中日新聞って、ちょっと左翼に偏向した報道をしてる、なんて話を聞いたことがあるんだけど、でも、地方紙だから、そう気にすることないんじゃないの? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『「中日新聞」偏向報道の霊的原因を探る』――小出宣昭社長のスピリチュアル診断(幸福の科学出版刊)で、インタビューアとのやり取りの形で、次のように説いておられます。
大川隆法 ともすれば、われわれは、中日新聞というと、「地方紙だ」と思いがちなのですが、日本の新聞には、全国紙と地方紙以外に、ブロック紙というものがあります。中日新聞は、そのブロック紙に当たり、愛知県を中心に出てはいますが、岐阜・三重・滋賀・静岡・長野と広がっています。
また、実は、東京新聞なども中日新聞が発行しており、こうしたことを、東京都民のほとんどが知らない可能性は高いと思います。したがって、「中日新聞は、東京・神奈川・埼玉・千葉・栃木・群馬・茨城にも出している」ということになります。
さらに、北陸でも発行していますよね。
小林 実は、北陸でも、同じ紙面で、あと二社出しています。
大川隆法 北陸新聞ですか。
小林 北陸の地域で、いわゆる「中日」の名前が入った新聞と、あともう一つは別名ですが、同じ紙面で出しているものがあるので、それを加えますと、実は、毎日新聞の発行部数を超えて、三百五十万部以上あります。
大川隆法 超えてくるんですね。要するに、毎日新聞を超えるぐらいの部数を持っているわけですから、意外に“伏兵”なのです。
だから、「地方紙だ」と思って甘く見て、「大したオピニオン性はないだろう」と思っていると、意外に、経営体質が強く、頑固で、言論を揺さぶっている可能性があります。特に、東京新聞を持っているために、中部経済圏から東京発信の言論を揺さぶっている可能性がないわけでもないのです。
われわれからは左翼に見えるのですが、中部圏から東京を揺さぶることによって、東京中心型の経済を、事実上、引っ繰り返そうとしている可能性もあるのです。そのあたりを、少し調べてみる必要はあると思います。
しかし、こういうことは、なかなか分からないものなんですね。日本の場合、メディアがいろいろなところにまでつながっていて、実に経営体が大きいのです。
一方、アメリカなどでは、州レベルとか、多くても部数が十万部ぐらいしかないような小さい新聞社が、けっこう数多くあります。時差があって同時に出せないところもあるのかと思いますが、全国紙というものがなく、そういう意味で、権力が分散しています。
幅広い地域で出しているものは、一定の洗脳をかけられるところがあるため、こうしたメディアにも、宗教のような、ある種の意見の偏向を押しつける力があるわけです。このあたりは、気をつけなければいけないところかと思います。
(16~18ページ)
アメリカには、州レベルとか、多くても十万部ぐらいしかない小さい新聞社が数多く、全国紙というものがないため、権力が分散している。
中日新聞は、愛知県を中心に、岐阜・三重・滋賀・静岡・長野と出しているし、実は、東京新聞として、東京・神奈川・埼玉・千葉・栃木・群馬・茨城にも出し、さらには北陸でも2つの新聞を同じ紙面で発行している。
これらの発行部数は、毎日新聞を超えて、350万部以上あり、ある種の意見の偏向を押しつける力があるのは、気をつけなければいけない――。
一般に「五大紙」と言われるのは、読売新聞、朝日新聞、毎日新聞、日本経済新聞、産経新聞だと思います。
その中でも、350万部より多いのは、1000万部と言われる読売新聞と、800万部と言われる朝日新聞だけで、毎日新聞は340万部、日経も産経もそれより少ないと言われますから、これが「偏向報道」していたとしたら、大変なことです。
その社長である小出氏が、本音でいったい何を考えているのか、その紙面を偏向させているような事情があるのかは、とうてい小さな話ではありません。
本書のまえがき、あとがきで、すでにその一部が明かされているわけですが、さてさて、その真相やいかに。
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『「中日新聞」偏向報道の霊的原因を探る』大川隆法著
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