ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



今の日本の政治をみてると、何をしたいのか分からないし、経済も外交もなにもかもうまく行ってない感じだよね。たとえば、明治維新をやった元勲が、天上界から今の日本をみたとしたら、政治家はいま、何をしなきゃいけないと思ってるのかな? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『民主党亡国論』(幸福の科学出版)で、維新の三傑の一人である大久保利通の霊の言葉(「霊言」)を、次のように伝えておられます。

 まあ、今、やらないといかんのは、やはり憲法の廃止だろう。これがいちばんだな。政権交代なんかじゃないね。やはり、あのマッカーサー憲法を廃止しなきゃいけない。廃止して、新しくつくり直さなきゃいけないね。これが、次の国づくりの出発点だろう。
 まあ、それに対しては、左翼勢力との戦いはやらなきゃいけないだろうね。左翼は、おそらくは、宗教の敵でもあろうからな。
 やはり、マッカーサー憲法の廃棄をしなければいけない。それをするには、そうとうの力が要ると思うね。
 憲法改正なんかしないで、憲法を廃棄するんだよ。捨てたほうがいい。新しくつくり直さなきゃいけないね。廃棄するんだよ。うん、廃棄したらいいよ。当たり前のことなんだから。(中略)
 これこそ、「占領憲法で、こんなものはおかしい」と言えばいいんだ。占領憲法を美化した憲法学者等は、売国奴さ。そろそろ廃棄だな。うん。こんな憲法は廃棄して、日本に合った憲法をつくるべきだ。
 それと、わしらは明治維新のために、天皇を担いで、王政復古も同時にやったけれども、これは、ある意味で、革命としては矛盾していたとは思っているよ。近代化路線と王政復古とは、本当は合っていない。
 だけど、わしら下級武士たちが幕府を倒すっていうんでは、ちょっと、クーデター風だからな。そういう意味で、王政復古ということで、天皇を担いでやったんだけどな。
 まあ、これも、先の大戦で敗れた段階で、この天皇制、国家神道は、わしは終わっていると思うよ。だから、その「死に体」が、今、まだ六十何年続いている状態だな。ただ、これは、もうすでに終わっていると思う。
 だから、今、新しい国体をつくり直すべきだ。憲法を廃止して、新しい、未来の国のビジョンをつくらなければいけないと思うね。先の戦争で、日本の国土が焦土と化し、三百万人以上の兵隊が天皇の名の下に戦って死んだんだから、そらあ、天皇は潔く退位すべきだったと思うな。(中略)
 まあ、天皇制を残してもいいけれども、天皇は文化的象徴として、京都御所に帰るべきだ。政治からは離れるべきだと思うな。いまだに、天皇の名の下に国会を召集し、解散し、また、法律に署名しているなどというのは、あってはならないことだと、わしは思う。(中略)天皇を政治からはっきりと切り離し、新しい憲法に基づいて新しい国体をつくるということだな。
 そして、この国家の新しい元首を選び出すシステムをきちっとつくったほうがいい。これは、あなたがたの主張と、ある意味では合っていると思うよ。うん。そのへんは、きちっとやらないと、この国がなくなるかもしれないという危機に、今、直面しているわけですから。そうした新しい国づくりを進めないと、もう次は勝てないよ。
 だから、やらなきゃいけない。強力なリーダーシップが、今、必要だな。
(72~76ページ)

マッカーサー憲法(現行憲法)を廃棄して、新しくつくり直すことが、次の国づくりの出発点である。

先の大戦で敗れた段階で、天皇制、国家神道は終わっている。天皇は文化的象徴にしていって、今、新しい国体をつくり直すべきである。

この国家の新しい元首を選び出すシステムをつくったほうがよい──。

これはまた、幸福実現党の政策とほとんど一致した考え方です。

このあたりに、天上界からも強く支援されて誕生した幸福実現党が、いかなる政党であるのか、その一端を見てとることができるってこと、なんですよね!



