「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

忘れかけたさや鉢

2007年11月20日 | 焼成


前回のさや鉢はいつだったろうか。
と、さかのぼって調べてみたら今年の3月。
何をどう詰めたのか思い出しながら、半分適当に詰めてみた。
こういう風だから前回の反省・教訓が生かせない。



まず1㎝位の厚さに籾殻を敷き詰めて、入れる作品に合わせてほたて貝を置く。




ほたて貝の周りに適当な大きさの炭や桜の小枝を積み上げ、作品を置く。
周りにシジミ貝などの殻をいれ、さらに小枝、木や竹の皮の削りカス、
果ては松ポックリまでも作品の中に入れてみた。
そして再び籾殻を全体に振り掛ける。
粉引きぐい呑みだけには何も入れなかった。

さや鉢は毎回、独特の表情を見せてくれる。
結構ドキドキ感が味わえる。
窯出しは特に落差が大きい。
悲嘆にくれるか、うぉぉ~~と狂喜乱舞のどちらかが待っている。
知識の無さ故に、予測不可能なのだ!

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10 コメント

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Unknown (維真尽)
2007-11-20 18:53:35
電気窯でも~
窯変が楽しめるわけですね (^^)v
今回は
どんなイメ~ジでしょう~か
イメ~ジを絵になんぞ
してみると面白いかもですね
その差が~どっちであっても(^^♪

ところで
しじみ貝
どんな役目をするんですか?
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サヤ、まだつかってない。 (きょん)
2007-11-20 19:54:10
なるほど、サヤには棚板をかぶせるのね。
やってみます。
今、本の執筆をしてるので、
なかなかブログに手がまわりません。
窯焚きはしてますが、
新しい事は、出来ないでいます。
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がんばってますね! (T山亭M麻呂)
2007-11-20 22:28:14
私がサボってる間にしっかり作ってますね~
帰ってみると「めし碗グランプリ落選」の手紙が
でも名古屋でも展示してもらえたようで嬉しいです
また頑張って作るぞぉ!!
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Unknown (四恵菜)
2007-11-21 18:55:24
僕もサヤ鉢焼成封印を解除して何か焼いて(めし椀しか成型してないけど・・・)みたくなってきたです。(;^_^A
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なつかしい~!(^▽^) (かにちゃん)
2007-11-22 10:25:34
サヤ鉢焼成がansyuさんのブログに出会ったきっかけ

でした。風邪でぼんやりした頭で、その頃の投稿など

ず~と見ていました。ansyuさん手作りのサヤ鉢

見ていたら、また、あの時のドキドキ・わくわくを

味わいたくなってきました。3連休は作陶で明けて

作陶に暮れる毎日にするぞぉお~

ホント・風邪なんかひいていられませんよね
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維真尽さんへ (ansyu)
2007-11-22 11:25:38
電気窯で何とかして七輪陶芸に近いものを、と考えてこれにたどり着きました。もちろんおよびません。
イメージは窯詰めの段階ではそれ以前の結果しか浮かびません。
経験のないものは全くイメージすら出来ません。

貝殻は別にほたて貝やシジミ貝でなくても、アサリでも味噌汁のあとを洗って乾燥させて保存してます。
役目は作品を載せる貝高台として使える事、そして黄金食などの窯変を引き出す素材だそうです。
もちろん炭や生木の小枝、木片、なども還元材料としてだけではなく窯変材料としての効果があるそうです。
七輪の上に穴を開けたさや鉢、このアイデア・・・ダメ??
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きょんさんへ (ansyu)
2007-11-22 11:31:16
私も現在自作のさや鉢使ってるのですが、大物をダブルさや鉢(蓋に使って)で焼こうと大枚はたいて買った市販のさや鉢まだ使ってません。だって大物作れないんですから(笑い)
今は執筆でご多忙そうなので、一段落したら是非試してください。そして見せてください。おもろいよ~~。
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T山亭M麻呂さんへ (ansyu)
2007-11-22 11:41:39
お帰りなさい!
おむすびくれる人いましたか?(笑い)
頑張ってるどころか、最近のペースダウンには困ってます。
M麻呂さんこそ県展や飯腕への挑戦、さらに放浪へとすごい挑戦の連続に「つくづくジットしてられない人だな~~」と感激してます(笑い)
県展の写真、飯腕の飯腕、是非見たいな~~。
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四恵菜さんへ (ansyu)
2007-11-22 11:47:05
そろそろ封印を解いてください。最初は焼締めをお薦めします。
そして今、巷で流行(笑い)の再生釉、これを試してみてください。
炭の量でだいぶ雰囲気変わるみたいですよ。
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かにちゃんさんへ (ansyu)
2007-11-22 11:58:47
かにちゃんはさや鉢の100倍ドキドキ作っちゃたから、
もう物足りないかもですね。
炎に手を出したら焼けどしますよ(笑い)、じゃなくって、もう引き返せません。
私たちの憧れですから、薪窯は!!
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