「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

超マットな粉引き

2009年07月13日 | 陶芸作品


信楽赤土に白化粧土を掛けたものに2種類の釉薬で粉引きを狙ってみた。

最初はカオリンマット釉。
超マットな焼締め状態。白化粧土とカオリンマット釉の原料成分が天然土灰を除いてほとんどかぶったもの。
相対的に溶かす成分とシリカ成分の不足?





後日、透明釉で焼き直してみました。少しは艶が出て何とか使えそうです。




次は糠白釉を掛けたもの。
マット状態どころか全く釉薬も溶けていません。





これも後日透明釉で焼き直してみました。少し艶が出て、超マットな糠白釉になりました。




なんでもやってみなければわかりませんが、あまりにも地味なテストでした(爆)


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実りの・・収穫の・・カラスが・・

2009年07月12日 | 園芸


今年のミニトマトは例年のものと品種が違うようです。
ひと房の実の数が多いし、ミニトマトにしては大きいのです。
例年はやっと実がついて色づいたかと思うと裂け目の傷が入ったり、落ちたり。
今年は立派な実をたくさんつけたのですが、なかなか色付かないのでやきもきしてました。

そして数日前に少しづつ赤くなってきたので写真を撮りました。
その日の午後の事です。

半分ほど食べかけたミニトマトの実がアチコチに落ちてました。
数日はそのままにしておきましたが、収穫より前に必ず被害にあいます。
2ヶ月近くかかって苦労の末(何にもしてないじゃん・・ほったらかし農法でしょ!)、
やっと自分の口に入るかと思いきや、どうもカラスの口に入ってるようです!

昔、スナックエンドウに使ったネットを覆うように張ったら次の日から
人間の口に入るようになりました(爆)













今では私の身長はもちろん一番長い支柱も越えて、脇目取りにも脚立がいります。
支柱がないのでフラフラしながらどこまで伸びるんだろうと興味津々です(笑)
本当は6段目位で先端を止めるらしいのですが、次から次に花が咲くのでもったいなくて(爆)
どうせこの分はネットを超えているのでカラスの取り分になりそうです。

ということで本日の収穫です!
ピーマンは赤く色づかないので、緑の中に溶け込んでとても地味です。
大きくなってもなかなか気付きません。カラスも気付きません(爆)






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茶香炉試作第1号が焼けました

2009年07月10日 | 陶芸作品


今週はお日様が顔を見せることは一度もなく、
ジメジメとした湿度の高い毎日が続いております。
雨が降っても先日のようなドシャ降りではなく
シトシトと降る陰性の梅雨の日々です。

こんな日は窓を開けることもできず、気分的には大変うっとうしいのですが
こんな日にこそ茶香炉を焚いて香ばしく涼しげなお茶の香りを楽しみます。

自分で作った茶香炉が醸し出す茶葉の香りは一段とさわやかで、
うっとうしい気分を吹き飛ばしてくれます。

ただ、ロウソクの炎が少し暑苦しく感じるのですが(爆)








上皿は4種類ほど作りました。





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掛け分けフリーカップ・・・7品

2009年07月09日 | 陶芸作品


前回と同じく、先日のテストピースの左から3列目の信楽赤土のフリーカップから
少し大きめのカップにカオリンマット釉と混合黒マット釉を掛けたものです。

見込み焼締めの2品はきめ細かな泡を楽しむビアーカップ。
最初と中央の3品はそれこそフリーカップとしていろんな使い方ができます。
下の2品は主に焼酎のお湯割り・水割りやコーヒーカップとしても使ってます。

前回ほどの釉掛けの妙による偶然の面白みはあまり出なかったようです。




















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テストピースはフリーカップ・・・2

2009年07月08日 | 陶芸作品


先日のテストピースの左から3列目の信楽赤土のフリーカップから
少し小さめのカップにカオリンマットを掛けたものです。

冷酒用の少し大きめのぐい呑みとして使ってます。
一番下は小さいながらもビアーマグ。見込み焼締め。
例によって微細な泡を楽しみます。

こうやって見ていくと、釉掛けが均一でない方が土味も見えて表情が面白いようです。
あまりに釉が均一に掛ったものはノペーとして変化が乏しく、マット釉には向いていないようです。













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無意識!