『民主党亡国論』

大川隆法著


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幸福維新っていうけど、その中で私たちは、どういう心構えを持ってなきゃいけないのかな? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『一喝! 吉田松陰の霊言』(幸福の科学出版)で、天上界の吉田松陰自身の霊言(霊の言葉)として、直々に、次のように伝えておられます。

 光の天使たちが活動するときには、たいていの場合は闇が強く、数多くの者が殺されてきた。明治維新で殺された光の天使は数知れない。そうとうの人たちが殺されている。
 私なども、本来の仕事は十分にはできていない。ほんのわずかな時間しか活動できておらず、また、獄中にいた時間も長い。まこと残念である。(中略)
 そんなものではない。この世の、現時点の法律や政治の仕組みといったものを乗り越えていくのが「革命」である。
 革命の目的は、未来の幸福にある。未来の人類の幸福にある。
 ゆえに、この世的なもののみで善悪を測り、世論やマスコミの意見で心が揺れるような「弱い人間」を、いくら教育したところで無駄である。心に焼きを入れなければならない。魂の底から焼きを入れるのだ。(中略)
 よいかな。キリスト教にあっては、教祖は十字架に架けられて死刑になった。それでも、そのあと、世界宗教になったのだろう。彼の弟子たちの巻き返しの力は、そうとうなものである。
 しかし、おまえたちを見たら、どうだ。たかが、初めて衆院選で負けたぐらいで、グラグラした信者がどれだけいる。離れていった人間がどれだけいる。他の者の誘惑に誘われて、教団から離れていった者がどれだけいる。この程度で離れるようであるならば、やはり魂の入れ方が足りないのだ。
 先ほど言ったように、イエスは刑死だけれども、私もいちおう刑死だ。首を斬られて、この世を去っている。しかし、その人間の情熱が明治維新の原動力になった。こういうことが、その時点の人間には分からないのだ。(中略)
 「どんなことがあっても、未来の人々を幸福にする社会をつくるんだ」ということだ。
 たとえ、大川隆法が、十字架に架かろうが、銃殺されようが、絞首刑になろうが、電気椅子に座ろうが、他国にしょっぴかれていって殺されようが、どんなことがあっても、信仰を捨てずにユートピアづくりに邁進し、地下活動をしてでも、悪しき政治的弾圧と戦い抜く。何百年でも戦い抜くと。そのくらいの闘士をつくらなければならないのだ。
 そういう人が一人でも二人でも三人でも生き延びたならば、この教団のユートピア運動は連綿と続いていくのだ。
 だから、まずは、「数」を問うよりは「質」を問え。「質」を問うて、根本から、そういう誓いを立てなさい。(中略)
 今、現に、世界各地で、総裁に一度も会ったこともない人が、信仰心を立てて活動しているのだ。
 総裁に会ったこともない。直接、説法を聴いたこともない。日本語を読むこともできない。そういう人たちが、信者になり、他の人を伝道して導いている。
 そういう人たちに比べて、日本にいる信者たちは、まだ甘い。甘えがある。私は、そう思うな。
(32~38ページ)

革命の目的は、未来の人類の幸福にあるのだから、この世的なもののみで善悪を測り、世論やマスコミの意見で心が揺れるような弱い人間を、いくら教育しても無駄である。

心に焼きを入れなければならない。魂の底から焼きを入れるのだ。

まずは、「数」を問うよりは「質」を問え──。

ほんとうに、気魄のこもった、厳しい言葉の数々です。改めて自分はまだまだ甘いなあと、深く反省するほかありません。

ただ、思うんですけど、吉田松陰にこのりんとした厳しさがあったからこそ、多くの人々が松下村塾で短期間に鍛えあげられ、明治維新を成し遂げた中核の人材となっていったんだって、理屈じゃなく分かる気がしますよね!



