元には戻らない

壊れてしまったら
元には戻らない。
それが物であったり
人間関係であっても
以前と同じ状態に
修復するのは無理だ。

巧みに再現されて
全く同じ状態に
外見では思えても
実際に修繕されれば
価値は下がってしまう。

人間関係も壊れれば
その問題をサラッと
水に流して全く以前と
変わらぬ感情で
付き合うのは困難だ。

一度目にしたもの
体験した事柄は
感情として自分の中で
絶対に残っている。

何かが起これば、
その出来事を何度でも
掘り起こして必用に
言い募る場面も
よくある事だ。

悪夢だと思っている。
それを蒸し返されて
いい気持ちがする
人間は居ないはずだ。

元に戻らないものに
いつまでも執着する。
それ自体が、もったいない。
早く気持ちと心を
切り替えて次に進める。

壊れた事実を悔いても
何も変わりはしない。
それなら、別の方法で
と考えるのは絶対に
未練があるから。

重要な物、大事な人なら
同じ間違いを起こさない
ように慎重に事を運ぶ。
それを学んだ、良い機会
だと思えばいい。