nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

西加奈子 円卓

2017-03-26 18:04:53 | 本・雑誌・ドラマ
西加奈子さんの 円卓 を読みました。
観てないのですが、2014年に芦田愛菜ちゃん主演で映画化された作品です。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
公団住宅で三つ子の姉と、両親、祖父母に愛されて暮らす「こっこ」こと渦原琴子は
口が悪く、偏屈で硬派な、孤独に憧れる小学三年生。
こっこの日常は、不満と問題と驚きと発見に満ちている。
世間の価値観に立ち止まり、悩み考え成長する姿を、活きのいい言葉でユーモラスに温かく描く。
光溢れる感動傑作。

小学3年生のこっこの周りには、個性の強い様々な人物がいて、様々なことが起こります。
世の中では普通のことが、こっこにとっては普通ではないまぶしさを秘めていたり
一般的にはネガティブに感じることが、羨望の的になる特別なことに見えたり。
小学3年生の目線で描かれる世界は、大人の感覚とはかなり違う世界。
こっこの住む世界も相当不可思議だけど、西さんの言葉の選び方も何とも独創的で
なんとなく、さくらももこさんの「コジコジ」を連想しながら読んでしまいました。
みんな違ってみんないい・・・最終的な感想は、そんな感じ。

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有川浩 旅猫リポート

2017-03-22 13:56:29 | 本・雑誌・ドラマ
有川浩さんの話題作 旅猫リポート を読みました。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
野良猫のナナは、瀕死の自分を助けてくれたサトルと暮らし始めた。
それから五年が経ち、ある事情からサトルはナナを手離すことに。
『僕の猫をもらってくれませんか?』一人と一匹は銀色のワゴンで“最後の旅”に出る。
懐かしい人々や美しい風景に出会ううちに明かされる、サトルの秘密とは。永遠の絆を描くロードノベル。

サトルと猫のナナとサトルの友人と叔母が、主な登場人物。
ナナとともにワゴン車で旅に出たサトルが、逢いに行った友人たち。
サトルの生い立ちと思い出の掘り起こしが、それぞれの登場人物の視点で描かれていきます。
一番面白いのが、ナナの目線による語り口。
実に軽快で説得力があり、幾分冷めたまなざしにグンと引き寄せられ
サトルとナナが本当に語り合っているような、リアルな展開。
新たな共通の思い出を作りながら、信愛を深めていくサトルとナナ。
そして旅が終わりに近づくにつれ、少しずつ明らかにされていく真実。
サトルがとった行動と、ナナがとった行動。
まるで忠犬ハチ公のような、ナナの忠猫っぷり。
終盤は、じわじわじわじわ涙腺が緩み続けます・・・・
映画で観たいなと思える、素敵な胸キュン物語。

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早見和真 イノセント・デイズ

2017-03-15 15:37:07 | 本・雑誌・ドラマ
早見和真さんの イノセント・デイズ を読みました。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
田中幸乃、30歳。
元恋人の家に放火して妻と1歳の双子を殺めた罪で、彼女は死刑を宣告された。
凶行の背景に何があったのか。
産科医、義姉、中学時代の親友、元恋人の友人、刑務官ら彼女の人生に関わった人々の追想から浮かび上がる世論の虚妄
そしてあまりにも哀しい真実。
幼なじみの弁護士たちが再審を求めて奔走するが、彼女は…
筆舌に尽くせぬ孤独を描き抜いた慟哭の長篇ミステリー。
日本推理作家協会賞受賞。

不幸な生い立ちから殺人事件を起こしたとされる、田中幸乃の人生をなぞりながら真実に迫っていく物語。
凶悪犯だと思っていた女が、読んでいくうちに自分に自信がないばかりに
世間に心を開けないでいる、心優しい女性だということが浮き彫りにされていきます。
彼女の生い立ち、過去にかかわった人々、被害者の遺族とされる男に100%非がないのか?
死刑執行までに、真実の究明が間に合うのか?間に合わないのか?
そして最後にたどり着いた、あまりにも悲しく救いがたい真実・・・・

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碧野圭 菜の花食堂のささやかな事件簿

2017-03-12 12:24:24 | 本・雑誌・ドラマ
ちょっとほっこりするものを求めて、碧野圭さんの 菜の花食堂のささやかな事件簿 を読みました。
碧野圭さんってあまり聞かないお名前ですが、ドラマ化された書店ガールシリーズが有名ですよね。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
「自分が食べるためにこそ、おいしいものを作らなきゃ」菜の花食堂の料理教室は今日も大盛況。
オーナーの靖子先生が優希たちに教えてくれるのは、美味しい料理のレシピだけじゃなく、ささやかな謎の答えと傷ついた体と心の癒し方…?
イケメンの彼が料理上手の恋人に突然別れを告げたのはなぜ?
美味しいはずのケーキが捨てられた理由は?
小さな料理教室を舞台に『書店ガール』の著者がやさしく描き出す、あたたかくて美味しい極上のミステリー!書き下ろし。