2009年07月07日 | 笑い話


頸椎を痛めて首が回らなくなり、自分で車を運転する機会は少なくなりました。
ほとんど外出しない生活ですが、たまに妻や友人の運転に乗り合わせることはあります。
タクシーに乗ってもできるだけ運転手さんに迷惑をかけないように心がけています。

そして今日、トイレの便座に腰掛けて、思わず左肩付近に右手をやって、
何かを探す自分がいました。        

お食事中にわざわざ私のブログを見てくださる方はいらっしゃらないとは思いますが
ゴメンナサイネ!!


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鬼木棚田紀行・・その2

2009年07月06日 | 紀行


鬼木と書いてオニギと読むらしい。
波佐見町鬼木郷。
棚田の郷 鬼木。

眼前に広がる里山の風景。
里、郷、ふるさと。

たいした都会に住んでいるわけでもないが、
こういう風景に憧れる。
脳みそのどこかが刺激を受ける。

というより、私の細胞の一部に里・郷・ふるさとの風景を探し求める遺伝子が
組み込まれているような気がしてならない。


思えば私が生まれた頃、今住んでいるこの土地や一帯は棚田だったはず。
ものごころついた頃、もう段々畑になってはいたが、
横を流れる小川で遊んだり、
段々畑を走りまわったり・・・・・・
すぐ横の森に入ってはターザンごっこ。







上の写真でもわかるとおり、鬼木の集落がアチコチに点在している。
私の後ろにも数軒の集落がある。

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テストピースはフリーカップ

2009年07月04日 | 陶芸作品


取っ手の付いたカップと湯呑みが少し、ほとんどはフリーカップ。
基礎釉カオリンマット釉といろんな糠白釉、混合釉のテストピース。

先日の赤・黒カオリンマットのアップと順番が逆転しました。
だから頸椎のヘルニアからの痛みが出る前の作品。
他の方はこれ位一日で簡単に作られるようですが、調べてみたら2ヶ月分、39個かな?(爆)
2日でフリーカップ1個という生産効率の低さ。ひょっとして日本一!!
でもこんなに大量の素焼きは初めての事。
だから私にしてはこの数は大変頑張ったほうですよ(笑)

下の作品は左から2列目の黒泥土にこまち糠白釉を掛けたもの。
黒泥土にはこの定番ブルー狙いしかないのがさみしいですが・・・




1個だけビアーマグ用に見込みを焼締めにしてみました。











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雨に打たれても・・・・アジサイ

2009年07月03日 | 園芸


アジサイも集中豪雨にも負けずに、首をしなだれることもなく、
頑張ってまだまだ新しい花が咲いています。
すでに品種によっては花期を終えたものもありますが、こうやって花期を
ずらして咲いてくれると長く楽しめますね!














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久々の晴れ間に・・アガパンサス

2009年07月02日 | 園芸


地震の後、月曜日から3日間続いた集中豪雨のような土砂降りも一休み。
昼間から時折晴れ間がのぞくようになりました。
長い間閉め切っていた窓を開けると、さわやかな新しい風が通り抜けて行きました。

庭の植物も数日ぶりの陽光を浴びて、輝いているように見えました。
今日は白と薄紫のアガパンサス。















私の家は川の横にあります。
ここ数日の大雨で増水した川の水が段差を流れ落ちる音で睡眠不足が続いております(笑)

