たとえば、第二次大戦で戦死した、山本五十六って、どうなったのかな。軍神として、神さまになったのかなあ? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、最新刊の『マッカーサー戦後65年目の証言』(幸福の科学出版)で、このような霊言を紹介しておられます。大川隆法先生による冒頭の解説と、山本五十六を招霊した直後の箇所です。
大川隆法 ところで、山本五十六は、どこに行っているだろう。(中略)
死後の行き先は、ほとんど死生観、すなわち、「人間の生死、魂などを理解しているかどうか」ということと関係があるようだね。
軍人でも、はっきりとした死生観を持っている人は、現代のこともきちんと知っていて、一方、そのへんが分からない人は、死んだままの状態でいるということですね。
山本五十六が、生死や魂などのことを、まったく分かっていなければ、まだ、「撃墜されたところだ」などと言うかもしれません。どうかな? マッカーサーを呼んだので、山本五十六にも、少し訊いてみましょうか。(中略)
先の太平洋戦争で、日本の連合艦隊総司令官であった山本五十六海軍大将、山本五十六海軍大将、願わくは、ご降臨賜り、われらに言葉をおかけください。山本五十六大将……(突然、咳き込む)。
山本五十六 ああ、撃ち抜かれたかあ! ああ、弾が、弾が、弾が当たったかあ(舌打ち)。うーむ。待ち伏せをされるとは思わんかったあ(舌打ち)。待ち伏せされたかあ。
A―― 山本五十六海軍大将でしょうか。
山本五十六 うーん。君?(中略)わしはまだ生きてるのか。
A―― いえ。もうお亡くなりになっています。
山本五十六 亡くなった? やっぱりな。いやあ、待ち伏せされて、あれだけ銃弾を撃ち込まれたら、助かっているはずはない。撃墜されたとは思う。うん。確かに……。
A―― 今、どのような世界にいると、認識しておられますか。
山本五十六 撃墜されたのは知っている。けれども、話をするのは、君が初めてだ。
A―― そうですか。お亡くなりになってから、六十七年がたっております。
山本五十六 六十七年!(中略)それは、ちょっと……。六十七年か。(中略)で、君は、わしが死んだと言っているんだな。
A―― 飛行機は撃墜されていますので……。
山本五十六 撃墜されたのは分かるよ。かなり撃ち込まれたからな。飛行機が墜ちていくところまでは覚えているよ。うん。(中略)最後まで、軍刀の柄を握っていたのは覚えている。(中略)うーん。撃墜されたということは分かる。そうだろうと思う。(中略)
いや、視察に行ったんだ。南方戦線の激励に行ったんだが、待ち伏せを受けて、撃墜されたのは覚えている。
まあ、暗号が解読されておったのであろう。ま、そうだろうとは思っておったが、やっぱり、前線を応援せずにおれなくてね。どうしても南方の諸君を応援しに行きたかったんだよ。
A―― 山本大将は、「死後の世界」というのをご存じですか。
山本五十六 それは、知っているよ。わしは軍人として死ぬつもりで戦っていたので、あるのは知っているが、これが、死後の世界かい?(中略)しかし、わしは、君と話すのが初めてなんだ。
A―― 今は、どのような世界におられるのですか。今までは、意識がなかったのでしょうか。
山本五十六 いや、だから、飛行機のなかにずっといるんだよ。
A―― 分かりました。では、お亡くなりになったというご認識をお持ちいただければと思います。
山本五十六 そうらしいということを、今、確認できたよ、君から聞いて。じゃ、わしは死んだんだな?
(124~129ページ)
冒頭の解説で、大川隆法先生がまさに教えておられるとおり、山本五十六氏は、戦前の日本最高レベルの一人であったはずであるのに、はっきりとした死生観を持っていなかったためでしょうか、死んだときのまま67年も墜落した飛行機の残骸の中にいて、霊界に還ることができないままでいた、ということのようです。
願わくば、山本五十六氏が、この霊言収録を機縁として、少しでも早くもとの天上界に還られますように。
そして、一人でも多くの人が、これら奇跡の霊言集に導かれて、あの世の世界の実在を知ることで、山本氏のように、死後、迷う道に入ることがありませんように!
|
『マッカーサー戦後65年目の証言』
大川隆法著
|
(↓ 更新の励みに、ブログランキングに参加しています。このアイコンを毎日1クリックすることで、応援していただけたらうれしいです!)