまたましばらく止まってくれていました。
コメント (2)
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