ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



どうして、うちの会社の製品は、うちのお店の商品は、売れないんだろう。どうして自分の仕事は受け入れられないんだろう。客の方が悪いんじゃないのかなあ。・・・なーんて悩み持ってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『常勝の法』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。

 四番目に、「顧客マインドを忘れるな」ということを述べておきます。これはよく言われることであり、ありふれたことではありますが、つい忘れてしまうのです。
 特に日本では、生産者中心の考え方が強く、つくる側が非常に有利です。「つくる側のほうが偉い。つくる側を保護しなければいけない」という思想が強いのです。
 「物づくりは偉い。物づくりは大変だ」という考え方はありますし、実際、そういう面はあるかもしれません。しかし、そのため、「つくる人は、つくることに専念していればよいのだ」というように思いがちなのです。
 そして、売れなければ、「買わないほうが悪い」「もっと政府が補助すべきだ」「他の会社が悪い」「外国が悪い」「円高が悪い」「円安が悪い」など、いろいろなことを言います。このように、つくる側というのは、自己中心的な考え方をする傾向があるのです。
 しかし、「自分の会社の製品、商品は日本一だ」と言っても、それがほんとうに日本一かどうかは、市場に出してみて初めて分かることなのです。そこに答えがあります。〝通信簿″はすべて市場にあるのです。
 政党や内閣などには支持率というものがあり、全国どこで調べても、だいたい似たような数字が出てきます。商品なども同じで、一定の実力があると、どこででも、ある程度は売れますし、売れないものは売れません。
 つくる側は、自分のところを中心に考え、うぬぼれて天狗になり、買う側を顧みようとしない傾向がよく出るのですが、やはり、「最後は市場に訊け」ということです。
 市場には、一人ひとりのお客様の集合体、顧客全体の考え方があります。
 自分のところのものが売れずに、ほかのところのものが売れているのであれば、お客様はほかのものを選択しているわけですから、「どうしてそれが売れて、自分のところのものが売れないのか」ということを、つくる側の立場ではなく、買う側の立場に立って考えなければいけません。「お客様はどうして、あちらを選んで、こちらを選ばないのか」ということを考えるのです。
 それを考えるところに、次のイノベーションの芽があります。「何をすればよいか。どういう手を打つべきか」ということが分かってくるのです。
(194~196ページ)

今日、ご紹介したのは、「経営マインドの磨き方」というお教えの中の一部です。

でも、これって考えてみると、「与える愛」の教えが「経営」という場面に適用されると、こうなるという典型例なんじゃないのかなあ。

製品を作る側、商品を売る側の目線で考えてるってのは、お客様との関係では、「奪う愛」なのであって、そこで「与える愛」が出来てないから、お客様には受け入れられない。

この関係は、どんな場面にも応用できる、ものすごく普遍的で大事なお教えなんじゃないでしょうか。

たとえば、このブログを読んでくれる人がどれだけ増えるのかは、私がどれだけ読んで下さるみなさんの側の目線で、このブログを書けてるかによるんだってことでもあって。

うーん、反省、反省・・・。 

『常勝の法』

大川隆法著

 

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