島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

奈留島百人一首93

2014-06-08 | 奈留島百人一首
 
 93. 世の中は 常にもがもな 渚こぐ
            あまの小舟の 綱手かなしも

                           鎌倉右大臣(1192~1219)
「この世の中がいつまでも変わらず平穏なものであればよいなあ、海岸に沿って漕いで行く漁師の小舟を他の漁師が陸から引っ張っていく光景が穏やかでいとおしいように。」
 鎌倉右大臣は鎌倉の鶴岡八幡宮で暗殺された鎌倉幕府3代将軍の源実朝です。
源頼朝の子供ですが、和歌や蹴鞠が好きで、武士というより公家生活指向でしたし、定家のお弟子さんでもありました。
政権真っただ中の不安定な将軍生活には全く向いていなかったのが、この歌からもわかりますね。
 
 93. 大会は 常にもがくよ 力だし
           あまの自慢家 綱引き楽しむ

                        は・常にもが・あまの・綱  11字 同じ
 奈留島では毎年ゴールデンウイークに五島綱引き選手権が開催されていて、奈留島内にもそこそこ強い綱引きチームもあり、道具もそろっているし、公式審判員の免許を持っている人も多く、今年長崎で行われる長崎がんばらんば国体の綱引きは奈留島で行われます。
 
 「常にもがもな」を「常にもがくよ」とうまく変換でき、あま・綱もうまく入って、奈留島で盛んな綱引き大会にふさわしい一首となりました。
 どうですか花水木さん? 今度は写真がもひとつですか、なるほど。
   皆さん、今年の秋の長崎国体には、奈留島の綱引き大会見物ツアーにぜひお越しください!

      返事
花水木さん:やっぱり「ううーん」ですね、 
     です。で終わったのが更に良くないですね。
大雪男さん:構想はできているので、
     新しいパソコンからいかにして写真を引き出してくるかが問題点です。
綾部のとしちゃんさん:なんのこっちゃ?
     松葉蟹が長崎にはないのでうらやましいですが。
コメント (2)
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