令和2年9月26日(曇り)
今日は朝から東風が強くて、寒い。そしてお天気は一日中、曇り空で、昨日の夜半まで雨がたっぷり降っていたので稲刈りはしません。ただ、地域では1農家さんが稲刈りしていましたけど、兼業農家さんでしたね。
自分は今日は朝飯前に直売所用のねぎを掘り起こしてきて根切り葉切りと皮むきして出荷しました。ねぎは売れ筋で毎日7束ほど出荷していますが完売ですね。近所の婆さん達からキャベツは無いか、白菜は無いのかとオーダーが出るけど秋キャベツは100株程しか栽培していなかったしほぼ完売状況、白菜に至っては栽培すらしていない。あんた達、何十年も立派な畑で植えているでしょう!と言いたい。ただ、自分の野菜の出来具合が婆さん達より綺麗で立派なのは何故なんだろう?婆さん達、虫対策で訳の分からない粉薬を掛けているけど、キャベツなんか虫に食われてボロボロだし、自分だったら薬害が怖くて食べられない。
今年は直売所、初年なんで売れ筋が判ったんで来年はこの実績を踏まえて野菜の品種と規模を考えて栽培したいと思います。ちなみに、直売所のテントやテーブルなどの設備投資分は既に回収していますよ。後は利益分になります。
今日、曇り空だし、昨日までの豪雨により田んぼが緩くなっていると思うので、先に刈り取った稲の籾摺り作業を開始したんですが、籾摺り機が真面に動かない。玄米ともみ殻の分離が悪くて上手く排出できていなくてもみ殻が籾摺りのゴムロールに戻ってきてしまって詰まり籾摺り機が停止してしまう。昨年もこの傾向があったのでダマシダマシ運用していたんですが、今年はこれが効かない。サッパリ籾摺り作業が出来なくて頭に来て農機屋に行って新しい籾摺り機を買いたいと言ったのですが、農機屋のエンジニアがサッパリ乗り気じゃない。この時期、忙しすぎて販売よりもお客様対応が優先みたいです。籾室からのパイプも交換しなければならないし、もみ殻排出パイプも交換しなければならないしとネガテブ発言ばかり、これはやる気に無しと判断し、今の籾摺り機はマイコンも入っていないし、ハード的な代物なので何とか修理できるかもしれないと思い、Vベルトと6角ベルトを注文して帰ってきました。
午後に現存の籾摺り機が何とかならないかとベルトの張りを調整したりして、回復を試みていたんですが、サッパリ正常に動かない。50年以上使用しているんでとうとう駄目かもと思って、新しい籾摺り機を購入したいと再度、農機屋に電話連絡したんですが、電話に出てくれない。仕方なく、壊れて元々と思い、色んな箇所を弄ってテストを繰り返したら、突然、正常に動き出しました。モーター音も綺麗だし、もみ殻が戻って来ることは無くなりました。籾の分離も綺麗になりましたし、見た目はあちこちガムテープで補修したり、穴をふさいだりしてボロボロなんですが、機能は新品のようになりました。農機具の修理のスキルは無いけど、諦めない心がこの状況を生んだと思います。goodjob!
一応、農機屋に行ったときに次に購入する籾摺り機を決めてきましたが、今の段階で購入する必要があるかどうか?ゴムロールも新品に変えたし、ベルト関係もこれから全交換するんで当面、籾摺り機を交換する必要が無いかもね。夕方、農機屋が何の電話?と言ってきたけど、点検してもどうにもならなくて頭に来て籾摺り機を購入したいとの連絡だったんだけど、応答が無かったので仕方なく、いろんな箇所を調整してテストを繰り返したら正常になったので購入はしないことにしたと言ったら、「何と言ったらよいか?そっちにしては良かったね。自分としては一台、売れなかったので一寸残念。」と言ってました。最初に相談に行ったときに受けてくれたら1台売れたんだけどね。
本来であれば実機を見て決めたいけど、コロナの関係で展示会は開かれないという事と、当県の種苗交換会では今年は機械化ショーは開かれないという事なので現物を見ないで決めなければならない。農機屋にプロの目で機種を選んでほしいとお願いしたけど、お客様の好みで選んでと言われてしまいました。昔のエンジニアは農家の規模や特性に合わせて農機を提案してきましたけど、今は無いのですね?
少なくても来年は機変するつもりだったけど、機変しなくても良いかもね。
明日も曇りの予報なので残りの籾摺り作業ですね。
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