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西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

救急医療についての考察・・・④議会とセンターについて

2021-01-22 12:25:44 | 日記

まず最初に、市民の皆さんに議会とは何をするところかを知ってもらいたいと思います

ただ条文をだらだら書いても面白くないので、2019年高知で受けた講演をもとに書いていきます(以前も出しましたから、今回は関係のある所だけ)

ここは特に知ってもらいたいという部分は朱書き、特に重要なのは大文字にしています

それでは

*議会は地方政治、自治の主役である(これは議員各々が自覚すべきでしょう)

最終決定権を握っているのは議会であり、地域の将来を左右する重大な使命を担っていいる(そうあるべきです)

*世論は厳しい「いまだに自治の主役の自覚に欠ける議員が存在している」という議会不振が根強くあるのは否定しがたい

*政策立案を強調しすぎるのは地方議員に負担が大きい、それよりもチェック機能、行政監視が重要(行政監視することによって、両輪の役目が果たせると思う)

20年後の住民は幸せですか(議員がこの視点をもつことが重要だと思う)

*住民協働力、行政との対峙力、立法力、情報収集発信力(これを目指すのが議会ですね)

いろいろと学びましたが、私が本当に大事だなと思うことを再度いくつかに絞ります

行政監視力を強化する(首長の暴走を食い止め、また怠慢を戒める)

次世代を見据えた議論(人口減、財政不安になる状況をあえて議論

情報公開を徹底する(本会議だけでなく、各委員会も市民の傍聴を推し進めるぐらいが良い)

以上です、議員は何をすべきが理解できると思います

それでは「地方独立行政法人 西都児湯医療センター 施設整備に関する説明会」について報告します(できるだけ読みやすいように箇条書きにします、なおあれから一年以上たっています、その時間経過も踏まえて私の補足を青字で入れます)

日時は2019年12月18日(水)19時からです

参加議員は16名(I・H議員、M・M議員は所要のため欠席しました)

センター側出席者 

理事長兼院長 長田直人(麻酔科医)専門集中治療、麻酔 宮崎大学一期生 宮大医学部地域医療学講座教授 (救急救命センターの立ち上げに尽力、ドクターヘリの整備にかかわる)

副院長兼脳神経外科長 濵砂亮一(脳神経外科医)脳神経外科、脳神経血管内治療、脊髄外科 宮崎医科大学卒業

脳神経外科医員 横山貴裕(脳神経外科医)脳神経外科、脳神経血管内治療 宮崎大学医学部卒業

診療部長兼呼吸器内科 床島真紀(内科医)総合内科、呼吸器、呼吸器内視鏡 認定ICD 宮崎医科大卒業

整形外科医長 小田竜(整形外科) 整形外科(オペ実施)自治医科大学医学部卒業

あと二名は病院に残って急患に備えていました ・呼吸器内科医長 楠元規生(内科医)総合内科、感染症、リウマチ膠原病、呼吸器 認定ICD 富山医科薬科大卒業    ・医療支援部長兼循環器内科長 川本理一朗(内科医)総合内科、循環器 DMATの中心 琉球大学医学部卒業

事務局長 八木毅(前市職員)

箇条書きで書いていますが、センター発言者の個人名は控えます、進行はJ 医療センターはS 議会はイニシャルとします

*J 開催にあたって

・センターの要望を受けていただき、説明会に参加していただき感謝を申し上げます 

・センターとして(市長と)意見が食い違っていることを市民に表明してほしい

・住民説明会を開き双方の考えを聞いて、住民の意向を踏まえて決定しましょうと、市長に訴えてきた

・市長は議会で(センターは)承知していると、いかにも同意しているような答弁をしてきた

・実際は決定が不透明であることもあり、しっかりと反対、受け入れられないと発言している

・これまで新病院の建設を遅らせる争いは避けたい、市長の思わせぶりな発言を信じたかった(が裏切られた)

・ところが市が単独で予定地のみの説明会を始めた(センターと行政で住民に話しましょうとお願いしていました)

・このまま静観していては、病院の運営責任者である理事長の説明責任が問われると11月19日に議長あてに議員に情報提供と意見を伺いたい趣旨から要望書を提出した (会議をしたのが、12月18日です、一か月以上、議長は要望を凍結していました)

