島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

信州悲劇の旅3.

2023-09-08 | 

 車山山上テラスから何とか下山し、チェックインには早すぎましたが、予約していた諏訪大社下社秋宮傍の下諏訪温泉「聴泉閣かめや」にたどり着きました。

 かめやさんでは親切にも早めでも入れて貰えて、車いすも借りられて、近くの整形医院までナビで紹介してもらい、夕方の診察開始に受診。

 結果は「恥骨骨折」、がっくりですが大腿骨頚部骨折よりはまだましです。

 そのままキャンセルして帰る手も有ったのですが、夜間の運転に自信がなくなってるので、その日はかめやさんに宿泊、明日のプチホテルにキャンセルの連絡したらキャンセル料なしで気持ちよく了解していただきました。

 かめやさんは、和宮降嫁時にもお宿になったりした老舗の小さな旅館です。

私の予約した(富士の間)は島崎藤村が「夜明け前」などの執筆に使った部屋、エレベーターが無く2階まで何とか家内を上げましたが、この富士山の絵に又見とれて転倒したら笑いものですね。

 2階の部屋からは緑一杯の庭も眺められ、良い部屋でしたが、島崎藤村の時代にしてはもう近代的になりすぎていました。

 夕食も1階に下りていかねばなりませんでしたが、そのまま貸切風呂にも入れて、下諏訪温泉の湯も少しは楽しみ、私はぐっすり寝てしまいました。

 朝食も全部食べて出発。

かめやさんには本当にお世話になりました!!

 小牧ジャンクションで2時間ほどの工事渋滞には巻き込まれましたが、何とか1回だけPAのトイレに抱きかかえて家内を連れて行っただけで帰宅。

 あっという間の短い信州旅行になりましたが、受傷から1週間、老々介護を続けていますが、まあこれも人生、家内は知りませんが、私はこれも楽しんでいるのかもしれません。

 来年は家内が身も心も回復して、「信州リベンジの旅」が出来たらいいのですが、私の体力も分かりませんね。

コメント (9)
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