その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

魔女の一撃…

2024-01-26 10:54:34 | 転職

イヤッ!と一撃を加える^^;

昨日、朝目が覚めて40㎝、除雪作業をしながら夕方まで20㎝、今朝目を覚めせば20㎝…『雪の無い山形』はどこへやら?どこかで帳尻を合わせるように降ってくれるものである^^;
町の委託除雪車以外、雪かきをしてくれる奇特な方はいらっしゃらないから、嫌でも雪かきをしなければならないだけである。昨日、吹雪の中をお手伝いしたお向かいの老夫婦宅だって、今朝は息子が在宅していることが分かっているから、余計なお節介は焼かないのでありますよ。いつものように、独り暮らしの老人宅前の除雪をして、もう30年以上働き続けている「除雪機械」を小屋に格納しようとバックで体重を懸けた途端に「ギクッ!」…あ"あ"あ"~やっちまったようである。どうやら、ドイツ語で「ヘクセンシュス」…『魔女の一撃』と名付けられた「ぎっくり腰」のようである。重い物を持ったのならまだしも、伸びた状態で起こるなんてねぇ。軽い腰痛は抱えておりますが、ちょっとした所作で起こるなんて、やっぱりそういうお年頃なのかも知れませんなぁ…。
こうして我が衰えを感じながら、一方では中年以上の一般女性には『まるで魔法をかけたように美しい』と称される『美魔女』なる方が存在するらしい。そうそう、我が家にもひとり居ますよ…何かにつけて、ひと言ひと言が「腰」ではなくて、弱り切った心に突き刺さる言葉を吐く『魔 女王』が…命永らえるためには、これ以上コメントするのは止めにしておこう(笑)


久し振りの「牡蠣酢」ですが…

さて、大規模な災害が起こると「自助」「共助」「公助」といったことが話題となりますが、雪国においては、「自助」…自宅の雪かき、屋根の雪下ろし。「共助」…独り暮らしの老人宅の除雪。「公助」…公道の除排雪、除雪補助。といったように、毎年繰り返されるのでありまして、そうでもしないと生きていけないような条件下で暮らしていると思う訳でありますよ。だからこそ、何を今さらと思うところではありますが、「能登半島地震」のような場合はどうなのか…。
はてさて、生活の場の再建と言いましても、地方の高齢化は進んでいる。40代、50代ならまだしも、60を過ぎて、住宅を新築するかと問われましても、ハタと二の足を踏んでしまう。(後継者…子どもたちでも同居していれば別ではありますが。)保険金があったとしても、不足分を融資してもらえるとも思えない。返すアテさえ見当たらない。ならば、住み慣れた地を離れて新たな居住の場所を探すのか?地方の土地など条件が良く無ければ売れもしないはずである。「被災者の目線に立って…」思いやりに富んだような答弁も、絵空事にしか思えないんだなぁ…これが。各都道府県も1年程度の期間限定で、公営住宅等の避難先を提供してくれているようではあるけれど、それだけで事態が好転するとも思えない。自らの肉体の衰えを感じながら、再建可能なのかと我に置き換えて考えてしまうのでありますよ。『魔女の一撃』が、軽い腰痛で済めばまだよいのだけれど、地方が足腰立たない『一撃』になってしまわないかと心配する『おやじぃ』でありますけれどね。

コメント
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