大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

宝樹寺・阿弥陀如来坐像

2019年06月20日 | 史跡
昨日、大阪の歴史再発見として大阪市内の寺院での非公開文化財が順次公開されています。
大阪市域には約1100の寺院がありますが、その内約200寺は秀吉が大坂城築城に際し寺を数か所の寺町へ移転させました。
今回の宝樹寺は、その内の一つ東小橋墓谷筋寺町(現城南寺町)にあり浄土宗の寺院で文禄年間創建。

近隣の宝樹寺へ。
公開されている木造阿弥陀如来坐像は高52cm・欅の一木造(膝前部分のみ檜)・平安時代後期の作で当初は薬師か釈迦如来であった可能性もあるそうです。
眼は少しつり上り額は狭く頬はふっくらとし、小さいながらもどっしりとし、来迎印を結ぶ姿はお願いすれば来世での幸せを叶えて頂けそうです。

他に、木造三十三観音菩薩像の内五躯・銅造白衣観音菩薩坐像・木造阿弥陀如来立像が公開されていました。
大阪の梅雨入りはまだですが帰り道の東高津公園では、梅雨入りに咲きだし梅雨明けに咲き終わると言われているタチアオイが満開です。

コメント
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