この人が、私の約束してきた人だって、結婚することにしたんだけど、それだけでうまく行くのかなあ。何かアドバイスってもらえないんかなあ? なーんて不安に思っている婚約中の方、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『常勝思考』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
結婚当初の段階ではハッピーであっても、あとで挫折していく人、難破していく人がいると思います。いちばん難破しやすい人というのは、「男女というのは鍵と鍵穴のようなものであって、どこかに自分とピッタリ合う人がいるはずだ。そういう人と結婚すれば自分は幸福になるが、そういう人でなければ不幸になる」という考えを持っている人です。このように、ある程度、人間をモノのように考えている人の場合は、失敗することが多いのです。
「Aさんなら自分を幸福にできるが、Bさんならできない。ところが、たまたま間違えてBさんと結婚したから、自分は不幸なんだ」という考え方をする人は、必ずどこかで家庭生活が破綻するようになっていきます。
自分とピッタリ合う人というのは、つくっていくものなのです。最初からピッタリ合う人がいて、そのまま一生いけるというものではなくて、つくっていくのです。ある程度の許容限度内に入っていれば、あとは、合うタイプというのは、つくっていかなければいけないのです。
したがって、「相手が自分と合わないのではないか」と思う前に、「何か工夫が足りないのではないだろうか。何か発想が足りないのではないだろうか。もうひと工夫あるのではないだろうか。何か欠けているところがあるのではないだろうか」ということを常に探究してほしいと思います。ピッタリ合う相手はつくっていくものだということです。
女性は女性で、自分が相手についていけるようにしなければいけないし、男性は男性で、女性を理解してあげる方向に努力しなければいけないのです。この考え方を大事にしてください。
絶対に合わないという人は、意外にそう多くないのです。ある程度までいっていれば、あとは努力で乗り切れるのです。何度か危機がありますが、危機のところは、努力し創意工夫をすれば乗り切っていけます。どうか努力を忘れないようにしていただきたいと思います。
(164~166ページ)
いくら「赤い糸」で結ばれた人であったとしても、それでも結婚生活には互いの努力が必要だってこと。
霊的世界を信じていて、あの世での結婚の約束があることをしっかり信じている人も、おられると思います。
今日ご紹介したところは、そんな宗教的な方に対してというだけでなく、またこれから結婚する人にも、すでに結婚している人にとっても、得難い人生の叡知を教えて下さっているのだと私は改めて感じているのです。
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『常勝思考』
大川隆法著 |
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