テレビドラマで、「ガリレオ」ってあってるじゃない。とっても面白いから視聴率も高いでしょ。やっぱし、科学のドラマだからだよね? なーんてこと考えてる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、最新刊『ガリレオの変心』のまえがきで、こう説いておられます。
東野圭吾という作家は多才で異質な眼を持っているので、小説も良く売れているし、色々な映画を観ても東野原作だったりして驚くこともある。
私自身も実写2作、アニメ6作の計8作の映画の製作総指揮をしており、ストーリー原案や主題歌まで作っているので、その気になれば映画評論家になれるかもしれないほどテイストは持っている。
東野作品は「ガリレオ・シリーズ」からブレイクして、あれよあれよという間に有名になってきたが、電気工学やエンジニア的な眼を持っているので、アメリカで流行しているサイエンス・フィクション的な人気テレビドラマ、映画に肉薄できるのだろう。最近の映画では『プラチナデータ』なども、ハリウッド映画に匹敵する出来だった。
私の8作目の映画『神秘の法』も、この四月にアメリカ・ヒューストン国際映画祭で日本の長編アニメ映画としては初の「スペシャル・ジュリー・アワード」を受賞したが、日本の映画や小説が世界性を持つということは大切だ。
「ガリレオ・シリーズ」は物理学的実験で種明かしをするので、二次元的な活字よりも、三次元的テレビドラマや映画は一層印象的で面白い。私もそれは大いに認めている。
ただし、唯物論の片棒をかつぐのには限度がある。私は日本を中国のような宗教弾圧の国にはしたくない。霊魂の存在は百%である。人間は頭脳で考えているのではなく、あくまでも「心」(魂の中心)で考え、脳をコンピュータがわりに使っているだけだ。心霊現象には一部インチキ・詐欺まがいのものもあるが、真実のものもある。「唯物論・無神論」が完全な真理であるなら、世界の歴史上の宗教も、今現在の宗教も詐欺の仲間になるが、世界の常識はそうではない。映画『コンタクト』の中のセリフでも使われていたが、世界の九十五%は神の存在を信じており、神を信じていない人を人類の代表として宇宙に飛行士として出すことさえタブーなのだ。宇宙飛行士の多くが実際に神を体感し、現役引退後、宗教家や神秘家に転向することも多い。「神が存在」するなら、霊界も霊も存在するのだ。私もこの存在証明のため、のべ千冊以上の書物を全世界で発刊し、累計読者数は日本の総人口の何倍かもわからない。「現在の科学の常識」を「疑う」ことも「科学」なのだ。この意味での『ガリレオの変心』を熟読される読者が数多く出ることを願っている。
(1~2ページ)
「ガリレオ・シリーズ」はテレビドラマや映画として面白いが、唯物論の片棒をかつぐのには限度がある。
神が存在するなら、霊界も霊も存在する。霊魂は100%存在しており、心霊現象には一部インチキ・詐欺まがいのものもあっても、真実のものもある。
「現在の科学の常識」を「疑う」ことも「科学」なのだ──。
何年か前に、このドラマシリーズの劇場版で、『容疑者Xの献身』という映画が公開されたことがあったと思います。本書のタイトルは、これと関係があるんでしょうか。
それはそれとして、番組名に用いられている、歴史上もっとも有名な科学者の一人である「ガリレオ・ガリレイ」は、本書でどう「変心」したのか、です。
その謎は、ぜひ本書を手にとって、お確かめください!
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『ガリレオの変心』大川隆法著
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