鬼も綿帽子を被れば…
屋根を打つ雨音が急に静かになると、それは雪へと変わった証…バラック建ての『第1サティアン』は、雨が降り出すと二人の会話さえも遮ってしまうほどの喧騒に包まれてしまうのであります。しかし、津々と雪が降り積もる頃には、先程までの屋根を打つ音はどこかへ押しやられてしまい、ふたりは只黙り込んでしまう…だって、寒いんだからぁ~^^;
文学調の書き出しにしても、やはり最後は笑いに逃げてしまう。『夢屋国王』に純文学は似合わないのであります。外の気温は2℃…さすがに『サティアン・テラス』で薪ストーブを焚くことにも気力を失い、『第2サティアン』内で石油ストーブを焚いてます。
畑のニンニクも雪を被りました。
久し振りに雪が少ない12月。その分だけ気温は平年より低いような気になります。(きっと、気のせいです。)普段はトゲトゲしい「オニノゲシ」だって、雪を被ってしまえば、少しばかり大人しくも見える。Oh~!そう言えば30年ほど前、トゲトゲしい性格にも関わらず「綿帽子」を被っていたひとりの女性がいたような幻想が、雪のように薄らと国王の記憶にありますが…「角隠し」とは妙に的を得た表現であります^^;
純白の雪は、汚い世界も一瞬にして清浄な世界へと変容させてくれる。畑のゴミも人の心も真っ白に包み隠してくださいな…さて、今日の『オジSUN』は、腹黒さを洗い落としてくれる山形名物「玉こんにゃく」でも煮ることにしましょう。(これも年末のすす払いの一環です^^;)
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