国王の友人『貧乏父さん』のブログを読んでいると彼が仕事に喘いでいる様子が良く解ります。結婚した時期が彼より少々早く、末っ子で長男の『ポン太郎君』への仕送りも、順調ならばあと2年で終わるであろう我が家と違って、父さんの奮戦はまだまだ続くのであります。いや、彼のお姉ちゃん(長女)が進学する今年から、彼の奮戦は激烈を極めることに成るでありましょう。
ダルビッシュのように速球を持ち合わせている訳でもなく、アインシュタインのように解明不可能な頭脳を持っていない普通の「オジサンズ」が貧乏から脱出するにはどうすれば良いものか…才能の無いパンピィが行き着く先は、ロト6であり年末ジャンボと相成る訳でありますが「お金はお金持ちの所が好き」という法則の通り、確率的にも、資本的にもパンピィにお金が集まることはまず無いのであります。
さて、貧乏人は一生貧乏人で在り続けなければいけないのか…何か方法は無いものかなどと考えるものの妙手が浮かぶはずもなく、『貧乏父さん』は宝くじを買い続け、『夢屋国王』は冴えない生産実験を繰り返すのであります。ただ、アイディアというものは誰にも邪魔されるものでは無く、例えば「犬用のゴーグル」であったり、「オムツ入れバッグ」はたまた「プリンターのインク詰め替え業務」など、世の中(消費経済)にポッカリと空いた穴を見つけることで、大金を手にしている人も大勢いるのであります。
このところ、データ重視型の『夢屋国王』は、新聞紙上の市場価格とスーパー販売価格を地道に追っかけているのであります。一月早々、山形県天童市内のさくらんぼ農家は、恒例の「さくらんぼ早出し」に成功し、500g当たり15万円のご祝儀相場が付いたとか…しかし、(所得)=(売上価格)-(生産費)でありますから、例え15万円の高値が付いたとしても16万円の生産費をかけていたのでは大赤字なのであります。したがって、そうした華々しい報道とは無縁のところで、地道に市場価格の調査を行う。この2週間で見えて来たことは、冬場のイチゴやキュウリは今のところ高値安定しており、ハクサイは市場価格に対して販売価格が、やや高く設定されているのではないか…などというところ。今年は冬野菜が高騰しているなどと言われておりますが、需要と供給のバランスを考えるとハクサイは高値に設定しても鍋物として売れ(利幅が上がる)、イチゴに同じ利益を持たせようとすると買い手が居なくなる(販売上は薄利)という販売戦略的なものが少々見えて来ました。
『貧乏父さん』…ロト6の当選確率は天文学的数字でありますが、決して確率的にはゼロではない。当選した暁には、『夢屋研究所』の研究費に少々投資してくれればそれでいい。それまで、夢屋研究員は『第2サティアン』でデータ収集と「タラの芽」の早出し研究を地道に続けることにするよ^^;
「貧乏脱出」の決め手は、経済社会の穴をいち早く見つけ出すことに有りと信じる『夢屋国王』であります。
ロト6は天文学数字だが、何十年に一度は彗星群のように近づいてくる。その順番が自分かどうかの問題だけです
経済社会の穴を見つけた方が手っ取り早い
夢屋国王の考えに賛成