宗教教育っていうけど、要は子供たちに画一的に宗教を教えこんで洗脳するんじゃないの? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『幸福の科学学園の未来型教育―「徳ある英才」の輩出を目指して』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
当会には、いわゆる「自由の哲学」が基本にあるんですよ。宗教というと、全体主義的なイメージを持つ人が多いでしょうし、実際には、そういうものもあるとは思うのですが、当会は「自由の哲学」の系譜を引いているので、全体主義的な考え方や権威主義、あるいは、独裁的なものに対しては、政治的にも徹底的に批判を加えています。
その基礎にあるのは、やはり、「一人ひとりの人間が仏性を持っている」ということです。それは、法律的に言えば、「基本的人権」の部分に当たるわけですが、「一人ひとりが、尊い光を宿した存在なのだ。その、尊い光を宿した存在が、自分の魂の傾向性に合わせた自己実現をしていくところに、ユートピアが生まれてくるのだ」という意味での「自由の哲学」が基本にあるのです。
したがって、必ずしも画一型ではありません。
先般、私はマレーシアへ巡錫し、講演を行いましたが(二〇一一年九月十八日の法話“The Age of Mercy”〔慈悲の時代〕)、(中略)マレーシアでは、「イスラム教徒に伝道してはいけない。イスラム教から他の宗教に改宗したら死刑になる」など、いろいろな“脅し”があるため、現地の支部のほうも中華系ばかりに伝道しているようです。(中略)
それならば私がやるしかないので、巡錫に行ったわけですが、講演で、「今のマレーシアの首相は、以前の『ルック・イースト政策』の次に、新しい政策として、『二○二○年までに先進国入りを目指そう』と考えているようだけれども、文化政策が伴っていなければ、この世的なもの、物質的なものだけを求めても駄目である」と、政府の政策を批判しました。(中略)
彼らも、矛盾しているところは、きちんと分かっているんですよ。しかし、「古い教えを絶対に変えてはいけない」というかたちで、けっこう圧政に使うんです。今、イスラム圏で、いろいろと紛争が起きていますが、あれは、やはり自由を求める動きだと思いますね。
宗教を、そういう政争の具、人々を抑圧する道具として、上手に使う輩がいるわけです。「神以外は、みな平等だ」と言いながら圧政をかけてくると、基本的に共産主義と同じスタイルが出来上がるんですよ。
だから、今、私は、ここを壊しに入っているのです。共産主義圏のほうにも自由化の思想を入れていますが、イスラム圏のほうにも、この思想を入れています。彼らも発展・繁栄を求めていますが、その基礎になるのは、やはり「自由」なんですよ。教育の自由がなく、洗脳だけであったら、花は開きません。
ですから、当会は、洗脳とは対極にあって、信者たちが新聞やテレビを見ても別に構わない宗教です。それを見たところで、十分に耐えられる内容を持っているからです。むしろ、逆に、マスコミのほうが当会から査定される立場になっています。
(155~163ページ)
幸福の科学は、一人ひとりの人間が「仏性」を持っていることを基礎にした「自由の哲学」をもっている。
イスラム圏には、宗教を「神以外はみな平等」という形で人々を抑圧する道具として使う輩がいるから、共産主義圏だけでなくイスラム圏にも、この自由化の思想を入れることで、これを壊しに入っている。
幸福の科学は、信者が新聞やテレビを見ても別に構わない。それは、それでも十分に耐えられる内容を持っているからであって、洗脳とはまさに対極にある宗教である──。
宗教というと“画一的”という思い込んでる人がいたりするけれども、それは、真の宗教がじつはとても自由なものであることを知らないから、なのでありましょう。
人間は、仏の分けみたまとして、一人一人がみな「仏性(ぶっしょう)」を持っていることを知ったとき、仏に向かっていく「自由」こそが尊重されるべきは当然であることがわかります。
「カルト」と言われる宗教の“洗脳”とは対極にあるのが、幸福の科学という宗教の特徴であり本質である。
それは、幸福の科学の教えをきちんと学んでさえいれば、誰もが知っている事実だと思います。
この大切な事実を、一人でも多くの方に知ってほしいものだと心の底から私は願っているのです。
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『幸福の科学学園の未来型教育』
大川隆法著
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