・新聞社の取材に対し、守秘義務違反ではないかとある議員より言われたようですが、顧問弁護士によって問題ないという回答を得た(これについては私はブログで取り上げました、守秘義務と内部告発です。内部告発をするなと、ある議員は言っているようなものです

・資料につけた新聞記事は新聞社に許可を得ている

S

・長田理事長の紹介、特に麻酔と集中治療はどういものかをわかりやすく説明されました

・地域医療に進んだ経緯を話されました、つまり宮崎県は他府県に比べ救急医療が立ち遅れている

・平成29年度に非常備消防地域(消防本部がない、救急車が走らないところ)は全国で35か所ありうち4か所が宮崎県(ちょっと前7か所)

。防災ヘリがh17年まで飛んでいなかった、飛んでいないのは宮崎を含む3県のみ

・災害時に大切な赤十字病院がない(奈良県、山形県、宮崎県)、地域で働く医者は救急の立ち遅れを怖がった

・特に児湯地区は救急医療が少ない、だからセンターに来た当時の橋田市長が何度も懇願したようです

・現在当直は常勤医師全員が月に7回から8回行っている、午後11時から午前7時の間でも救急車で搬送され診察できる患者(当直医師の専門外は他病院へお願いする、専門だったら受け入れている)は受け入れている、自分たちでできる範囲の仕事させていただいている

・新病院の四つのポイント①住民の負担にならないような事業計画(お金のことです)②より良い療養環境(西日の病室はだめ)③ドクターヘリが安全安心に運行できる④二次救急、災害拠点病院の機能に有利な土地 の4つを考えてきた

・①について独法だから41億7千万円(新病院建築等病院債総額)の半分はセンターが返すことになる、その責任がある、変えてもらたら困る

・財政シュミレーションをしてみたが、この額が限度、これ以上は厳しい

・それを考えると市の提案は(ボーリング場跡地)費用増大する恐れがある(土地代解体代に費用がかかる、またこの額つまり鑑定評価は出ているにも関わらず市民や議会に提示しません)

・②あの土地の形状では、西日が当たり療養環境に適していない、なぜ相談なしに市が勝手に決めるのだろう(病院運営療養環境に適した土地はその運営者と相談するのが筋というか当然だと思う)  

・③ヘリに関しては乳児園、高校、小中学校がある。欧米でもドクターヘリは飛ぶ条件を厳しくしている、その上で飛ぶ危険性

・今年西都で17回児湯郡は35回とんだ、交通事故が多い、ですが雨の日や夜間は飛ばない。その時初期治療を行い次の日にドクターヘリを飛ばす(医大、県病院など集中治療ができるとこにだと思います)そうすれば患者は救われる

・災害ヘリはドクターヘリに比べ重く、天候に関係なく飛ぶ(事故の危険性があるという事です、実際昨年起こっています)

・④児湯の患者さんが4割いる、夜間救急(一次救急と言ってよいと思う)は各自治体から分担金をもらっている(昨日書いた運営負担金のことです)したがって児湯を無視することはできない(交通の利便性も含んでいると思われます)

新病院ができた後の現病院は耐震もしているから、県でも珍しい地域医療構想を実現したい、つまり生活習慣病の予防や認知症対策

・そして地域完結型の医療(西都以外に患者さんが行くことがなく、地域内で完結する医療)を目指したい

・新病院計画がこのようになって新たに採用予定の3名も微妙になった

市の職員、先生方、スタッフとして策定した基本計画は市の策定した基本構想に基づいたもの、その前に住民アンケートを取った

患者の93%が車を利用、入院患者の6割が救急による患者、2割が他の病院から紹介、歩いてくる患者はわずか

・基本構想は病院の規模、機能に基づいた敷地の広さ、形状が適した土地とある

・用地取得や造成工事による費用の増大、着工までの期間が長期化する可能性の少ない土地

・懇話会の候補では赤池、四日市、園元、調殿の4か所だった(市内中心部は最初は候補に出なかったことが伺えます)

・建設事業費は事業費の増大が新病院の経営を圧迫しないように経済性を考慮するとなっていた

・それらを踏まえて庁内協等で結果を出した、朝日の記事の通りである(庁内協議の結果を市長が覆したことを指します)

・建築事業費は膨らませるわけにはいかないと考えている、ただ建築単価は平米あたり39万6千円になっている

土地の取得にお金を膨らますわけにはいかない

・病院を運営するからには赤字にはしていけない、赤字になれば住民の負担になる(独法とはそういうものです)

