その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

ほたるの火

2018-05-16 06:21:53 | 新規就農

「マルハナバチ」のお尻にも火が…

ホタルが光るのは、「ルシフェリン」という発光物質の化学反応であって、お尻に火がついている訳ではありません。(皆んな知ってるよ^^;)決してサボっていた訳ではないのですが、お尻に火が付いているのは私であって、お尻の黄色い「マルハナバチ」でもないのです。
農作業の遅れを取り戻すために、午後から「代掻き作業」…周辺の田んぼは、田植えがすっかり済んでおりますよ。これもまた毎年のことではありますが…むしろ、昨年よりは、2、3日早いんじゃないの?(また、先送りの悪い癖が出ております^^;)焦ってみても仕方がない。低速走行の代掻きトラクターに乗ってしまえば、鼻歌も自然と出て来ますよ。
さて、花曇り暑い午後、作業も順調と慢心して忘れてしまうのが水分補給…一服を兼ねて水でも飲もうかと自宅へ向かっていると、『妙齢の御婦人たち(隣組)』に呼び止められまして、「無理すんなよ。」なんて声を掛けてくださいます。(声は掛けてくれても、手は貸してくれませんけれどね^^;)「〇×さん、なんぼ(何歳)になったはぁ?」(女性に年齢を聞くのは失礼ですか?)「75になったはぁ~。」お袋と会社の同僚だった彼女とは17歳しか違わなかったのかぁ。自分自身も歳を重ね、17歳の年齢差もさほど感じなくなってしまっていることが不思議であります。彼女たちが嫁いで来た日の「花嫁姿」が、遠い記憶の中に残っておりますよ。あ~あれから50年。御祝儀(自宅での披露宴)に振舞われた赤飯を食べていた少年は、『トラクターオヤジ』になっている。「蛍火」には、炭のわずかな残り火という意味もあるとか…。

コメント
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