改めまして映画「ディオールと私」でございます。Youtubeの予告編を見ていただいたら、大体おわかりいただけるかと思うのですが、一応、私の感想文も載せておきます。
映画と言えばシネマ歌舞伎しか見ないワタクシ、いわゆる“洋画”を見るのはおそらく30年ぶりぐらいです。字幕を追うっていうのも何だか新鮮でした。友人のRちゃんが今年のお年賀状に「たまには映画も見ませんか」と書いてきてくれて、彼女の会社オープンセサミが配給元となっていると知り、それであれば万難を排して見に行かねばということで行ってまいりました。映画の本編に入る前に、オープンセサミのロゴが映し出されたときは、思わず「私の友人なんです!」って皆さんにお知らせしたい衝動に駆られましたが、何とか持ちこたえました。
映画の内容紹介です。
ざくっとした印象はちょっと「プロジェクトX」みたいな感じでした。見る前にあらすじを読んで「新任のオートクチュールの世界ではほぼ無名といっていいシモンズvsクリスチャン・ディオールのベテランのお針子」っていう構図を想像して、シモンズがお針子にいじわるされるのかしらと勝手に思っていましたが、全然そんなことはなく(まあ皆さんプロフェッショナルなので当たり前っちゃ当たり前なんですが)、コレクションの成功に向けて全員一丸となって突き進む様子はなかなかの感動巨編でした。発表前日になってやり直しが入り、徹夜でビーズを7~8人かかって付け直す場面なんて、「わー、間に合うのかしら」と見てるこっちまでドキドキしてしまいました。もちろん、間に合って会場に持っていくんですが、ドキュメンタリーで演出は一切ないはずなんですが、エンターテイメントとしては“オイシイ”展開になってるなぁと思いながら見ておりました。
オートクチュールのアトリエ内部にまで入って撮影されたのはこの作品が初めてだそうです。とにかくすごいです。ビーズも刺繍もレースもプリントも全て手作業です。シモンズが「やりたい」と言えば、お針子さんはじめスタッフはそれにすべて応えます。お針子さんたち、こういっちゃナンですが、パッと見はそんなにファッショナブルではありませんでした。皆さん、おそろいの「Dior」のロゴが入った白い上っ張りを着ていらっしゃいます。ただ、足元はハイヒールでした。決してペタンコ靴ではなく、それが彼女たちの気概の表れなんでしょうか。
ラストはコレクション発表当日です。お針子さんたちも皆さんドレスアップして駆けつけます。会場は壁面全てが生花で飾られています。それだけでも圧巻なんですが、ドレスも決して負けていません。最後、シモンズが登場するんですが、出る前からシモンズは感極まっている様子で、それを見てもらい泣きしそうになりました。ショーには有名人も来ていたようですが、外人は全く知らないので、誰が誰だかわからなかったのがチト残念でした。
いろいろな面から楽しめる映画でした。メジャーな映画ではないので、上映館も限られていますが、ぜひ一度ご覧くださいませ。上映館はコチラ。
映画と言えばシネマ歌舞伎しか見ないワタクシ、いわゆる“洋画”を見るのはおそらく30年ぶりぐらいです。字幕を追うっていうのも何だか新鮮でした。友人のRちゃんが今年のお年賀状に「たまには映画も見ませんか」と書いてきてくれて、彼女の会社オープンセサミが配給元となっていると知り、それであれば万難を排して見に行かねばということで行ってまいりました。映画の本編に入る前に、オープンセサミのロゴが映し出されたときは、思わず「私の友人なんです!」って皆さんにお知らせしたい衝動に駆られましたが、何とか持ちこたえました。
映画の内容紹介です。
老舗ブランド「クリスチャン・ディオール」全面協力のもと、オートクチュールの裏側に迫ったドキュメンタリー作品。2012年、空席になっていたディオールのアーティスティックディレクターの座に就任したラフ・シモンズ。自身の男性ブランド「ジル・サンダー」で活躍するシモンズだが、その認知度は低く、オートクチュール界での経験は皆無で、この大抜擢は世界中のファッション関係者を驚かせた。通常のコレクションでは半年近くの準備期間が必要とされている中、ディオールでの最初のコレクションまでに、シモンズに与えられた時間はわずか8週間。限られた時間の中で、世界中が注目するメゾンのコレクションを成功させるため奮闘するデザイナーや職人たちの裏側に密着した。
ざくっとした印象はちょっと「プロジェクトX」みたいな感じでした。見る前にあらすじを読んで「新任のオートクチュールの世界ではほぼ無名といっていいシモンズvsクリスチャン・ディオールのベテランのお針子」っていう構図を想像して、シモンズがお針子にいじわるされるのかしらと勝手に思っていましたが、全然そんなことはなく(まあ皆さんプロフェッショナルなので当たり前っちゃ当たり前なんですが)、コレクションの成功に向けて全員一丸となって突き進む様子はなかなかの感動巨編でした。発表前日になってやり直しが入り、徹夜でビーズを7~8人かかって付け直す場面なんて、「わー、間に合うのかしら」と見てるこっちまでドキドキしてしまいました。もちろん、間に合って会場に持っていくんですが、ドキュメンタリーで演出は一切ないはずなんですが、エンターテイメントとしては“オイシイ”展開になってるなぁと思いながら見ておりました。
オートクチュールのアトリエ内部にまで入って撮影されたのはこの作品が初めてだそうです。とにかくすごいです。ビーズも刺繍もレースもプリントも全て手作業です。シモンズが「やりたい」と言えば、お針子さんはじめスタッフはそれにすべて応えます。お針子さんたち、こういっちゃナンですが、パッと見はそんなにファッショナブルではありませんでした。皆さん、おそろいの「Dior」のロゴが入った白い上っ張りを着ていらっしゃいます。ただ、足元はハイヒールでした。決してペタンコ靴ではなく、それが彼女たちの気概の表れなんでしょうか。
ラストはコレクション発表当日です。お針子さんたちも皆さんドレスアップして駆けつけます。会場は壁面全てが生花で飾られています。それだけでも圧巻なんですが、ドレスも決して負けていません。最後、シモンズが登場するんですが、出る前からシモンズは感極まっている様子で、それを見てもらい泣きしそうになりました。ショーには有名人も来ていたようですが、外人は全く知らないので、誰が誰だかわからなかったのがチト残念でした。
いろいろな面から楽しめる映画でした。メジャーな映画ではないので、上映館も限られていますが、ぜひ一度ご覧くださいませ。上映館はコチラ。