『一喝! 吉田松陰の霊言』

大川隆法著


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菅内閣の支持率は急激に下がって、どの世論調査でも20%台になっちゃったよね。マスコミからもようやく、けっこう厳しい批判の声が上がってきてると思うんだけど、そうなるのって最初から分かんなかったのかね? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『危機に立つ日本』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。

 あれほど「危ない」と警告し続けたのに、国民は、いちばん悪い選択を、いちばん悪いかたちでしてしまいました。
 先の衆院選で、たとえ民主党が勝つとしても、せめて、すれすれで勝つぐらいにしておくべきところを、なんと三百議席を超える圧勝にしてしまいました。参議院であと何議席か取れれば、民主党が勝手に独自で何でもできる寸前まできたのです(二〇一〇年三月現在、社民党抜きで過半数を確保)。
 未来の日本国民からは、「あの時代の日本人は、愚かであった」と、確実に烙印を押されるはずです。「あの十年がなければ、われわれは、どれほど楽だったか」と、おそらく言われるようになるでしょう。
 そして、「日本に国難が来るということを、はっきりと予言していたところがあった。幸福実現党という政党が、それを止めようとしていた」という事実を、歴史の証人として知っている人がいてもよいと思います。
 しかし、日本の各種マスコミは、幸福実現党の記者会見や講演会などに取材に来ていたにもかかわらず、一部の週刊誌やスポーツ紙などの小さな記事以外では報道しませんでした。主要紙と言われる信用のあるところは、ほとんど報道しなかったのです。
 私は、「国難に加担した」という、日本の主要なマスコミの罪を、断じて忘れることができません。もし、マスコミが公正に報道していれば、国難をもう少し減らすことはできたはずです。見識のある人が幸福実現党の主張を理解しえていたならば、国難を事前に防ぐことも可能であったでしょう。(中略)
 幸福実現党は、二〇〇九年の衆院選において勝利することはできませんでしたが、少なくとも正義を貫いたつもりです。
 もちろん、そのために大きな代償を払いました。幸福の科学の宗教法人としての威信や世間的な信用におけるマイナス、その他さまざまな批判等、大きな代償を払ったのです。それでも、「『正しいものは正しい』と、損得を考えずに、言うべきことは断固として言う」という精神を貫きました。
 その意味において、幸福実現党は、日本という国に殉じたつもりです。「たとえ、われら滅ぶとも、この国、滅ぼすまじ」という気持ちで立党したのが幸福実現党なのです。
 残念ながら、得票率は一、二パーセントのレベルにしか届きませんでしたが、少なくとも、その声は、もっと多くの人に聞こえていたはずです。幸福実現党の主張は、部分的ではあっても、数千万人の人々に聞こえてはいたはずなのです。
 今、政権与党の政治において、さまざまな矛盾点が出ていますが、マスコミが批判する論点のほとんどは、すでに幸福実現党が選挙前に指摘した視点からの批判になっています。これを「先見性」と言うのです。彼らの政策の矛盾点は、現実に起きる前に分かっていたのです。
 “後見性”という言葉があるかどうかは知りませんが、起きてしまってから分かることを仮に“後見性”と呼ぶならば、今後、そういう「後見性のある人」が、ようやく幸福実現党の主張を認め、それを用いて民主党政権の問題点を指摘するようになるでしょう。現実に、二〇〇九年九月以降は、民主党政権についての批判が出始めていますが、そのほとんどは、幸福実現党が主張してきたことと軌を一にした内容であると感じます。
(154~159ページ)

幸福実現党が、あれほど民主党に勝たせると国難が来ると警告し続けたのに、国民は、三百議席を超えて圧勝させるという愚かな選択をしてしまった。

日本の主要マスコミは、幸福実現党の警告をほとんど報じず、結果として、国難招来に加担するという重大な罪を犯した。

今ごろになってマスコミは民主党政権を批判しているが、その論点のほとんどは、すでに幸福実現党が昨年の総選挙前に指摘していたものにすぎない──。

尖閣諸島の中国船問題をきっかけとして、ようやく明らかになってきた民主党政権の外交政策・防衛政策の無策のあまりのひどさ。

侵略的な中国の姿勢に対し、国を護る気概のかけらもない民主党政府の軟弱な姿勢で、国難はひたひたと日本に押し寄せようとしていますが、幸福実現党は、この国難から日本を救うための活動を、うまずたゆまず、全国で続けています。

そのなかで、防衛問題を国民が考えるための象徴となった尖閣諸島がある沖縄の県知事選挙は、「日本の防衛にとって米軍基地はいかなる存在なのか」を県民に真正面から問いかけつつ、次の日曜日に投開票を迎えるわけです。

一人でも多くの沖縄県民が、偏ったマスコミの報道に踊らされることなく、国の防衛問題を自分の頭でしっかりと考えて、投票してほしいもの、ですよね!



