除草剤の効果は?
おバカに付ける薬はある!ただし効くかどうかは分からない。遂に50代最後の誕生日を迎えてしまいました。40代、50代とそれぞれの感慨を持って迎えましたが、60歳の壁は、何かとの決別の香りがする。既に宮仕えとは決別し、自由裁量労働制の『お百姓さん見習い』として再スタートを切りましたが、貧乏生活から抜け出せるのか…前途多難であります。
「きゅうりで一山当てたら『サティアン』で肉を食おう!」を合言葉に、長男『ポン太郎君』と日々、悪戦苦闘する『夢屋農場長』でありますが、きゅうりの苗が届き、定植も完了したことから、『お誕生会兼収穫祭?』を急遽開催することにいたしました。お肉は「ラムチョップ」…結構、お高い^^;
何故、今『収穫祭?』か…農場長が圃場を見ていると、これまで3年間の集大成と言いますか、肥料対策、灌水対策、防風対策、雑草対策と既に形だけは『プロ級』の仕上がりであります。後に残る課題は、防除対策と収穫への根気(きゅうりに対する愛情)…防除対策は、新たに動噴を導入することを決めております。その圃場を見れば、耕作者のやる気や技量が推し量られるというもの。これでもまともなきゅうりが獲れないとしたら、愛が足りないだけという確信が出て参りました。したがって、収穫前から『収穫祭?』を前倒しで開催することにしたのですが^^;
(天候の変化…天の恵みも影響しますけれど…天が我々を見放すならば、我々が天を見放してやる位の勢いであります^^;)
さて、それとは別に『夢屋本田』は、昨年の粗放農業が災いし、ヒエを叩き切れておりません。一発除草剤だけでなく、中期除草剤を重点的に散布して、もう一度叩く必要があるようです。オモダカは、最終的にはイネより低い位置で繁茂するので、影響は少ないと思いますが、深い根と塊茎で叩き切れない手強い雑草であります。
世では、『草魂』とか『雑草魂』などと、やたらと格好をつけたがる輩がおりますが、最後は手で掻いてやる…踏まれても踏まれても…最後は掻いた草を水田の土中に深く埋めて、息の根を絶ってさしあげるのであります。草との戦いは、病害虫対策と並ぶ重労働…こちらが『雑草魂』を上回らなければ、生活できないもんねぇ^^;