特定秘密保護法って、安倍政権がむりやり通しちゃったまずい法律なんじゃないの。大川隆法先生は、どう考えておられるのかなあ? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、最新刊『「特定秘密保護法」をどう考えるべきか』――藤木英雄・元東大法学部教授の緊急スピリチュアルメッセージ(幸福の科学出版)のまえがきとあとがきで、次のように説いておられます。
まえがき
「特定秘密保護法案」が衆議院を通過して、このまえがきを書いている現在も、新聞もテレビも久々に獲物を見つけた猫のように大騒ぎだ。自民の石破幹事長が「『絶叫デモ』はテロ行為だ」とブログに書き込んだとかで、左翼系マスコミが攻撃している。
国民の知る権利への奉仕を中心に考えるなら、中国がなぜ尖閣諸島を含む空域を「防空識別圏」とし、同じく一方的にフィリピンとの間にも設定しようとしているのか。なぜ中国は核ミサイルを作ってもよく、日本は、核施設ゼロを目指さねばならぬのか。なぜ中国は尖閣や沖縄を「核心的利益」と言い放っても、日本の大手メディアは怒らないのか。中国が空母を中心として「海洋戦略」を打ち出すことは良いのか。もっと知りたいことは一杯ある。
私が東大法学部で最初に刑法を教わり、また、ご生前の最後の授業を一学生として聞いた、伝説の刑法学者の天上界からの緊急メッセージをここにお伝えする。
あとがき
藤木英雄先生の謦咳に接して、もう三十数年も経つ。藤木刑法学の大成を見ることなく、四十五歳で急逝されて、まことに惜しいことだと思い続けていた。凡才の私が、先生より十歳以上も長生きして、政府の法案の是非に結論を出さなければならないとは。しかも、宗教家の立場からこの国を護らねばならぬとは……。
しかし、法学士として、宗教の開祖としては一番法律を勉強しているのは、おそらく私であろうから、国家存亡の危機に関しては戦わねばなるまい。
「特定秘密保護法」は通すことが、この国にとって正しい結論である。ファシズム侵略国家に対しては、自由主義・民主主義の国家群は、力を合わせて、その価値観を守り抜かなくてはなるまい。運悪く、国連事務総長は韓国出身である。日米の結束を強固にして、シーレーンを守れ。未来は自分たちの決意で拓け。
(1~2、158~159ページ)
マスコミは、国民の知る権利への奉仕を中心に考えるなら、なぜ中国に関するもっと大事な問題について取材し、報道しないのか。
ファシズム侵略国家に対しては、自由主義・民主主義の国家群は、力を合わせて、その価値観を守り抜かなくてはならない。
「特定秘密保護法」を通すことが、この国にとって正しい結論である――。
大川隆法先生の結論は、とても明快です。
この法律がなぜ今大事なのかについて、安倍政権が十分に説明しないことで問題が大きくなっている気がしますが、本書で藤木英雄・元東大法学部教授のわかりやすい講義に触れれば、誰もがこの法律の必要性や妥当性を、しっかりと理解できると思います。
この特定秘密保護法をどう考えるべきかについて興味関心がある方、必読の文献であると私は思うのです。
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『「特定秘密保護法」をどう考えるべきか』大川隆法著
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