『危機に立つ日本』

大川隆法著


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習近平って人が、中国の次の指導者に決まったっていうんでしょ。この人、どういう人なの? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、最新刊の『世界皇帝をめざす男 習近平の本心に迫る』(幸福の科学出版)で、こう説いておられます。

 みなさんのなかには、習近平という人をよく知らない方もいるかもしれませんが、この人は、去年(二〇〇九年)の十二月に、天皇陛下に緊急謁見をした人です。天皇陛下と会見をするには、「三十日ルール」というものがあり、三十日以上前に申し入れをしていないと会えないことになっているのですが、そのルールを破って、「天皇に会わせろ」と無理やりねじ込み、当時の小沢一郎幹事長の根回しによって、天皇陛下との会見が実現しました。
 中国側があれだけ強く要請してきた理由は、天皇陛下との会見を行うことにより、「次の国家主席になるための布石を打ち、それを天下に知らしめたい」ということであったのです。
 現在の胡錦濤主席も、副主席のときに天皇陛下との会見を行っているため、それをすることで、習近平氏が後継者であるということを固めようとしたのだと思います。かなり強引でしたが、そういう背景があったわけです。(中略)
 今回、中央軍事委員会副主席に選出され、軍のナンバーツーになったことで、次の国家主席になることが確実視されていますが、本来、このポストには、去年、就任するのではないかと言われていたのです。ところが、去年は就任しなかったので、どうなるのだろうと思われていました。
 今年、やっと就任できたわけですが、おそらく、一年ぐらいの間、かなりの勢力抗争があったものと推定されます。昨年末に天皇陛下と会って既成事実をつくり、さらに、今年の権力闘争に勝ったのだと思われます。(中略)
 習近平氏は、二〇〇七年ぐらいに、突如、上層部に現れてきた人です。李克強氏を逆転して上へ上がってきました。年齢的には習近平氏のほうが二歳ぐらい上だと思うのですが、はたして、「習近平主席─李克強首相」のコンビが成り立つのかどうか、現在の「胡錦濤主席─温家宝首相」体制のようになるのかどうかが、今後、注目されるところです。(中略)
 このあたりの人たちが、日本の命運を握っているはずです。
 すでに、胡錦濤守護霊(『国家社会主義とは何か』〔幸福の科学出版刊〕第3章参照)や温家宝守護霊の霊言は収録が終わっているので、とりあえず、今日は、習近平氏一本に絞って収録したいと思います。
 この人がどんな人物であるかを探ることができれば、日本の国家的利益は計り知れないものがあります。二年後の国家主席であるとしても、もうすでに確定したのであれば、今後は習近平氏の考えがそうとう大きく影響し、国家戦略として出てくると推定されます。
 したがって、この人がどういう考えを持っているかをつかんでおくことは、日本の国家戦略上、極めて重要です。幸福の科学に“国家戦略室”があるというのは、おかしいと言えばおかしいことですが、政府に成り代わり、国家戦略室として、対策を立てておく必要があると思うのです。
(13~20ページ)

今日は、霊言に入る直前の大川隆法先生の解説部分をご紹介しました。

このような考えのもと、この日、大川隆法先生は、習近平氏の守護霊を幸福の科学総合本部に呼び出し、公開霊言を収録されたわけです。

それでは、この習近平氏というのは、一体全体、何者だったんでしょうか?

その真相をご紹介するのは、また次の機会に!