靖子先生が営む菜の花食堂と、そこで月に2回開催される料理教室に集まる人々のエピソ-ド。
ささやかな悩みからちょっと深刻な悩みまで、1を話すだけで10を知る先生の人柄でさわやかに解決されていきます。
中には読み手としては腹立たしく、もう少し徹底的にやり込めちゃってもいいのにと思う題材もありますが
そこはあくまでさりげなく・・・誰をも傷つけないという作風で癒されます。

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嘘つき女さくらちゃんの告白

2017-03-07 21:30:03 | 本・雑誌・ドラマ
青木祐子さんの 嘘つき女さくらちゃんの告白 を読みました。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
盗作疑惑が持ち上がる中、美人イラストレーターsacraが失踪した。
彼女の幼馴染みでライターの朝倉は、クラスメイトや恩人、恋人など
sacraに関わってきた人々にインタビューすることで彼女の真実に迫ろうと考える。
盗作、経歴詐称、結婚詐欺など、息をするように繰り返した嘘の果てに姿を消したsacraは今、どこで何をしているのか。
そして、彼女が本当に欲しかったものとはー?

先日読んだ 愚行録 同様、すべてがインタビュー形式の騙りで成り立っているストーリー。
ひと月も置かないうちに、同じような小説を立て続けに読んでしまったわけだけど、この形式の小説って流行っているのかな~?
確かにこれだとネタを小出しにできるし、隠したいことは隠しておけるし
オブラートに包もうが、嘘で塗り固めようが、話は進んでいくので
読者を欺いたり伏線を張るには、都合のよい書き方かもしれませんね。

しかし主人公のさくらの言動は、単なる嘘つきではなく
口から出た瞬間に、単なる出まかせが本人の中で真実になってしまうという、異常性を持ち合わせた女。
性格が悪いというより、思考回路がねじ曲がっているとしか言いようがなく
それでいてめちゃくちゃ美人だということで、世間が次から次に都合よく騙されていき
被害者が逆に加害者のように扱われるという、落としどころのない話の繰り返しに、読んでいてもイライラがMAX!
とにかくどんな形で終わるのか、ひたすらそれを求めて、気分の悪さを我慢しながら読んでしまうのですが
最後までさくらちゃんは偉大でした、ここまでくればあっぱれ!

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一色さゆり 神の値段

2017-03-03 18:52:56 | 本・雑誌・ドラマ
第14回『このミステリーがすごい! 』大賞で大賞受賞の、一色さゆりさんの 神の値段 を読みました。
一色さんは、東京藝術大学芸術学科卒業、香港中文大学大学院美術研究科修了でまだ20代。
現在は学芸員都市う手美術館に勤務されているという芸術家で、小説としての作品はこの一冊のみ。
美術の世界を裏から表から描き切った、経験と知識に裏打ちされた美術ミステリーです。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
マスコミはおろか関係者すら姿を知らない現代芸術家、川田無名。
ある日、唯一無名の正体を知り、世界中で評価される彼の作品を発表してきた画廊経営者の唯子が何者かに殺されてしまう。
犯人もわからず、無名の居所も知らない唯子のアシスタントの佐和子は、六億円を超えるとされる無名の傑作を守れるのかー。
美術市場の光と影を描く、『このミス』大賞受賞のアート・サスペンスの新機軸。

ひとつの作品に、何億という果てしない値段が付くのも不思議ではない美術品。
作家の人気を上げるために、一枚の絵画の価値を上げるために、どうコントロールするか?
その販売を請け負うギャラリーの手腕も問われるのが、絵画ビジネスの世界。
知らない世界だけに、読んでいてなかなか先に進めない難しい話もありましたが
文字で描かれている絵画を、頭の中に勝手に描き出しながら興味深く読みました。
終盤ははかなりドキドキ!
これはぜひ映像として観てみたいと思った作品です。

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西加奈子 漁港の肉子ちゃん

2017-02-23 21:55:43 | 本・雑誌・ドラマ
ずっと気になりつつ、読んでいなかった西加奈子さんの作品に初チャレンジ 漁港の肉子ちゃん を読みました。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
男にだまされた母・肉子ちゃんと一緒に、流れ着いた北の町。
肉子ちゃんは漁港の焼肉屋で働いている。
太っていて不細工で、明るいー
キクりんは、そんなお母さんが最近少し恥ずかしい。
ちゃんとした大人なんて一人もいない。
それでもみんな生きている。
港町に生きる肉子ちゃん母娘と人々の息づかいを活き活きと描き、そっと勇気をくれる傑作。

子供のような肉子ちゃんと、大人のように気づかいするキクりん母娘の物語。
気持ちをほんわかとさせてくれる作品だろうな~という予感のもと、読み始めましたが
とにかく文章が軽快で明るく、随所に笑いが散りばめられていて、予想通りずっと楽しく読めます。
訳ありそうでいて、なかなか露わにされない肉子ちゃんの過去が
最後に爆発的に丸裸にされていき、感動の嵐!
漁港の街に住む素敵な人々の日常、キクりんとクラスメートたちの日々の出来事。
いさかいもあるし、勘違いもあるし、人それぞれに妬みや羨望もあるけど
人ってこうやって足りない部分を補い合って生きていくんだな~と、何ともほのぼの!


