穏やか or 過酷

穏やかな人生を送って
居る人と過酷な境遇の
人とでは、どうしても
話が、噛み合わない。

人は育った環境で
物事を考える習慣がある。
大して自分が何もせずに
恵まれた状態が、
続いていれば、それが
ごく普通の事だと思う。

苦労しているからいい。
楽をしている人は
ダメだと決めつける事も
おかしいけれど・・・

誰も苦労を望まない。
しかし、そういう人生を
結果的に歩むように
なってしまうのだ。

穏やかな人は雰囲気や
表情も柔らかい印象を
身に纏っているもの。

過酷な人は、どうしても
厳しい顔つきをしている。
必死に人生を生きて来た
証を表しているから。

満足していなければ
いつしか、そこから
脱出したいと願っている。

しかし、理想や希望が
叶えられる可能性は
極めて低いか、本人の
並大抵ならぬ努力が必要だ。

過酷であっても、それを
肯定して受け入れられれば
さほど、卑下した人生を
送っているとは思わない。

人間は弱い生き物だ。
他人を羨ましく感じたり
自分の境遇を疎ましく
思ってしまえば、それが
顔に現れてくるのだ。

人生や日々の生活は
自分が主導権を取って　
担っているのである。
誰かのセイにする前に
自分の考え方、生き方を
見つめ直してみては・・・