・庁内会議でも財政課の方から、正直病院債の負担は厳しい、だけど住民が望んでいることは一定の理解はできる、だから事業費はできるだけ抑えてくれと言われている

・ある課長から四日市の土地を有効利用できないかという意見も出された(道の駅予定地として市の土地となったところです、ここなら土地代を追加することは抑えられます)

・今計画されている土地は庁内協議の際、高額になるからと候補地から外した土地である(しょっぱなに外されたと聞いています)

・それらのこと(経緯)はセンターの先生にも報告していることである、なので市長の言われることをセンターが簡単に受け入れることはありません議員が一度はセンターの先生はボーリング跡地で承諾したんだと思ってしまったことを指します

ここから質問に入りました

I・k ・先生方の話を聞けてうれしい ・議員は行政のチェック機関である ・新病院について質問してきたが市長の答弁にに疑問がつのった ・真実が知りたい、楽しみにしている 

・市長に医療センターは承知したのかと尋ねたところ、市長は承知しているものと考えていると答弁された。皆さんはボーリング場跡地に建設することに対し、承知しているか伺いたい

S・私は承知していない、市長と話したとき反対ですと言っている

S・7/19の議事録にあるんですが、明確に反対であるといっている。一度もここでよいといった事はない。二度市長と話していますが、一度も合意していない

S・市長に、市はここに建てることを決めましたと言われ、評価することを許可してほしいといわれたが、評価することを認めると許可したことになると思って強固に反対した

・そのやり取りの中で、市長はあ~そういう事ですね、と言われた。建てる気はないんだと思った

・それでセンターとしてはここを評価することは認めるけれど、ここに建てることを認めたわけではないと明確に答えた(これは市議会でにやられ方と似ています、比較してくれという議員の願いに評価しないとわからないと言い続け、話が平行線なので比較するために評価の予算を認めたら、議会はあの土地を認めたと話をすり替えました

S・土地代が上がると、市が出すことになる。(また医師会について話をされましたがそれは省略します、私は30数年前、某県医師会長さんと仲良しでしたが、その時言われた内容と同じです、柔らかく言うと医師会は経営を重視するため、もっとざっくり言うと縄張りの線引きのためのものといった事です)

・医療は社会インフラだと考えている、そのインフラを医師会に丸投げするのはだめだと思います

・今の医療センターにいる先生方はすごく尊敬できる先生方だと感じている

S・ボーリング場跡地に建てるのは診療科として意味がないと考えている

脳卒中は一分治療が遅れるだけで、ニューロンが百万個死んでいく

・西都市民が此処でいいとなったら、児湯の人たちはどうでもいいという事にならないか

・西都児湯圏で脳卒中治療を考えたら、ここに建てる意味はないと思う

・インター近くに建てば、他のところから脳卒中の患者がどんどんじやってくるし、今センターは脳卒中の教育研修施設になっている

・今県内で、血清回収までちゃんとやれるドクターは濵砂先生を含め数名しかいない

・とても重要な役割を果たしていく施設と考えると、発展していく場所にするのが良いと思う、ここ(ボーリング場)に建てる意味はないと考える

HT・三位一体と市長は言うけど、センターの先生方にそういった感覚はあったかが一つ、赤池が庁内協議で全員一位で決まったときレベル2規模の災害の情報はあったか伺いたい

J・三位一体は行政と医療と市民だと思っている

・レベル2の話はすでにおこなっている、浸水対策についてはいろいろと考えていたようです、建築方法とか土地のかさ上げとか

HT・朝日の新聞の「赤池は市民や議会の中で受け入れられないと聞いている」と市長が述べた記事について質問しました。つまり議会としては赤池がどうのこうのと聞いてもいなかったことを、否定できるはずがないが、センターはどう考えていたか

J・記事の通りです

HT・市長は話を通すために、議会が言ったと理解していいんですね

J・議会だけでなかったように記憶している(ある市民も言ったという事だと思います、このくだりは新聞を見て驚いたことがきっかけです、議会に建設予定地を発表するずっと前に、議会が反対したといった記事ですから。その後これを質問で追及したら、記憶にない新聞社に聞いてくれというようなことを言われました