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貫井徳郎 愚行録

2017-02-16 20:21:48 | 本・雑誌・ドラマ
貫井徳郎さんの 愚行録 を読みました。
2月18日公開予定で、映画化された作品です。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
ええ、はい。あの事件のことでしょ?
-幸せを絵に描いたような家族に、突如として訪れた悲劇。深夜、家に忍び込んだ何者かによって、一家四人が惨殺された。
隣人、友人らが語る数多のエピソードを通して浮かび上がる、「事件」と「被害者」。
理想の家族に見えた彼らは、一体なぜ殺されたのか。
確かな筆致と構成で描かれた傑作。
『慟哭』『プリズム』に続く、貫井徳郎第三の衝撃。

湊かなえさん式といえばわかりやすいと思いますが、すべてインタビュー形式の一人語りのストーリー。
登場人物は意外に多いのですが、入れ代わり立ち代わり、昔語りがダラダラと執拗に繰り返されます。
この中に犯人はいるのか?あまりにも果てしない物語で、結末が全く予測できません。
全編に漂う気色悪さと、それでも読んでしまう怖いもの見たさ。
最後は、やられた!という感覚で、思わず伏線を探しに戻ってしまいました。
映画の配役が気になります。

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黒川博行 破門

2017-02-14 11:33:24 | 本・雑誌・ドラマ
現在公開中の映画 破門 ふたりのヤクビョーガミ の原作 破門 を読みました。
大好きな疫病神シリーズの映画化とあっては、まずは読んでみてから、劇場で観るか決めようと思い慌てて読んでみました。

 あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
「わしのケジメは金や。あの爺には金で始末をつけさせる」映画製作への出資金を持ち逃げされた、ヤクザの桑原と建設コンサルタントの二宮。
失踪したプロデューサーを追い、桑原は邪魔なゴロツキを病院送りにするが、なんと相手は本家筋の構成員だった。
禁忌を犯した桑原は、組同士の込みあいとなった修羅場で、生き残りを賭けた大勝負に出るがー。
直木賞受賞作にして、エンターテインメント小説の最高峰「疫病神」シリーズ!

疫病神シリーズ、これまですべての作品を読んできましたが
これは今までの中では一番、インパクトが弱い作品でした。
まずこれまでのシリーズ作品をしっかり読んでいないと、分かりにくい話も多いし(これは私的にクリアでしたが)
繰り返し繰り返し同様の逃げ隠れや喧嘩のシーンが多く、結構ダラダラ感が否めません。
手に汗握るひやひやのスリル感とか、してやったり感にも欠け
これまでの作品にはあったヤクザなのにヒーローみたいな、思わず応援したくなるような感情も芽生えず
終わり方もいまいちどんよりでしたが、次の 喧嘩 を読んだらすっきりするのかしら?
映画は、たぶん観ないで終わりそうです。
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渡辺淳子 結婚家族

2017-02-10 21:04:21 | 本・雑誌・ドラマ
渡辺淳子さんの 結婚家族 を読みました。
結婚をテーマに描いた、家族物語の短編集です。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
弟が、自分の元彼女と結婚!?(「墓前式」)
姉の結婚式の真っ最中に、昔の男現る!?(「ビーチウェディング」)
父親が、再婚直前に浮気!?(「結婚記念写真」)
-人生最大のイベント、結婚を機に発生した、思いがけぬ「家族」の問題。
さあ、どうする?関係に悩み、互いに衝突しつつも、問題を乗り越えて新しい絆を結んでいく男女の群像を描く。
ほろ苦くも温かい、幸せを結ぶ珠玉の短編集。

墓前式/ビーチウェディング/敬遠しないで/結婚記念写真/いつくしみふかき/当家の跡継ぎ/くされ縁

人生いろいろ、結婚いろいろ、家族もいろいろ・・・・
えっ、ありえない!でも、あるのかも?と思う話、うんうん、そうだよねと思う話
許せないと思っても、結局許せちゃうのが男女であり、家族。
どの話も、なかなか奥が深い家族群像劇。
少し気を抜いてもサクサク読める、ほのぼの短編集です。


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結婚家族 [ 渡辺淳子 ]
価格:712円(税込、送料無料) (2017/2/10時点)


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