東京から友人が来たので、久しぶりに「レストラン」と呼べる場所へ行ってきました。ハービスプラザの地下にある、ワインショップのエノテカが経営するレストランです。一応「フレンチ」と分類されているようですが、パスタも出てきたので、イタリアンも入っているみたいです。
メニューはコースとアラカルトがありましたが、面倒なのでコースにしました。でも、これもプリフィックスだったので、結局いろいろ選ばないといけなかったんですが。 前菜は友人がノルウェー産厚切りサーモン、私がホワイト・アスパラガスのスープ、パスタは友人が仔羊挽肉としめじのショートパスタ、私があさり風味のトマトソースのリングイネ、メインは二人ともオマール海老のバート・ブリック包み春野菜のリゾット添えでした。オマール海老と聞いて、結婚披露宴に出てくる「伊勢海老テルミドール」のようなお料理を想像していたんですが、全然違っていて、オマール海老の身をライスペーパーに包んでソテーしたものにサフランのソースがかかっていました。総体的に味は若干濃い目のような気がしましたが、どれもこれも美味しかったです。その濃い目のお味のせいか、パンが進みました。ここのパンは、ブーランジェリーを併設しているだけあって、種類も多く美味しくて、おかわりまでしてバクバク食べてしまいました。
これに、デザートとコーヒーがつきます。デザートは友人がガトーショコラ、私はメープルアイスクリームがのったクレームブリュレでした。とても幸せな気分になれました。
飲み物のほうは、食前酒でシャンパン(本当は「とりあえずビール」にしたかったんですが、何となく言えない雰囲気で…)、あとグラスワインをいただきました。ワイン屋さんが経営しているだけあって、グラスワインでも赤白合わせて40種類くらいあって、「こういうのが飲みたい」と言えば選んでくれます。
ネットの口コミを見ていたら予約しないと無理とあったので、予約して行きましたが、週の前半だったせいか、結構ガラガラでした。こちらとしては、隣のテーブルが無人だったので、心置きなく話が出来てよかったですが。
コスパもよかったです。お料理もそれなりにボリュームがあったわりにリーズナブルだし、サービス料やチャージもつかないし、お財布に優しかったです。
ハービスのほうに向いてなんて、久しぶりに行きましたが、いつも思うことですが、景色がガラッと変わりますよね。阪神電車や四つ橋線の西梅田駅の、あの「おっちゃん」出没度が非常に高い地域と、横を滝が流れている石造りのシックな色合いの連絡通路と、あまりの唐突さにちょっと「どうなん?」って思ってしまいます。これも阪神電車の「おおらかさ」なんでしょうか。