IT・西都児湯が一つになって救急医療をやってもらうのが私たちの安心だった

長田先生が来られてこんなに立派な先生を集めていただいて市民は喜んでいる

・一般論で伺うが救急体制のためにはボーリング場が良いのか赤池が良いのか、また財政の事を伺いたい

S・赤池が良いけど、インター近くなら赤池にこだわっていません

・ボーリング場は高いし、西日が入るし、ドクヘリにとって安心安全とは言えない

災害と(二次)救急をやるには大きな道路のそばが良い、宮崎市郡医師会も都城新郡医師会も高速道路インターのそばに作った

S・私もやみくもに赤池一本ではない、心配しているのはお金の面

・ボーリング場跡地に作ったら5億円と数億円とかプラスアルファになる話を聞く、営業補償金も必要じゃないか

・僕らはいい建物を建ててくれとごねているのでなく、そのお金で本当に大丈夫ですかと心配している、そのお金を市民の方に強いていく形になるのでないかと心配している

・僕が病院に求めるのは機能性です、あの形(ボーリング場跡なら変形のT字形になることを示しています)じゃ機能的な病院は疑問です

・機能的にも高速だとか宮崎に近い方がいいと思うのは当たり前だと思っています

KY・理事長の話は理事会に報告され、承認のもとに話されていると理解してよいか(センターの先生の発言にセーブをかけようとしている感じでした)

S ・職員向けのビラを作りきっちりと報告している(このビラのことを上の発言議員は怪文書と言ったことを覚えています、職員向けのビラをどっかから手に入れて「怪文書だ!」といったのです)(ちなみに至極まっとうな内容の資料です)

KY・独法の定款に医療機関と行政と連携して・・と書いているのだが、どうも連携している風に思えない

S・私は理事会を代表して話ししている、問題は市長に説明させてください、連携とりましょうといっても、だめであった、連携はとれていないがとっていないのは市長です

・こちらが(真剣に)住民説明会に我々も参加させてくださいとお願いしても、ずっと黙っている、ふざけるなという(悔しい)気持ちです

KY・理事会としてはあの場所に作るのは反対と受け取っていいのですね(今までの話聞いていなかったのかな?)

S・そうはいっていない、我々の案も聞いてほしいとお願いしているだけ

・市長の話は一方的でまた、赤池を含めて市街地と言っていたのに、いつの間にかボーリング場に変わっていった

・(ボーリング場がいいと)誰が言うんですかと聞くと、(市長は)怒り出すんです、ものすごい勢いで怒られました

・最初は(市長のことを)、温和な人だと思っていた、それが11月21日あたりから変わっていった

・市長が言う事に何でも反対というわけじゃないんです、住民に伺い、住民の話を聞いて欲しいというだけ

・ちょっと時間がかかってもいい、ですが我々の話,案を聞いてくれない

TY・四日市の方が(食の拠点で買った土地)は形状と言い、向いているのではと思うのですが、いかがですか?

J・あの時は(以前比較したときは)市街地との距離や、災害のこと(千年に一度の災害のこと)だったけど、今検討しなおせば除外する理由が減ると、今は思います

IK・共同(センターと行政)で説明会をしたいという提案は受けませんでしたか?と訊いたら市長はセンターに確認はとっていないと回答した

・ところが朝日新聞ではセンターが提案したと書いている、それは事実かと訊いたら、市長は頓珍漢な答えにならない答えが返ってきた

・なぜ住民説明会にセンターを入れなかったのですかと訊いたら、建築場所についてのみ報告する場とした、だから(センターは入れず)行政のみで説明した

・これはセンターを、はなから入れないつもりと考える

・市長の考えとセンターの考えを市民につてて意見を聞けば済むのではと聞くとこれをやっていればうまくいっていたと思います、先生もやめることなかったし、今頃建設の槌音が聞こえたかも)鑑定評価を待ってからとしか答えない(一年以上過ぎた今でも鑑定評価を提示していません、選挙戦略だと思います)

AT・私も財政負担を考えて四日市はどうだと思っている、理事長の任期について聞きたい

S・来年三月で任期が来る、中途半端で終わりたくない、ですが留任お願いしますといっても聞いてくれないんじゃないかなと思っている

辞めさせられるかもしれない(現実になりました)

・ちゃんと最後まで責任をもってやらないかんと思っている、続けてやりたい(気持ちです)

