nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

東川篤哉 私の嫌いな探偵

2016-01-09 22:00:12 | 本・雑誌・ドラマ
東川篤哉さんのいくつかあるシリーズで、私が一番好きなのが、探偵鵜飼が主人公の烏賊川市シリーズ。
その烏賊川市シリーズの最新作 私の嫌いな探偵 を読みました。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
男が真夜中の駐車場を全力疾走し、そのままビルの壁に激突して重傷を負った。
探偵の鵜飼杜夫は、不可解な行動の裏に隠された、重大な秘密を解き明かしてゆく。(「死に至る全力疾走の謎」
)烏賊神神社の祠で発見された女性の他殺死体が、いったん消失した後、再び出現した!
その驚きの真相とは?(「烏賊神家の一族の殺人」)
何遍読んでも面白い、烏賊川市シリーズ傑作集!

死に至る全力疾走の謎/探偵が撮ってしまった画/烏賊神家の一族の殺人/死者は溜め息を漏らさない/二〇四号室は燃えているか?

これまでは、探偵鵜飼守夫と助手の戸村流平の物語でしたが、今回は戸村は脇に追いやられ
探偵事務所のオーナー二宮朱美が前面の登場し、鵜飼&二宮ペアで進む短編集。
お互いに少々疎ましく思いつつも、なんだかんだで馬の合う二人の掛け合いが楽しく
ギャグ目白押しの、腹を抱えて笑えるミステリーがさく裂!
大した話ではないのに、笑いのツボと結構うなる結末が用意されていて、どの話も好きです。
また鵜飼も回を重ねるにつれて、探偵力にも磨きがかかり、頼もしくなってきた様子がうかがえました。
同じことの繰り返しではなく、主人公を成長させているところに、この先の楽しみが生まれ期待が膨らみます。

私の嫌いな探偵 [ 東川篤哉 ]

私の嫌いな探偵 [ 東川篤哉 ]
価格:604円(税込、送料込)


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