『世界皇帝をめざす男 習近平の本心に迫る』

大川隆法著


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中国って、どんどん軍事力を増強してるんでしょ。日本は大丈夫なの? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、最新刊の『秋山真之の日本防衛論』(幸福の科学出版)で、日露戦争における連合艦隊の名参謀として有名な、秋山真之の言葉(「霊言」)を、次のように伝えておられます。

 通常戦争のレベルでの戦力比ということであれば、まっとうに自衛隊が島嶼(とうしょ)戦をするとどうなるか。沖縄の離島や沖縄本島、あるいは、尖閣諸島、対馬、その他、どこでもよろしいですけれども、海上自衛隊を中心に、航空自衛隊、陸上自衛隊も合わせた三軍を動員して、中国軍と島嶼戦をした場合は、現時点の戦力比で見るかぎり、日本が勝ちます。これは勝ちます。(中略)
 ただ、自衛隊は文民統制下にありますので、とにかく、政府および総理の問題ですね。やはり、「総理の指揮がどうであるか」ということは大きいのです。(中略)上からの「ゴー」が出ない状況下であれば、自衛隊が独自で判断し、あるいは、防衛省が独自に判断して動ける、一定の限界があると思うんですね。
 小さな問題としては、例えば、「漁船に偽装していた中国の軍艦・軍船が、突如、砲火を浴びせて、海上保安庁の艦船を二隻ほど沈めてしまい、海上自衛隊が急行する」というような状況が起きたとします。
 国際世論から見て、「シチュエーション的に中国に非がある」と思われる場合でしたら、海上自衛隊は、ある程度、独自の判断で敵に向けて弾を撃ち込み、撃退するところぐらいまではできると思うのです。
 「戦争になるかもしれない」というようなところまで危機が高まるとしたら、これは、もう、政治判断の問題になりますので、(中略)自衛隊だけで動けば、いわゆる軍部の暴走のように言われる可能性があるため、非常に抑制的な動きしかできないと思われますね。
 日本は、どの程度の被害を受けたら、やっと本気になるのか。このへんのところの探り合いをしているわけですね。(中略)
 もちろん、漁民を名乗っている者は中国人民軍の兵士ですので、当然、沈められる覚悟はあるでしょう。漁船を何隻か沈められても構わないので、混乱を起こして、「どの程度の対応を取ってくるか」というのを必ず見るでしょうね。それはやると思います。だから、このへんをどうするかですね。
 もう一つの視点は、「米軍を撤去させたら、日本は独自で武装強化に走って、独自防衛を強く打ち出してくるかどうか」ということです。これは向こうのチェックポイントの一つでもあるのでね。それをしないと言うのであれば、なめてかかってくるでしょう。(中略)
 もう一つ注意すべきは、「北朝鮮と連動した行動を取ってくる可能性がある」ということですね。中国の“漁船”に対応しているときに、北朝鮮から、またミサイルの発射実験をやられたりすることもございます。(中略)
 参謀として考えるかぎり、そういうことをするときには、必ず、敵の戦力を分散させる必要がありますので、私だったら、同時に、イランでも事を起こしますね。(中略)
 だから、少なくとも、日本の漁船、あるいは、島民がいなくても、日本固有の領土に対して、明白かつ急迫不正の侵害があった場合には、やはり、政治のトップが、「速やかにこれを追い払うべし」という判断をしなければいけないと思いますね。
 それができないようであれば、倒閣運動を起こさなければいけないと思います。
(30~38ページ)

通常戦争レベルであれば、海上・航空・陸上の三軍を動員して中国軍と島嶼戦をした場合、現時点の戦力比では自衛隊が勝つはずだが、文民統制下、総理の指揮が十分でない状況では、一定の限界がある。

米軍を撤去させた場合、日本が武装強化で独自防衛を強く打ち出さない場合、中国側からはなめてかかられる。

また、中国は、日本の戦力を分散させるため、北朝鮮やイランと連動した行動を取ってくる可能性がある。

少なくとも、日本固有の領土に対して、明白かつ急迫不正の侵害があったのに、速やかにこれを追い払えと政治のトップが判断できない場合、倒閣運動を起こさなければならない──。

名参謀・秋山真之の見解は明確です。

この見解を推し進めると、正当な国防判断ができず数々の国難を呼び込んでいる、今の民主党・菅政権は、一刻も早く退陣させる必要があるってこと、なんですよね!



