話を覚えていない人

周囲に人の話を覚えていない。
そんな人物は居ないだろうか？

つい最近も話したのに、それを
覚えていない。単に聞き流して
いるだけだから、頭の中は別の事を
考えながら聞いているという場合も
あるかもしれないが、それは失礼だ。

そうではなく、キチンと聞いている
にも拘らず、何度も同じような事を
言い出す相手は単に認知症という
だけではなく、歩留まりの悪い頭
という風に解釈をすべきだろう。

複数の人を対象に話をする時も
聞き手の感じ方や吸収できる
度合いは驚くほど差が出て来る。

話を聞いて実行しようと思っても、
それが出来る人と出来ない人に分かれる。
人は意志が弱ければ、頭で思った
としても実行に至らない事が多い。
だから、有言実行の人は素晴らしい。
そんな風に思えてしまうのだ。

簡単な事から頭で色々練る内容まで、
毎日の生活で多岐に渡り選択している。
どうするか？　誰に頼むか？　これを
聞いて貰う適切な人は誰なのか？

そして、キチンと聞いてくれる人。
アドバイスが出来る人。単なる
愚痴を永遠に、ひたすら聞ける人。
色々な用途に合わせて取捨選択する。
１人の人に多くを求めても、不満が
増えて行くだけだから。臨機応変に。

自分が適切だと思う人を選んで
望む事を効率よく行えれば最高だ。
話をしても覚えていない人は
相手に対して少なからず失望する。
この程度の人に自分は一生懸命に
時間を費やして話をしていたのか？

酷い時は自己嫌悪に襲われる。
しかし、ストレスが溜まれば
誰でもいいから聞いて欲しい。
吐き出したいと思うタイプであれば、
何でも聞いてくれる人物が居れば
結構、重宝するかも・・・