J・センターとしては継続していただきたいと考えている

・検診医としても頑張っているし麻酔医としてオペに入ってもらっている、特に整形外科はほぼすべて理事長が行っている

理事長がいなくなったらオペができなくなる

AT・センターとしては続けてほしいという意志があると確認しました

KS・以前も赤池地区に新病院という話があった

・議会への申し出が11月19日、知ったのは12月13日です、こんなにセンターと市では意見の相違があるんだと知った

要望の申し出から今日まで時間がかかっている、12月議会の前に知っていれば質問もできたのにと思って残念です

S・建築費が5億円増えて借金が5億円増えるというのはどのくらいの負担になるのでしょうか?わたしも市民なので伺います

IT・重い負担だと思う、重いでしょう5億円と言ったら

HT・市民が心配しているのは、市庁舎が50億、新病院が41億7千万円、予算規模200億の西都市にとって半分くらいが借金となる

・前の市長さんが一所懸命借金を減らしてきたのに、何もかも無茶苦茶になるのではという市民の不安を聞いている

ここで質問は終わり,締めることになりました

・15年前からずっと勤務して、内科医が撤退、外科医が撤退、脳外科が足りなったり、西都医師会病院がつぶれて財団法人になって、そして独法化、4回名前が変わりました。私は常に自分の目標を持って何とかこの地域にと思ってやってきた。

ですが今ほど閉塞感を感じることはない、とても残念です

今の市長の答弁っていうのは、僕らからすると虚偽の発言なんですよね。僕らが言っていることすべて嘘と思っている。自分の利益に誘導しよう言うのが目に見えていて、じゃこんなところで病院ができて僕らは安心して医療が提供できるのか、皆さん想像できますか。

僕らは理事長が言うように、まっとうな理由で赤池じゃなくっていいんです、ただ高速道路が近く、広い土地で、安全で、この西都だけじゃなく広域に10万5千人(西都児湯)の人、宮崎市の北部の人たちまでカバーできるような病院を作りたいと思っている、そのために床島先生、小田先生横山先生、医者が集まってきて、今一所懸命やっている、それを全否定されているような気分でならない、非常に残念

いくら僕らが言ってもボーリング場の一点張り、もう話す気さえ失っている。この状況でこの場所で作って安心して臨床が続けられると皆さん思いますか

理事長は大学の脳外科の教授のところに挨拶に行ってます、日々こういうことが(話に)出るのです

これまでも5年間僕一人で脳外科をやっていた、やっと一年半前に横山君が来てくれたけど、またもとのようになるのではないか(横山先生は医大からの派遣)、さらに自分の気持ちが折れてしまったら、もう正直この西都から脳神経外科の医療はなくなる可能性がある(残念ながらそうなってしまいました)

今の市長の横暴を止めていただけるのは議員さんしかないと思っています、市民の意見としてボーリング場跡がいいとなれば仕方がないと思います。5億円かかっても10億かかっても市民の皆さんが負担をするといえばそれはしょうがない

我々の意見がすべてねじ曲がって伝わっていく、表には出ないそういった状況で進み、最後は鑑定評価で、皆さん許せるんですか?考えて行動してください

土地、解体費、営業保証金など莫大になります、不透明なお金が回っていいんですか、議員の皆さんに聞きたい

こんなことでいいのか、私は到底許せない、そんなところに立った病院で私は働きたくない(ここは感情がほとばしりました)

アンクリアーな状況で、物事が決まっていくこの政治って何ですか?今痛切にそれを感じている

何というか無力感しかない、これは十分ご理解いただきたい

僕はね西都市出身なんで、何とかしたいと思っているけど、やはり限界があります。そう言ったところに立たされているというのがすごくあり、残念でなりません

何とか皆さん(市議会議員)の力でこの状況を打破していただきたいという風に思います、よろしくお願いします

 

二時間近い会議だったんで、すべてを書いていませんが、内容はわかると思います(言葉を省略したりしていますが、意味とするところは間違っていないと思います)

何が言いたいかというと、議員すべて センターの先生方の悲痛な叫びを知っていたという事です

そしてこの状況で議員は何をすべきかは、読んでいただいたのでわかると思います

長文になりましたが、西都の救急医療の考察④を終了します


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1 コメント

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Unknown (変わる事を祈る住民)
2021-01-23 22:04:51
詳しい説明ありがとうございます。
もしもの時は、鑑定結果次第で住民投票してほしいです。
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