一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

欅(ケヤキ)が揺れる、心も揺れる。 わずか五席の空間喫茶 『GOSEKI』 【福岡・別府】8/9

2014年08月21日 01時00分15秒 | 「喫茶」大好きっさ!

( アイスコーヒー  喫茶GOSEKI 「福岡市別府」)

 

■2014/8/9(土)

軍師官兵衛(黒田如水)の墓に手を合わせた崇福寺墓地を後に、歩くこと5分。

千代県庁口駅から地下鉄で天神に向かった。南天神駅への乗り換えは、

東京で言えば有楽町で降り日比谷迄歩く以上の距離

6~7分はユウにかかる距離なのだ。

ただ、乗り換えの道のりがシックでオシャレな

「天神地下街」というのが、東京や大阪とは違っていいところ。

 

それにしても国内外の観光客が買い物と見物で、※「天ぶら」している数の多いこと。

※天神ぶらぶらを銀座ぶらぶら「銀ぶら」になぞらえ「天ぶら」と言い九州で使われている。

 

天神南駅発の七隈線は、フォレストグリーンのおしゃれな地下鉄

10分ほど乗れば城南区別府。向かった先は、喫茶「GOSEKI」

福岡市の東から中心地天神で乗り換え福岡市の城南へやって来た。

時刻は、既に17時30分になっていた。

 

お店の扉を開けば先客は、若い女性が一名

私は、マスターに会釈し一番奥のカウンター席に腰かけた。

「アイスコーヒー」を注文し、そこからしばしマスターとお話をした。

 

本棚には、ずらり村上春樹の本 大きなガラスを通し

ユラユラ揺れる欅(ケヤキ)の枝が台風余波を伝えていた。

「通りを眺めているだけで、飽きないんですよ」とマスター

ガラスから飛び込んでくる外の景色が、この店のコンテンツでもある。

 

当初は、ガラス側を背に調理カウンターにする予定だったそうだが、

設計にあたった人から 道行く人に洗い物や自分の後ろ姿を

見せるのはみっともないと反対され、今の形態に。

「結果 言うこと聞いて本当正解だった」

裏話しをしてくれた。

狭いながらもレイアウトの勝利といったところだろう。

 

箱崎の印鑑屋さんが使ってない店舗二階を改築し、箱崎宮の景色を取り込むようになって

今では、地域を代表するコミュニティスペースとして予約が殺到、

充分に活用されているといった話もしてくれた。

 

福岡市城南区別府 小バコを地で行く、わずか五席の喫茶店 GOSEKI

 

わずか五席のカウンターだけの喫茶店だけど

けやき並木の景色をとりこんで全く狭さを感じさせない。

紅葉の季節に訪れて、音楽を聴きながらお気に入りの本を手に

ページをめくり、美味しい珈琲を味わってみたくなる喫茶店なのだ。

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(寅)

 



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