島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

京都の送り火

2023-08-18 | 京都

 暑い暑い今年の夏、それでもセミの声も少し少なくなってきてますし、我が家の網戸に留まってるセミも、たぶん後期高齢者以上でしょう。

 関西直撃の台風も、予報よりはたいしたことなく、「お年寄りは危ないので、休んでください」と言われた仕事も、車で行ったら何ということもなく、むしろお盆と台風で予定より楽に往復出来ました。

 台風翌日で心配した京都五山の送り火、いつもは前日から用意されていますが、今年は台風で全く準備無しも、台風一過の朝から山に薪を運んでいく姿が見えました。

 「妙」は先祖代々地元の家が、家ごとに一つの火床を受け持ってるので、私のような新参者にはその権利は有りません。

 昼には火床は全て準備完了、台風一過と言うほどではありませんが、天気ももちそうです。

 今年は娘夫婦と孫だけが来てくれました。

祇園祭の40万円の有料観覧席、阿波踊りの20万円の有料観覧席に匹敵する場所にある我が家の送り火の席、同じように弁当も出ます。

その890円のお弁当を食べ終わって、家の電気も消して開始を待ちました。

「妙」は午後8時05分着火、昨日あれだけ雨が降ったのに火の付き具合は最高で、速やかに火が回りました。

 ここ数年でも上出来の火の燃え方で、これなら反省会で文句を言われる家はないと思います。

 少し遅れて「船形」も綺麗に燃えています。

 台風も過ぎ去り、送り火も終わったので、暑いと言ってももう夏は終わりそうです。

 寒い寒いと言わなければならない日までが、なるべく長いことを祈ってます。


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6 コメント

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Unknown (花水木)
2023-08-18 18:35:23
伝統ある恒例行事が無事に済んで何よりでした。
自宅から、弁当飲み物付きで観覧出来るって最高ですね。
我が家も昔は夏祭りの花火が見えたそうですが、中学校が新校舎建てたので全く見えず。時間差ある音だけ聞こえます。

暑すぎる夏は嫌ですが、寒いのも苦手。
人間は、わがままですね。
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花水木さんへ (島の医者になって)
2023-08-18 20:37:27
 45年前は、大文字も左大文字も少し見えたのですが、大文字は上の棒辺りだけ、左大文字は全く見えず、妙の特等席だけになりました。
 京都は35℃以下になって、何となく秋が見えてきました。
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Unknown (Toitenlabee)
2023-08-18 20:49:39
網戸のセミが後期高齢者以上と書いておられましたが、私も、最近、庭に転がるセミを見て、色々思いました。
送り火綺麗ですね。Youtubeで最近は観られたりしますが、花火以上に、臨場感がなくすぐ飽きて消しました。先生は、特等席で本物が見えていいですね!
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Toitenlaさんへ (島の医者になって)
2023-08-19 05:08:17
セミは長い地下生活と1週間の鳴き人生、セミよりは良い人生を送ってるなあと、同じ後期高齢者の自分を慰めていました。
 送り火は実物を見てても5分ぐらいで飽きるので、有料観覧席は設置無理ですね。でも何となく寂しくなる余韻が心にしみます。
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Unknown ()
2023-08-19 07:11:04
本当に特等席!!
知人は 去年に続き、リーガロイヤルの屋上レストランにお友達と行くとのことでした。ゆっくり回るレストランで展望も良いでしょうが 先生宅の席には負けると思います。(勝ち負けではありませんが(^▽^))

私はテレビでチラリと見ただけでしたが、台風後でしたので無事に大イベントが終わり良かったですね。
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和さんへ (島の医者になって)
2023-08-19 08:15:16
 炎の勢いが強い時には、働いてる人の姿も見えると言う利点は有りますが、見えるのは5分の1.4だけです。
 台風が丁度終わった後になって、1日違いで助かりました。16日の息子家族の東京旅行も数時間の差で、何とか新横浜までは行ける新幹線に乗ったようで、助かっています。
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