人に言えない過去があるんだよね。だから、これまで失敗の人生だったんだ。過去を見なければいいのかもしれないんだけど、でも苦しいよ。どうしたらいいの? なんて悩みを抱えてる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『永遠の仏陀』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
おまえたちのなかで、
環境に打ちひしがれ、
失敗を積み重ね、
苦しい生き方をしてきた者があるであろう。
そして、その苦しみのなかで、真理を悟り、
なんとかして、
よき人生を切り開かんとしている者もあるであろう。
しかし、そのような者であっても、
過去、数多くの失敗を重ねてきた者は、
何らかの虚飾でもって、自分を飾ろうとする傾向があるものだ。
その惨めな過去を、うそという虚飾で飾ってみたり、
惨めな過去を、取り立てて誇大表示することによって、
他の人の同情を引いてみたりしがちであるのだ。
しかし、私はおまえたちに言っておこう。
過去というものは、
充分に反省に値するものであり、
これからの人生を生きるにあたって、
充分に参考にすべきものではあるが、
過去そのものを、あまりにも長く引きずり、
それを自分自身のように思い込んではならない。
おまえたちの人生は、日々の出発であるのだ。
日々、新しい人生を生きているのだ。
そのことを忘れて、
過去そのものを引きずってはならないのだ。
正直に生きている人であっても、
過去の傷口にふれると、
とたんに口を閉ざし、
あるいは、饒舌となり、
己の傷口を隠すように隠すようにふるまう人がいる。
ただ、私は思うのだ。
過去の傷口をいたずらに隠すよりも、
その傷口そのものを癒(いや)してしまうことのほうが大事であるのだ。
それを人に知られまいとするな。
それをまた、うまく喧伝(けんでん)し、人に上手に知られようともするな。
その傷口そのものを癒してしまうことこそが大事であるのだ。
この、過去の傷口を癒す方法は、
己の人生を充分に愛することなのだ。
己の人生を充分に愛し、
そのなかから、見事な果実を実らせることであるのだ。
これが大事なことなのだ。
(82~86ページ)
自分の人生を充分に愛すること。
日々、新しい人生を生きているのだ。
だから、今日を新たな出発点として、その大切な人生の日々で、見事な果実を実らせるよう、努力を重ねていくこと。
──今日は、仏の慈愛に満ちた言魂に、ひたってみたのでした!
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『永遠の仏陀』
大川隆法著 |
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