西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

今日は一般質問報告お休みします、3月議会終了しました(新聞記事)、スポーツ少年団紹介活動

2023-03-18 22:43:10 | 日記

一般質問の報告はまだしなくてはいけないのですが、今日それを出すと膨大な量になりそうです。

したがって今日は昨日と今日の報告をします。

昨日3月議会が終了しました。今回特筆すべきことと言ったら、西都児湯医療センターの理事長が3月末を持って辞任される連絡をされたことです。

西都市と理事長の問題は新聞やテレビでいろいろと報道されていますが、その内容は裁判時からのものです。

つまり、二次救急医療特に脳疾患等急性期疾患に対する取り組みの方向性の違いから

市長はセンターの理事長としての適格にかける(あくまで、地方独立行政法人の病院経営としてです)と解任しました。

それに対して裁判となったのです。

その部分のみを取り上げている報道がほとんどです。

ですが我々議員はそれ以前の状況を良く知っていますので(一部議員はそこに目を向けない)、報道等の内容が片手落ち(申し訳ないですが)だなと

いつも感じていました。

そんな中での議会でしたので、荒れるかなと思ったのですが、割とスムーズに進みましたが。

ところが

提出期限ぎりぎりの時間に4人の連名で議員提出議案が出てきました。

追加されたこの議案をめぐる動きが、少し波をたたせました。

今日の宮日新聞の記事に3月議会の記事が二つ載っていました。

その一つが、上記の議員提出議案に関するものです。

記事では「・・・このほか西都児湯医療センター理事長が、市長の解任処分めぐって退任することを背景とした議員提出議案「センターの救急医療維持、運営充実強化を求める決議案」を否決した

と書いてあります

この記事について、市民から問い合わせがある(どういう事?と言った)前に、私の討論を載せて説明します。

私がこの決議文を見たのは、最終日の前日議会運営委員会の時でした。

わたしは委員長なので、この決議文を議案として載せることを図り、了とされ議案となりました。

さて決議文はここには載せません(否決されたし、文面を間違うといけないので・・・でも録画等で確認できることになります)。

さて、提出者から議案がだされ、決議文を読むことにより提案理由を述べました。質疑はなし。

次は討論です、議会はまず反対賛成反対・・・といった順番でなされます。

私は反対の立場で討論しました

その全文がこれです

「議案第一号に対し反対の立場から討論いたします。

ただ反対であるが、部分では賛同しているところもあることをまず述べておきます。今回の決議案の「地方独立行政法人西都児湯医療センターにおける救急医療体制の維持と運営体制の充実強化に取り組まれることを強く求める」という趣旨の部分は一市五町一村の西都児湯住民の変わらぬ願いであります。救急医療体制特に二次救急医療の重要性、その中でも脳神経外科等の急性期疾患から命を救って欲しいという願いは現在かなえられていないだけに、新しい体制になったならば真っ先に取り組むべきものと考えます。それは医療センターの存在理由というべき、西都児湯医療センターの定款にうたっているからです。その第1条には次のような目標があります。「この地方独立行政法人は、地方独立行政法人法に基づき、地域住民に救急医療及び高度医療をはじめとした医療を提供するとともに、地域の医療機関及び西都市と連携して、住民の健康の維持及び増進に寄与することを目的とする。」そして、医療センターの中期目標と中期計画には、「緊急性の高い脳疾患や地域に不足している内科疾患における二次救急医療の提供を行うこと。」

これが包括しているようにうかがえることは理解でき賛同するものです。

ただ反対すべき点がいくつかあります。まず決議文冒頭は令和2年4月1日就任以来という文章から始まり、令和3年11月22日に発出した「理事長の職を解任する行政処分」という流れの文章となっております。