『秋山真之の日本防衛論』

大川隆法著


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円高がすごく進んでるんだよね。これって、どう考えたらいいの? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、最新刊の『この国を守り抜け』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。

 現在、円高が進んでいますが、原因は、以前から、はっきりと分かっています。これは日銀が原因です。日銀が、通貨の発行総量を増やさなかったことが原因なのです。
 二年近く前、私は、「日本にはメガバンクが三つあるが、一行で十兆円ずつ、合計三十兆円の銀行紙幣を発行すればよい。そうすれば、一年以内に景気は回復する。日銀が独立性を盾にして、何もしないのであれば、法律を改正し、銀行からお金を出せばよい」という提言をしたことがあります(『日本の繁栄は、絶対に揺るがない』〔幸福の科学出版刊〕第4章参照)。
 日銀は、昨年十二月、金利〇・一パーセントの新しい貸し出し枠を十兆円導入し(いわゆる新型オペ)、今年三月、それを二十兆円に拡大させ、さらに、この八月、遅ればせながら、三十兆円へと枠を広げてきました。
 「もっと早く、私の提言をきいてくれていれば、よかったのに」と思います。日銀総裁を“断頭台”に送る法律がないので、なかなか言うことをきかせられないのです。三十兆円の枠をやっと出してきましたが、少し遅すぎます。戦力の逐次投入は効果がありません。やるべきときに一気にやらないと意味がないのです。(中略)
 日銀にとって、「インフレターゲットの導入」は、天地が引っ繰り返るようなことでしょうが、今は、それをやる必要があります。インフレかデフレか二つに一つしかないので、それほど難しいことではありません。インフレファイターとしての仕事がなくなったならば、その反対のことをすればよいのです。
 経済成長を実現したければ、やはり、緩やかなインフレをつくるべく目標を立てなければいけないし、そのためには、通貨の供給量を増やさなければなりません。
 日銀は、非常にゆっくりとやっていますが、遅れた分だけ、効果の出方は遅いだろう思います。(中略)
 二〇一〇年十月現在、各国の中央銀行の政策金利は、ドルが〇・二五パーセント、ユーロが一パーセントであるのに対し、円は〇・一パーセントしかありません。つまり、今、いちばん金利の低い円に、「買い」が集中している状態です。
 これは、マネーの原理からいうと、おかしな話です。普通は、金利が高いほうにお金は集まります。それが、金利が低くて儲からないほうにお金が集まっているというのは、「元本リスクを恐れている」としか言いようがありません。投資家は、ユーロだと元本が危ないと見ているし、ドルもあまり信用していないようです。〇・一パーセントの金利でも円買いが進んでいるのは、「日本のほうが元本は安全だと見ている」ということでしょう。(中略)
 もう一つ、お金の逃げ場としては、中国の元があるはずです。中国が本当に経済大国であるならば、中国にお金が逃げてもよいのですが、実際は、そうなっていません。中国に資金が集まって元高にならない理由を、やはり考えなければいけないでしょう。
 これは、「投資家は、上海万博が終わったあと、バブル崩壊が起きると見ている」ということでしょう。(中略)この危機を見越しているので、世界のお金は元に向かっていかないわけです。
(65~73ページ)

円高の原因は、日銀が通貨の発行総量を増やさなかったことである。

日銀は、2年近く前の大川隆法先生の斬新な提言を聞かなかったが、昨年12月に新しい貸し出し枠10兆円を導入し、今年の8月になってようやく、30兆円という大川隆法先生の提言の金額までで枠を広げてきたが、対応が遅すぎる。

経済成長を実現したければ、インフレターゲットを導入して、緩やかなインフレをつくるべく目標を立て、通貨の供給量を増やさなければならない──。

また、外国為替市場では、今いちばん金利が低い円に「買い」が集中しており、投資家は、アメリカのドルやヨーロッパのユーロ、さらには中国の元よりも、日本の円のほうが安全だと見ているのは明らか、というのです。

ちょっとここまで専門的な話になると、宗教の世界に興味を持つ方には、なかなか付いていけない話になっているのかもしれません。

ただ、ここで注目したいのは、これが経済や金融を生業としている方の論考ではなく、宗教家である大川隆法先生の御法話(説法)の活字起こしであること、です。

大川隆法先生は、ふつうに考えられているような「宗教」の枠組みを大きく超えて、政治はもちろん経済に対しても、このように提言することで、「国師」としての仕事をしておられるってこと、なんですよね!



