岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

当選証書の付与

2020年09月09日 | 百姓

令和2年9月9日(晴れ)

昨日は猛暑日で頭クラクラで作業していましたが、今日は夏日で気温が32度でハウス内は45度でしたが、若干、風があって昨日に比べたら凌ぎやすかったですね。こんな危険な状況で農作業をして良いものだろうか?

掲題については、昨日、呼び出しがあって土地改良区の補欠選挙の結果(無投票当選)、当選という事で当選証書の授与式に行ってきました。画僧はありません。

何故かメチャクチャ正式で市の選挙管理委員会の委員長から授与されて、その後、委員長と土地改良区の理事長の挨拶があって緊張してしまいました。補欠選挙なのに委員長、委員長代行、監査委員が来て、土地改良区からは理事長と職員3名が参加されて、委員長と理事長が挨拶に立ちました。こっちは補欠選挙だし、証書を頂いたら直ぐ帰れると思っていたけど凄く緊張しましたね。此れって安易に立候補したけど市会議員並みの選挙だったんですね。という事でねぎの出荷作業を中断してシャワーを浴びて行ってきましたけど、自分的にはそんなに人手を煩わせなくても郵送でも良かったんじゃないかと思ったところです。職員からはまたお願いしますと言われたんで、また、会議の議長をやらさせるんじゃないかと心配です。組織が大きくなったので緊張するかもね?

先日、地域の寄合で担い手の話になって、当集落では農業の担い手は今のところ居ません。隣村では担い手は若干いますが、別の隣村では担い手は居なくて、地域の環境を維持していく活動が単独では出来なくて更に隣村と統合して漸く、活動が出来ているという事でした。

当集落の奥地圃場では田んぼが20haほどあるんですが実際耕作しているのは2haほどです。それ以外は不耕作になっています。やる気があればこれらの不耕作地で麦などをやれれば、水稲の裏作で農機具は水稲のコンバインや乾燥機、籾摺り機など有効活用できるんだけど、自分より若い連中だったけど誰も話には乗ってきませんし、田んぼなので排水の問題もあるし上手くいかないとネガティブな発言ばっかりでガッカリしてしまいましたね。別に麦出なくても良いし、キャベツでも良いので野菜を栽培するという事は不耕作地の草ぼうぼうの状況を改善できるし、いくばくかの収入も得られれば地域の環境は改善すると思うけど、田舎の人は変化は望まないし、現状を改善する気はないようですね。このままでは地域は廃れるばかりですね。

此れはJR君の田んぼですが、本人は来ることも無く不耕作1年でこの有様です。

夏場前に一回、トラクターで耕起すれば大分違いますけど、自分はサラリーマン時代は通い百姓だったのでこの地域迄は耕作できなかったので1年に1~2回はトラクターで耕起していたんで草はありましたけど、畑草だったんで、定年で退職して農業を始めて水稲の栽培した時は水を入れたんで畑草は死にましたし、直ぐ、水稲栽培は可能でした。なので手を掛けないとどんどん復田が出来なくなっていき地域はこういう状態で廃れていくんですね。

寄合で自分は色々と自分の知識と経験と調査した情報を提供して一寸づつでも不耕作地域の草ボウボウの環境を改善していきたいと提案するけど、自分より若い人たちが乗ってこないのはガッカリです。前向きな発言が出てこないので話をしていてもワクワク感も無いし、10年後は皆、農業を辞めるというし、この村はいずれは廃村ですね。

ということで締めくくりますが、自分も10年後は農業をやっているのかどうかわからないし、どうにもならないね。

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コメント
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