ここに、そもそもの発端が省かれているのが問題なのです、これらの事は令和2年以前の市議会での一般質問を見れば明らかですが、最も明確な出来事が2019年12月18日に西都児湯医療センターの先生方の話を2名を除いた16名の議員が聞く機会を得たことにあります。当時の医療センターは経営的にも医療技術的にも優れ、またセンターの定款にも十分合致した存在でした。これは誰も否定できない事実です。そのセンターを支えていた脳神経外科の医師、呼吸器科の医師、幾人かのスタッフが去らざるおえなかった原因、市政の強引な施策を我々は忘れては本質を見失います。

そこから始まっています。そこに言及していないことが反対の一つです。

また関係機関団体等の信頼回復に努め、令和二年以前も含む従来通りの医師派遣等を含む支援体制の再構築を図るのは、市長はもとより市民の代表である我々も務めるべきだと考えます、それが二つ目です。

「覆水盆に返らず」という言葉があります、本来ならば令和元年当時に歴史を戻したいところですが、それはかないません。ならば今からどうすべきか、それは今からの西都児湯の救急医療体制を行政、議会が一丸となって再構築する努力が必要と思われます。

2020年の3万5千人、古くは2007年の5万6千人の西都児湯医療センター、旧名の西都医師会病院を存続させたいという署名があります。

民意は大事にしていかねばなりません、それが政治です。それゆえに再度言いますが西都市が一丸となって救急医療の再構築に向かうという考えから、原因を現市長のみに求めている所や、努力を市長のみに求めると言う決議には反対するものです。

大事なところなので何度も申しますが今回理事長が辞められた後の医療センターを再構築するのは市長、行政そして何より市民の代表である議会が一丸となり市民のために努力していかねばなりません。議員の皆さんには、私の反対討論にご理解いただきたく願います。

以上を持って私の反対討論といたします。

その後賛成討論、反対討論、賛成討論と続き採決となりました

結果は8対6で否決となりました。

「覆水盆に返らず」という言葉ですが、一度こぼれた水は元に戻らないということわざです。

令和二年に水がこぼれてしまった、そして受け入れるお盆さえ失いました。

でも、今日の新聞報道のもう一つは

西都児湯医療センター問題 新理事長 前任の長田氏 というものでした

17日発表して(長田先生に戻ってきて欲しいと思っていましたが、現実になり、発表があることを私は全く知りませんでした、夕方聞いてびっくりしました、驚きとうれしさ)

とりあえず任期は、前任者の残っている期間の令和6年3月31日までのようです。

選任理由は「以前の安定したセンター運営の実績から院内や市とのコミュニケーションもしっかり取れる方で、地方独立行政法人の運営に精通している」というものでした(私も同感です)

という事で、覆水は返らないけど、盆が戻ってきたので、また水が注がれ、満タンになる事を期待します。

 

さてひとつの話題は少年団の事です。

少子化もあり、また多様な社会となったので、少年団に来る子供が少なくなりました。

でも、スポーツは楽しいし、色々と学ぶことが多い少年団の取り組みです。

それで妻南小の少年団で、スポ―ツ少年団の紹介をしていこう、という取り組みが決まり、きょう第一回目が行われました。

これには西都市児童館の全面的協力がありました、心から感謝します。

まず陸上競技、サッカー競技、野球競技と参加した子供たちと一緒に体験しながら、楽しみました。

最後は南空会です

サッカーなどと違ってメジャーじゃないから、子供たちの反応はどうかな?

と心配していましたが、あに反しすごく盛り上がりました。

まず正座黙想礼から始め、南空会の子供(10人ちょとが手伝ってくれました、ありがとう)に形演武をさせ、形とはこういったものです、と実演。

子供たちから、スピード迫力に驚きの声が

その後、突きと蹴りの基本稽古

型の一部を取り上げ、その稽古をすると、皆一所懸命やってくれるし、大きな声も出してくれました。

ミットを用意してミットを蹴る体験をさせると、楽しそうにやってくれました。

最後にこのような稽古をして組手するんだよと、小学一年生の女子の組と中学生女子の組に組手をさせると

またまた反響がすごかったです。

そうやって今回のイベントが終了しました。

最後に皆で記念写真

空手を始めてくれる子がいるのを期待します。

 

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