子供が少なくなってるよね。一人っ子で育った友だちも増えてるし。そろそろ自分も、子供生むこと考えると、何人かなあ、一人がせいいっぱいなんじゃないかな? なーんてこと考えてる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、1992年に刊行された『幸福のつかみ方』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
たしかにご質問のとおり最近出生率が下がってきて、日本でも問題になっています。(中略)
日本でも、高度な生活を楽しみたいという人が増えてきており、自分たちの人生を豊かに暮らしたいという人にとっては、子供が少ないほうが自由も増えるし、一人ぐらいであれば妻も働くことができる。こういうことが大きなメリットと言えるでしょう。
また、住宅事情が悪いために、あまり子だくさんであるとたいへんな目にあうということもあるでしょう。(中略)
ただ私は、やはり大いに憂える者です。今後どんどん若者人口が減っていくと、社会の活力が落ちてきますし、また、就業人口が減ってきます。働き手がどんどん足りなくなってくるわけですから、その結果いったいどういうふうになっていくのか心配です。一方では、医学の発達によって寿命は長くなっています。そういう状況が出てきますと、高齢化社会となり、ほんとうに高齢者ばかりの社会となります。(中略)
これはやはり大きな目で見て、現代の若い女性たちが、自分たちの「聖なる使命」を放棄していると言ってよいのではないでしょうか。
使命感が足りない、つまり、すばらしい社会をつくり、そして連綿と文化を伝えていくことこそ大事な使命であるということを忘れているのではないかと、私は思うのです。(中略)
また、霊的な面、魂の観点から言って、女性が今世において十分にその使命を果たしたと言えるためには、本来、二人の子供を産まなければならないことになっています。二人の子供を産まなければ、女性として十分ではないのです。つまり、その使命を果たしたとは言えないのです。これが真実です。
ですから二人の子供を産んでいない女性の場合は、それに代わることをかならずなにかでしなければならないのです。子供が一人の場合や子供がいない場合は、子供二人を育てたに匹敵するような献身的な愛にあふれた仕事をなにかしませんと、この地上を去ったときに、来世でカルマ(=業)の刈り取りが必要になります。すなわち地上を去った世界、あの世の世界のなかにおいて、いわゆる水子とか、そういう子供の霊としてあの世に還ってきた人たちを育てるという仕事が待っています。
こういうカルマの刈り取りが来世に待っているわけです。今世で子育てをするか、来世でするか、どちらかでかならずやらなければならないわけです。同じ仕事をするならば、今世で自分が産んだ子供を育てるほうが楽しいに決まっていますし、幸福に決まっています。
ですから、今世結婚して二人以上の子供を産んで育てる楽しみを持ったほうがよいのではないでしょうか。
(177~182ページ)
出生率の低下で、社会の活力が落ち、高齢化社会となっていくのは、大きな目で見ると、若い女性たちが、すばらしい社会をつくり連綿と文化を伝えていくことこそ大事な使命であることを、忘れているということ。
また、霊的真実としては、女性が今世において十分にその使命を果たしたと言えるためには、二人の子供を産まなければならないことになっている。
そうでない場合は、子供二人を育てたことに匹敵するような、なにか献身的な愛にあふれた仕事をしないと、あの世に還ったときに子育ての仕事が待っていることになる。
だから、今世、結婚して二人以上の子供を産んで育てる楽しみを持ったほうがよいのではないか──。
ただし、これは1992年の段階の教えです。最近は、大川隆法先生も新しいお考えを模索しておられると思えることは、別の機会にご紹介しました。
ただいずれにしても、ここで説かれている霊的真実そのものに変更があったわけではないように思います。
なんとなく子供をつくりたくないとか思ってる方は、今日のお教えを参考にして、何がほんとうに自分の幸福なのかを考えてみられることをお勧めしたいと私は思っているのです。
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『幸福のつかみ方』
大川隆法著 |
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