『この国を守り抜け』

大川隆法著


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ロシアの大統領が、北方領土を訪問して、日中関係に続いて、日露関係も、ちょっと騒ぎになってるでしょ。どう考えたらいいの? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、最新刊の『日本外交の鉄則』(幸福の科学出版)で、日清戦争のときの外務大臣だった陸奥宗光の言葉(「霊言」)を、次のように伝えておられます。

 日本は、ロシアに対して、少し無関心すぎたと思いますよ。ロシアは、先のゴルバチョフ失脚以降、いったん崩壊し、戦後の焼け跡からの立て直しのような塗炭の苦しみを味わいながら、経済の復興をやってきたんだが、日本のほうは、すごく冷淡だったと思いますね。
 本来、日本に対する国民感情は、そう悪くなかったのにもかかわらず、少し冷淡すぎたと思います。それは、やはり、外交戦略的に見て、「ロシア通の人が少なかった」というのもあろうかとは思うし、長らく仮想敵国だったからね。しかし、もう一度、戦略を立て直す必要はあると思いますね。
 今、社会主義政府の再結集などされたら、たまったものではありません。せっかく、今、ロシアで宗教の復活が起きているぐらいですので、何とか、それは食い止めなければいけない。(中略)
 ロシアは、「中国との関係はメリットがある」と見ているのだろうけれども、共通するところがあるとしたら、おそらく、「近隣諸国をそうとう取っている」という点ですね。
 ロシアも、いろいろな共和国を併合しています。そこで、みな、独立運動を起こされたら、内戦状態になるため、「現状を固定したい」という気持ちがとても強いのだろうと思うんですね。それは、中国も一緒ですから、そこがいちばん「痛い」ところでしょう。(中略)
 北方領土を返還したりすると、「うちも還せ」と言ってくるところが出てくるわけだ。それに対して、国内では、しっかり軍事介入しています。
 だから、その点では、中国と似ているところがあるんです。外国によって、そういう内戦状態を起こされないように気をつけていると思いますね。(中略)
 ただ、優先順位は付けなければいけないと思うんです。
 今は、北朝鮮と中国の問題が最優先です。ロシアの問題は、向こうは心配しているだろうけれども、実際、北方領土そのものは大した価値はないのでね。観光資源と漁業資源が一部あるぐらいで、大した価値はないため、私は、戦略的には時期を少しずらしても構わないと思います。
 同時にやるだけの力は、日本にはないと思うのでね。あとは、民間のほうで、シベリア地区との交流を盛んにしていって、もう一段、豊かになるような策を立てていくことです。まずは、それが先かな?
 やはり、「ロシアの再建に関して、日本はあまりにも冷たかった」と思いますね。ここは、アメとムチを使い分けないといけないと思います。
 ロシアは、今、「中国と結びついたほうが経済的にもよい」と考え始めているのではないかと思いますが、本来、中国とロシアは仲が悪いんです。だから、最終的には、朝鮮半島を挟んで、また権益の取り合いが始まりますよ。(中略)
 北方四島に関しては、私は、中国との問題が決着したあとでもよいと思います。
(57~63ページ)

日本は、ロシアに対して冷淡すぎたので、もう一度、戦略を立て直す必要がある。

今は、北朝鮮と中国の問題が最優先である。

北方領土については、戦略的に時期をずらして、中国との問題が決着したあとで対応すればよい──。

明治時代の練達の外交官、陸奥宗光は、北方領土については、今は大きく問題にしないでロシアと仲良くしておき、北朝鮮や中国との問題を決着することを最優先とすべきだ、との意見であるわけです。

なるほどなるほど、です。

たしかに、今の民主党政府には、2つも3つも同時に、困難な外交をする力があるとは、とうてい思えません。とすれば、優先順位をつけざるを得ないというのが、考え方のスジとしては、とてもよく分かる話です。

「今は、北朝鮮と中国の問題が最優先」。

この天上界からの貴重なアドバイス、ぜひ政府に聞き入れてほしいもの、ですよね!



『日本外交の鉄則』

大川隆法著


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