大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

野崎詣り

2018年05月06日 | 催事
5月5日、二十四節季の立夏です。
春の盛りが過ぎ夏の気配が立ち始める立夏らしい、素晴らしい天候ですので初めての野崎詣りへ。

JR学研都市線野崎駅下車、駅前から生駒山麓へ続く参道は屋台が並び参拝客で溢れています。
200段位ある階段を上り、ウツギの花が満開の山門から境内へ。

野崎詣り
福聚山慈眼寺、宗派は曹洞宗。本尊は十一面観世音菩薩。
地名の野崎と本尊から野崎観音と称される。現在は毎年5月1日から8日まで開催。

5月初めに行われる有縁無縁全てのものに感謝する無縁経法要は、野崎詣りの通称で知られ江戸時代より続いている。
かつての野崎詣りは大坂から川を遡り、かつて生駒山の麓に存在した深野池まで舟で行くという参詣の風景が見られ、人形浄瑠璃や落語等のフィクション作品の舞台となっている、
また東海林太郎の歌謡曲野崎小唄は、野崎詣りというと「野崎詣りは屋形船でまいろう・・」との歌詞が口をついて出るほど知られている。

こじんまりした境内には、釈迦の16人の高弟十六羅漢像や文楽「野崎詣りの段」でよく知られる、お染久松の塚もある。
また、中興の祖摂津国の遊女で長者の江口の君を江口堂に祀り、婦人病と子授けの御利益があるとされる。

本堂から展望台へ。
展望台からは眼下に大阪の町が広がり、左手の方にはハルカスも望めました。

参拝後、近くの深北公園までウオーキング。
テニス・サッカー・野球等色々なスポーツ設備が充実している公園では、若者たちが各々スポーツを楽しみ、また多くの家族連れが芝生上で寛ぎ、バーベキューも楽しんでいました。
水辺ではキショウブも咲きだしていました。

子供達の小さかったころを思い出しながら、私達も新緑の下のベンチで一休み。
すっかりリフレッシュできた相棒と共にJR四条畷駅へ。





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