今年に入って、「霊言集」がまた刊行されるようになったけど、それだけじゃなくって、ものすごいペースだよね。もう出されないっていう話だと思ってたんだけど、なんでなの? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、最新刊の『神々が語る レムリアの真実』(幸福の科学出版)で、こう説いておられます。
今、幸福の科学の総合本部では、各種の霊言を公開収録しており、それを支部や精舎で放映していますので、みなさんも、多少は見ておられるかと思います。
しかし、「支部でも、一度、霊言をしてほしい」という声もあり、東京を代表する支部の一つである世田谷支部精舎を紹介されましたので、“出来栄え”がどうなるかは分かりませんが、支部での霊言収録を試みようと思います。
特に幸福の科学では、「九次元霊は十人いる」と教えているのですけれども、そのなかには、当会の経典に記述があまりない人や、霊言を出していない人もいます。(中略)
今日は、マヌという方を選んでみました。この方については、『太陽の法』などに、一部、記述があるだけです。『太陽の法』のなかで、「ラムディア文明」に関する箇所に少し記述があるのと、「九次元のなかでは、マヌは民族問題を担当している」というような記述がある以外は、特に資料がありません。
そのため、マヌについては、外部の人に使い放題にされているらしいと聞きましたので、法の欠けているところがあれば、埋めていきたいと考えております。(中略)
私にとって、霊言は日常茶飯事であり、昔は、霊言集を数多く出したものです。
しかし、いろいろな霊に霊言をさせると、いろいろと違うことを言います。確かに、霊人の個性の違いの証明としては面白いのですが、それだけだと、「幸福の科学の教え」というものが分からなくなって、結局、「各自で自由に解釈してください」と言わざるをえなくなるのです。
つまり、「霊言をあまり出しすぎると危険だ」ということです。そのため、私の理論書、もしくは、私の説法からできた本で、教義をまとめているのです。
実際は、説法のときも、みなさんは霊言を聴いておられるのです。ただ、私の説法は、いちおう、「大川隆法の教え」ということになっているので、内容面のチェックはかけており、当会の教義のなかに入るかたちで整理されています。その意味では、霊人の「言論の自由」は、あまり保障されていないわけです。
そのように、説法の際は、当会の教義から大きくずれないようにまとめてあるのですが、「霊人が各自の名前を出して、意見を言ってよい」ということになったら、当会の教義と違うことを語る可能性があるということです。
そういう理由で、最近まで霊言を出していなかったのです。しかし、霊言を出さないことによって、「大川隆法は、霊言能力がなくなった」などと言われて悪用され、「霊好きな信者の一部が、“霊言”を聴けるようなところに行っているらしい」ということを聞きました。
そのため、「ここ十数年、霊言を出していないので、たまには、出さなければいけないのかな」と考えたわけです。
また、六次元、七次元あたりの霊人ですと、私の認識のほうが高くなってしまっているので、霊言を出しにくくなってはいるのです。
そういうこともあって、霊言をあまり出さなくなっていたのですけれども、霊言が出ないのをいいことに、いろいろと悪さをする団体があるようなので、世田谷支部精舎にて、一度、公開霊言をやってみようかと思います。
(211~214ページ)
いろいろな霊に霊言をさせると、違うことを言って面白いが、それだけだと「幸福の科学の教え」が分からなくなってしまう危険があるため、原則として霊言集を出さなくなっていた。
また、六次元、七次元の霊人よりも、大川隆法先生の認識のほうが高くなってしまったので、霊言を出しにくくなってもいた。
ところが、霊言が出ないのをいいことに、いろいろ悪さをする団体があるので、たまには出さなければいけないと考え、また出し始めた──。
なるほど、です。
それにしても、今年の霊言集の刊行ラッシュは、80年代の終わりの「週刊霊言集の時代」(毎週1冊くらい霊言集が出ていた)よりも、刊行ペースが早いですし、それ以上に、いま生きている人の守護霊の霊言だったり、いま現時点の問題に対する意見表明だったりしていて、質も量も、ものすごく高度化しているように感じます。
やっぱり、これこそが、大川隆法先生が仏陀であり、救世主であられることの有無を言わさぬ証明の一つだってこと、なんですよね!
|
『神々が語る レムリアの真実』
大川隆法著
|
(↓ 更新の励みに、ブログランキングに参加しています。このアイコンを毎日1クリックすることで、応援していただけたらうれしいです!)