今も大量に流れる川の水量を見ては、よく渇水に見舞われる地方の
我々にとっては、もったいないな~~と思います。

水資源としては、ダムや家庭用の貯水槽からオーバーフローしない程度に
時々降るか、うっとうしいけどシトシトと降った方がいいんですよ!
そうじゃないと大切な水がみんな激流となって海へ流れていきます。
だから梅雨に限っ言えば、陽性よりも陰性の方がいいんですね。
梅雨に限らず新型インフルエンザもか(爆)


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鬼木棚田紀行・・その1

2009年07月01日 | 紀行





またまた始まりました。
たかだか車で30分走った隣町へ行っても紀行物にしちゃう厚かましさ。
さらにはシリーズ物にしちゃって、同じような風景写真を飽きるほど見せつけられます(爆)

でも引き籠りの私にとっちゃ、隣町でも外国みたいなもの。
例えて言えば、イングランドのコッツウォルズやイタリアのトスカーナ地方へ行ったようなもの??
いつもそうポジティブシンキングで何とか生き延びてきたのです(爆)
そりゃ~~、私だって行けるもんならスコットランドのアイラ島なんぞへ行って
地元の小さなパブでシングル・モルトの飲み比べだってやってみたいですよ~~!!

もともとこのドライブ、奥様がお仲間でお食事に行かれ一人さみしく退屈した友人が
どこかドライブにでも・・・、そして帰りにあの名物チャンポンでも食いに行きましょうか?
ってスタートして、どこに行くかのあてもなくただ走る・走る。
そのうちに市境を越えて隣町、波佐見町に入ってしまいました。
狭い国道を走りぬけるうちに、見覚えのある建物(ギャラリー monne porte )を見かけ、
「よし、あそこに行こう!!」と決めた時にはもう通り過ぎていました。
どこかでUターンしようと、とりあえず右折。
しかしなかなか友人はUターンする気配もなく、その道をまっすぐに。
するとまた別の見覚えのある民家を見かけ、よくよく考えたら先程の見覚えのある建物 monne porteを
探してこの同じ谷あいの山道に入り込み、先ほどの民家にお尋ねして何とか行きついたという
長~い長~い・話せば長~いいわくのある山道へ入り込んでいたのです。

運転する友人に任せていたら、だんだん山深く道は狭くなるばかり。
その時道端に「鬼木棚田」の案内看板を見つけさらに案内板を頼りに
車一台通るのがやっとの狭い道を登りつめこの写真のポイントに到着。

下手の横好きで写真の好きな私にとっては「棚田」は憧れの被写体でもあります。
しかもこの鬼木棚田は秋には作物を守るためのいろんな時代を風刺した案山子のコンテストでも有名な場所。
地元ではちょっと名の知れた名ポイントも、真昼間でピーカン天気。

できれば棚田に映える夕陽を撮りたいところですが、そこまで粘る体力も三脚もなし。

そういう訳で、これから数回にわたって特徴のない昼間の棚田を
モウイヤヨと言うほど見ていただきます。

帰りには先程のギャラリー monne porte を覗いてしばらくゆっくりした時間を過ごし、
もうひとつの目的、名物チャンポン店へ。
入口に白い張紙が・・・いやな予感!!・・・・的中。
しかも普通の休日ではない。
「職員厚生旅行のためお休みします」・・イヤ、参りました!!
チャンポン屋さんに職員厚生旅行があるとは思わなんだな~~~。

我々がこうやって隣町まで30分も走って遠出(笑)するのも年に1回あるかないか、
おそらく職員旅行もよくて年に1回。

365×365=133,225・・・・・133,225分の1。   

宝くじでも、3億円はともかく数千万円は当たるんちゃうか?
と言いたいようなすごい確率!

諦めて隣の全国チェーンの○ン○ーハットでチャンポン食って帰ってきました。

こんなに大騒ぎをした珍道中でしたが、家に帰ってみると出発から4時間も経ってませんでした。

そんなこんなで次回から紀行物・昼間の特徴のない棚田・案山子もいない棚田の写真を見てください!!


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